イーグルスファンコミュの“捕手２人体制”へブルペン練習

則本が久々の投球練習、実戦登板なしも焦りなし

楽天春季２次キャンプ（１９日、金城）開幕投手の最有力候補、則本が久々にブルペン入りした。

体に張りがあったため投球練習を控えていたが、この日は変化球を含めて軽めに６０球投げた。

「試運転。感覚は良かった」と明るい表情だった。

１軍メンバーでただ一人、実戦のマウンドに立っていない。それでも背番号１４は「（シーズン開幕

まで）まだ１カ月ちょっとあるので焦る必要はないし、ある程度は自信もある」と話し、

高村投手コーチも「大丈夫でしょう」と話した



則本、「試運転」も開幕投手に影響なし　初ブルペンで６０球



　則本は１９日、チームが１３日に沖縄・金武に拠点を移して以降、初のブルペン入り。

捕手を立たせて３８球、座らせて２２球と計６０球を投げた。

体に張りが出たためブルペン入りを控えていた右腕は「久しぶりの割に感覚はよかった。

試運転ですね。（張りで）下が使えなくて上にくるとか、去年、一昨年とシーズン中にもあったこと。

いま無理をする必要はないし、けがをする前に対処できた」。実戦などは体の状態を見て決めていく

が、最有力の開幕投手に影響はなさそうだ。




万が一？楽天・銀次＆岡島が捕手練習…練習試合での起用も検討

楽天春季２次キャンプ（１９日、金城）ともに元捕手の銀次と岡島がブルペンで球を受けた。

捕手２人体制を思い描く大久保監督が万一に備えて練習を指示した。

実際、昨季も捕手に回ったことがある岡島は「楽しかった。でもやっぱり球が速いです」と話し、

銀次は「思ったよりは捕れた」と振り返った。今後は練習試合での起用も検討されている。

大久保監督は「絵に描いた餅にならないようやっていく」と真剣だ。




銀次　岡島が捕手練習　大久保監督「絵に描いた餅にならないように」


ともに元捕手の楽天・銀次と岡島がブルペンで球を受けた。捕手２人体制を思い描く大久保監督が

万一に備えて練習を指示した。

実際、昨季も捕手に回ったことがある岡島は「楽しかった。でもやっぱり球が速いです」と話し、

銀次は「思ったよりは捕れた」と振り返った。今後は練習試合での起用も検討されている。



岡島「もしものため」銀次と捕手練習


銀次と岡島が１９日、沖縄・金武でブルペンに入って投手の球を受け、二塁送球の練習も行った。



横山の球を受けた銀次は「５、６年ぶりかな。ミットは嶋さんから借りて、防具は裏方さんのです。

試合になるともっと速くなりますからね。難しいけど、思ったよりは捕れました」と話した。

昨年は１試合捕手として出場したこともある、辛島の球を受けた岡島は「僕たちが出ることになったら

ダメですけど、もしものためです。楽しかった。道具はシーズン中も常に持っています」と話した。


大久保監督は「リスクマネジメントだね。捕手２人制の場合は、捕手ができる野手を作っておこくとが

大事。

２人とも元捕手だけど、ブランクを縮めておくことが必要。練習試合のうちに２人とも１回ずつは守って

もらいたい」と説明した。




２００盗塁へ　今季は「機動力野球」


最下位からの巻き返しを期す東北楽天は今季、機動力を生かした野球を目指す。

長打力が不足する中、得点力を上げるためには足を絡めた攻撃が必須。チームは沖縄県内で練習

試合を重ね、次の塁を狙う意識付けを図っている。大久保博元監督は「目標は２００盗塁。

手応えはある」と昨季の３倍超の数字を掲げる。



＜昨季２桁おらず＞


１６日の韓国プロ野球ＫＩＡ戦は７盗塁。四回は８短長打に４盗塁を絡めて８点を奪った。

この回、三盗を決めた榎本葵外野手は「初対戦の投手からスタートを切れたのが収穫だ」と話し、

失敗を恐れない姿勢が浸透し始めている。


　ただ、チームは１５日の同サムスン戦、１７日の阪神戦では計７度仕掛けた盗塁が全て失敗。

相手投手のクイックモーションやけん制の技術、捕手の肩の強さの面でＫＩＡとは差があり、

極端な結果となった。笘篠誠治外野守備走塁コーチは「今はまだスタートが悪い。

どんどん走って経験を積まないと、タイミングはつかめない」とみている。


チーム盗塁数の推移は表の通り。過去２年はリーグ最少（２０１４年は５位タイ）で、成功率も低迷。

昨季はチームトップが岡島豪郎、松井稼頭央両外野手の９個で、球団史上初めて２桁をマークした

選手が出なかった。



＜とにかく全員で＞


シーズン２００盗塁は１９９７年の西武以来、達成されていない。当時高卒４年目の松井稼が

リーグトップの６２盗塁を決め、計７人が２桁をマーク。高いハードルをクリアするには２０１０〜１３年、

チームトップの盗塁数を稼いだ聖沢諒外野手の復活が欠かせない。


加えて、笘篠コーチは９７年に２００盗塁目を決めたのが今久留主成幸捕手だったことを挙げ、

「足が遅くても相手の油断や隙を突いてチャンスはつくれる。とにかく全員が走らないと達成できない」と

強調する。

大久保監督は「外国人選手が打てば勝つ、打てなければ負けるという野球はしない。

レギュラーには機動力が使える選手をはめ込んでいく」と明言。指名打者も例外にしない考えを示す。

新指揮官の挑戦は実を結ぶのか、今季は足に注目だ。




デーブ監督、侍選出の松井裕に内角攻め令　元同僚ＡＪ斬り期待


大久保監督が侍ジャパンに初選出された松井裕に「内角攻め」指令を出した。

３月１０、１１日の強化試合（東京ドーム）で対戦する欧州代表には昨季まで同僚だったジョーンズが

選ばれた。指揮官は「メジャー通算４３４本塁打を打っている。もし対戦したら、インハイ（内角高め）を

突いて、その後どれだけ変化球が使えるか」と２年目左腕に期待を寄せた。

松井裕が昨季許した本塁打は２本だが、西武・メヒア、ソフトバンク・松田とどちらも右打者。

ジョーンズとの対戦は仮想メヒアやブランコ（オリックス）といった同じ右打ちの外国人選手に見立てる

ことができる。

松井裕も１６日の代表メンバー発表時に「真っ向勝負をし三振を取りたい」と宣言している。

「昨日の友は今日の敵」として、指揮官はジョーンズの懐をえぐる投球に期待を寄せた。





元楽天のユーキリス氏　カブスのフロント入りへ

米メディアは１８日、元楽天のケビン・ユーキリス氏がカブスのセオ・エプスタイン球団副社長の

補佐役としてフロント職に就くことを報じた。

ユーキリス氏は昨年、メジャー通算１５０本塁打、６８１打点の実績を引っ提げて鳴り物入りで楽天に

入団。開幕から２１試合に出場したところで左足の痛みを訴え、５月に治療目的で帰国。

その後は再び日本に戻ることはなくシーズンが終了し、１０月に現役引退を表明した。

エプスタイン球団副社長とユーキリス氏はレッドソックス時代にＧＭと選手だった間柄。

そういった理由も今回の人事に関係しているようだ。


大久保監督は「絵に描いた餅にならないようやっていく」と真剣だ。