イーグルスファンコミュのインタビュー対応に「98点」

安楽のインタビュー対応に「98点」

安楽が１３日、しゃべり方指導で「９８点」の高得点を受けた。日本野球機構（ＮＰＢ）の新人研修会が

都内のホテルで行われ、アンチドーピング活動や暴力団の手口などの講義を受けた。

　終盤に行われた「話し方、インタビューの対応」で元ニッポン放送の深沢弘アナウンサーから

模擬インタビューで安楽が指名を受けて、登壇。「テレビのインタビューを見ていると、しゃべりが

うまいね」と最初から絶賛された。

「プロではどんな考え方をして、生活していくのか」という質問では「プロ野球選手である以上は

社会人。当たり前のことを当たり前にできるようにしたい」と明快に答えた。

数分間のインタビューに答え終わると、深沢アナから「９８点！」と評価され、笑顔を見せていた。



ドラ１安楽、マーが理想「負けない投手目指す」


安楽が１３日、都内のホテルでＮＰＢ新人選手研修会に出席した。

　元ニッポン放送の深沢弘アナを講師に招いた「話し方、インタビューへの対応」では、模擬インタ

ビューでしっかりとした受け答えを披露。理想の投手像を聞かれ、「田中将大さんのように負けない投手

を目指したい」と、大きな声で答えた。

　深沢アナは「テレビで見ているけど、しゃべりがうまいね」「９８点でしょう」と絶賛。１５７キロ右腕は、

高評価に「ありがとうございます！」と笑顔を見せた。





ドラ１安楽「20年現役やる」プロでは投げ過ぎず肩、肘徹底ケア

プロでは投げ込みません！楽天の新人合同自主トレが１２日、コボスタ宮城の室内練習場でスタート。


ドラフト１位の安楽が、投げ過ぎによる故障のリスクに言及した。済美（愛媛）のエースとして臨んだ１３

年春のセンバツで７７２球。米国などでも球数制限の議論を呼んだ右腕は、プロ入り後のブルペンでは

球数よりも感覚を重視する方針を明かした。

長く現役を続けたい。そのためにも、プロでは球数より感覚を重視する。それが、安楽の「結論」だっ

た。新たなステージへ足を踏み入れたドラフト１位ルーキーは「肩、肘は消耗品。高校ではあえて投げ

込んでいたのもある。これからは２０年現役をやるつもりなので投げ過ぎないようにする」と言い切った。

　１３年春だった。準優勝したセンバツで５試合で計７７２球を投じ、同年秋に右肘を故障。投球数をめ

ぐって米国の人気スポーツ雑誌「ＥＳＰＮマガジン」で特集記事が組まれるなど球数制限をめぐる議論の

きっかけとなった。その張本人が「投げ込みは必要ない」と断言した理由は鍛錬の裏付けがあったから

だ。多い時には１日に２００球。夏場の追い込み時期は５日連続で１５０球以上、投げ込んだこともあ

る。練習量を自信につなげた。


この日行われた恒例のシャトルラン。１０４本は新人９選手中、６番目だった。高卒新人３人の中では

最下位。それでも「投げる体力と走る体力は違う。投げる持久力には自信を持っている」と胸を張った。



　だからといって慢心はしない。「この時期はどれだけ感覚をつかむかが大事。アマチュアよりボールが

滑る感覚がある。投げ込みは必要ないが、感覚が大切になる」。プロのボールに早く慣れるため、感覚

重視でブルペン入りする。

　「ブルペンは嫌い。バッターがいないと気持ちが入らない」と公言する。最速１５７キロを誇る剛腕もブ

ルペンでは１４０キロ以上を記録したことがなく、練習試合でも１５０キロは出ないという。「１軍で活躍す

るようになれば、毎日が一発勝負。アドレナリンが全開になる」。大舞台でこそ実力を発揮する。

エースにふさわしい強心臓を持った男であることを、あらためて示した。







デーブ監督　安楽１軍ゴーサイン「できるんじゃないの」


視察した楽天・大久保監督は、安楽の春季キャンプ１軍スタートにゴーサインを出した。

右肘の故障が心配される右腕を初めて直にチェックし「ノックの返球も上からできている。

きょうまで（キャンプの）１軍スタートは仮説だったが、できるんじゃないの」と話した。その上で「本人にも

確認してだが、１軍スタートなら合同自主トレ中にブルペン入りもあるでしょう」と期待を寄せた。





ドラ３福田「目立てた」蛍光服でトレ

ドラフト３位福田が１２日、全力アピールを誓った。

