イーグルスファンコミュの「結果が出てなければ、やめます」

小山　半年勝負宣言「結果が出てなければ、やめます」


プロ１９年目のベテラン右腕、楽天・小山が、嶋や銀次との沖縄合同自主トレで、

進退を懸けて今季に臨む覚悟を示した。

「今年、球宴明けくらいに結果が出てなければ、やめます。それはファンにも言います。それが自分の

中での引き際」と半年勝負宣言。昨季は右肩痛などで登板は１０試合のみ。この日は打撃投手を務め

るなど復調ぶりをアピールし、「実際、やめたくないけど、結果も出ないで２軍でやってたら邪魔。

普通にやれば成績は残せる自信はある」と話した。



44歳楽天斎藤隆「壊れない体作りたい」

斎藤隆が１７日、沖縄県内で自主トレを公開した。

青山、川井、レッドソックス田沢らと練習を行っており、ランニングなどで汗を流した。

「４０試合投げても壊れない体を作りたい。昨年と練習の内容は変わらず、継続していきたい」と、

２月１４日には４５歳を迎えるシーズンでも、第一線で活躍し続けると意気込んだ。



嶋、沖縄で誓った！全試合出場宣言

嶋が１６日、沖縄県内で自主トレを公開した。小山伸、銀次ら８選手と行っており、

砂浜ダッシュなど厳しい練習メニューで体を鍛えた。

　「年齢も３０歳になるし、体も心も新鮮に、もう１度０から行きたい。楽天のキャッチャーは嶋だと思われ

るように。ギアを入れ直さないと終わってしまう。キャッチャーとして全試合に出場して優勝争いをして、

ファンの方と優勝の味を味わいたい」と今季の目標を口にした。



銀次が練習の鬼「若い選手見ている」

銀次が１６日、沖縄県内で自主トレを公開した。

小山伸、嶋ら８選手と行っており、砂浜ダッシュやフリー打撃を行い汗を流した。

年末は温泉に何度か行き、ゆっくり過ごしたと明かし「仙台から近い秋保温泉とかに行きました。

ゆっくり入りました」とリフレッシュした様子。

キャンプに向けて「若い選手も見ているし、先輩選手も焦らせるようにみっちり練習したいと思います」

と練習の鬼になると誓った。



安楽、“強心臓”周囲の視線を力に！

安楽が１６日、コボスタ宮城で新人合同自主トレが第１クール最終日を迎え、自身への注目度がさらに

アップすることを望んだ。「人に見ていただけるのは好き。甲子園でも満員の中で投げていた。

見られるというのもプロとしての仕事の１つ。評価してもらえるということ」と、ドラ１の自覚を持って

周囲の視線を力にする考えだ。

大久保監督の視線を感じ取ると、１球ごとにキャッチボールが力を増した。

ボールを投げる姿を初めて見た指揮官が「（相手を務めた）加藤がかわいそうなぐらい強い球を投げて

いた」と心配するほどの力の入れようだ。

慣れない環境での練習に、並の新人なら周囲の視線がストレスになることもある。

注目度が増せば、時には批判の声も耳にする場合もあるが、それも歓迎だという。

「ダメだと言われても、認めさせてやるというバネにもなる。高校の時に（右肘を）けがしたときは色々言

われたけど、最終的に結果を残せば、いいと思う」。人並み外れた強心臓でスケールの大きい選手へと

育っていく。




入野　独立Ｌの苦労人がプロで輝く

独立リーグの苦労人が、ついにＮＰＢの扉をこじ開けた。楽天ドラフト５位の入野は四国ＩＬで

７年過ごした。７年の間に独立リーグ内で移籍も経験。アルバイトや高知の実家にあるミカン畑を手伝

いながら、上のレベルを目指し続けた。「給料が安くても、生活が苦しくても、野球にかけるしかなかっ

た」と振り返る。昨季は同リーグで１６勝３敗で最多勝。夢への切符を手に入れた。

宝物は、思いの詰まった１球だ。入寮時に独立リーグ時代に最後に挙げたウイニングボールを持ち込

んだ。「環境が変わっても、プロを目指してがむしゃらにやる気持ちを忘れないように」と力強く言った。

設備や環境が整っていても、結果を出せなければ未来はない。これまでと変わらずに、はい上がる気

持ちを出さないと生き残れないという覚悟だった。

武器は最速１５０キロを超える速球。開幕１軍を目指して、１５日の新人合同自主トレでは立ち投げで

早速ブルペン入りした。「感覚を確かめるだけ」と焦る様子はないが、２月１日のキャンプに向けて順調

に調整を行っている。「見られてナンボの世界。恥じないように行動しないと」とアピールを誓った。

座右の銘は「慌てず焦らず諦めず」。つかんだプロの舞台で輝きを見せる




伊東　打撃優先デーブ指令にやる気

イーグルスの顔になる！　ドラフト７位の伊東ら楽天のルーキー９選手は１６日、５日間の新人合同自主

トレ第１クールを笑顔で終えた。伊東は室内での練習後、コボスタ宮城のグラウンドに立ち「楽天の一員

として、早くここでプレーしたい」とあらためて決意表明。１９４センチの日本人最長身野手の大きな体を

太陽の光で輝かせた。

　この日は心強い？　言葉も受けた。練習場に現れた大久保監督から「とにかく打ってくれれば。

守備は期待してないよ」と、本人も希望の指名打者として強打を期待された。

「見てくれているのがうれしいですし、ああ言ってもらえると」と今後のアピールへ自信を深めた。

目の前の目標は「開幕１軍」で、将来的な目標は「マー君のような選手になること」だ。ポジションは

違うが、元楽天エースで現ヤンキースの田中を尊敬する。「目元とかよく似ていると言われます」と顔が

似ている縁があることで意識し、球場内の田中が写ったポスターを見つめながら「すごく球界に影響を

与えた人。そういう選手を目指したい」と話した。

きょう１７日は、初めてのオフを過ごす。毎夜一緒に素振りをするなど「刺激の強い同期たち」を連れ、

仙台駅周辺へ買い物に繰り出す予定。地元宮城・日本製紙石巻出身として案内役を買って出るつもり

だ。１８日からの第２クールでは、本格的な練習が始まる。「きついと思うこともあるけれど今は楽しい。

全力でやっていきたい」。伊東の挑戦はまだ始まったばかりだ。