　コボスタ宮城で新人合同自主トレが始まり、蛍光色の水色のジャージーと「注目してください」と話して

いたオレンジ色のシューズで練習を行った。「声も出すのもそうだし、着るものでも目に留まらないと。

今日は１番目立てたと思います」と笑顔で振り返った。

新人恒例のシャトルランでは１０１本で全９選手中８位だった。




ドラ４フェルナンド、パワー抜群！ラン最下位だけど…



最下位の８８本だった同４位、ルシアノ・フェルナンナンドは、ティー打撃でパワーをアピールした。

　フェルナンドは、シャトルランで８８本に終わり、新人９人で唯一、１００本を超えられなかった。

「思った以上にきつかった。最初に脱落してしまって恥ずかしかった。１００以上が目標でしたが…」。


苦笑いで、自慢の白い歯をのぞかせた。

　しかし、最下位の悔しさをバネに得意分野でアピールした。ティー打撃では、右手だけで感触を確か

めるように打ち続けた。右の長距離砲は「右方向に打つには、右手で押し込むことが大事。ティー打撃

では、最初に右手だけで５０〜１００球打つ。大学１年の時から、（当時大学４年だった）ソフトバンクの塚

田さん、（楽天の）岡島さんに教えてもらって始めました」と説明。白鴎大の３学年先輩からの助言を守

り、プロ入りを勝ち取った。

　視察した大久保博元監督（４７）も「フェルナンドは右手で打ったり、テーマを持ってやっていた」と感

心。実は昨年１２月に左手の有鉤骨（ゆうこうこつ＝手のひら小指側の手首に近い部分）除去手術を受

けたばかりで、関場トレーナーも「まだリハビリの段階で、体調面で足りない部分はある」。それでもフェ

ルナンドは「大丈夫です」と、持ち前の明るさで話した。


昨年はシャトルラン最下位の西宮が、チームの左腕最多となる４６試合に登板する活躍。「パワフルな

打撃を期待されていると思うので、強い体を作ってシーズンに入りたい」。“最後尾”から、ごぼう抜きし

てみせる



新婚のドラ７伊東、決意の単身　デーブ監督の気遣いに感謝

迷いはなかった。ドラフト７位・伊東は、指揮官の問いに胸を張って答えた。ティー打撃に向かう途中

だった。大久保監督に「結婚したのに、なんで寮に入ったんだ。奥さんがかわいそうじゃないか」と問わ

れると「やることをやってからです」。１９４センチの長距離砲は、１年目から結果を残すと誓った。

　昨年１２月に青森県出身の会社員・吉田愛莉（あいり）さん（２４）と結婚。入寮を免除されたが、

自ら志願した。神奈川県内に住む新妻とは別居が続くが「何年野球をできるか分からない。

まずは野球に集中したい」と強い決意で“単身”での戦いを選択した。

一方で、大久保監督の優しい心遣いは心に響いた様子。「僕のこともきちんと知って下さっている。

すごくうれしい」と感謝した。





育成ドラ２大坂谷　支配下登録目指す


育成ドラフト２位の大坂谷啓生内野手（２２＝青森中央学院大）は毎年恒例のシャトルランで

１１４本を走破し、新人９選手中３位となった。強肩、走力をアピールして、支配下登録を目指す。

　「たくさんの方に見られているし、やったことのない感じで疲れました」。大坂谷は純朴な笑みを

浮かべ、初日を振り返った。報道陣約５０人、テレビカメラ７台が見守る中、必死に体を動かした。

新人毎年恒例のシャトルランでは１１４本を走りきった。「もうちょい、いけるかなと思って頑張りました。

後半は気持ちで勝負した」とはにかむ。

青森・つがる市出身の新人を上岡スカウトはこう評価する。「ザ・素朴。能力もすばらしいし、すてきな

雰囲気を持っている」と。昨年１２月に行われた入団会見では独壇場だった。会場を笑いの渦に巻き込

んだ。ニックネームを問われると「青森はねぶたが有名なので、ねぶた」と即答。仙台の印象について

は「青森と比べると、夜も明るい」と地元ネタで笑いを取った。出身である弘前学院聖愛高、青森中央学

院大の両校から初のプロ選手となった生粋の「りんごっ子」だ

入寮では何よりも大事なものとして、目覚まし時計を持ち込んだ。「朝が弱いんで、寝坊しないようにし

ます」とほんわかと話した。素朴さばかりが際立つが、大学の卒論テーマは「ミズノの経営について」。

スポーツについてしっかりと学んできた。

目指すは背番号「１２３」から、２ケタの支配下登録となること。「１年目から支配下登録されるよう１日

１日練習を頑張りたい」と鼻息は荒い。