イーグルスファンコミュの青山、ミコライオに守護神譲らん！「奪いに行く」

現実見定めて勝利を／大久保新監督／主砲の一ゲキ・山崎武司

東北楽天は大久保新監督の下で来季の巻き返しを図ります。気になることが一つあります。

監督就任に当たって「（引き受けて）申し訳ない」と発言したことです。


謙虚に言ったつもりかもしれませんが、大将のそんな弱気な姿勢を、選手はどうみるでしょうか。

そういう言葉は聞きたくありませんでした。大久保監督は秋季キャンプでさまざまな試みを

行っています。

指揮官という責任ある立場ですから、基本的には自分の思った通りにやっていいと思います。

ただ、新しく何かをやる場合には、選手が納得できる根拠を示すことが大事です。

選手に考えながらプレーさせるために、８人制の紅白戦を実施しましたが、私が選手なら疑問に思います。

野球は９人でやるものです。守備のフォーメーションや中継プレーなどは当然、９人が前提となっての

共同作業となります。

外野手を３人から２人に減らせば、左中間や右中間、ライン際の打球処理、バックアップの仕方が通常

の試合とは異なってきます。

実戦形式の練習ならば、実際の試合のようにやるべきではないでしょうか。


救援陣が１年間いい状態を保てるように、中継ぎ投手をセットで入れ替える構想にも首をかしげざるを

得ません。

チームが勝つために、できるだけ状態のいい選手を使いたいという考えは理解できます。

しかし、今のチームに、それができるだけの選手層があるでしょうか。１軍で勝ちパターンを務められる

救援投手は限られています。

戦力が整っている巨人やソフトバンクでも厳しいでしょう。理想を持つのは大切ですが、

まずは現実を見定めて、プランを立てないと、単なる絵空事に終わってしまいます。


　選手には、誰が監督になってもやることは一緒だと言いたいです。東北楽天では４人の監督の下で

戦いましたが、プレースタイルを変えようとは思いませんでした。

自分の持ち味は本塁打や長打で点を取ることで、単打で打率を稼ぐような打者にはなれないからです。

ただ、監督のイズム（考え）には従うべきだと思っていました。例えば、練習や試合で声を出すことを

求められたら、率先してやりました。

パ・リーグは実力が伯仲しています。東北楽天の新首脳陣には、選手をその気にさせてもらいたいです。

そうすれば、各選手が力以上のものを出し、優勝争いに加わることができます。


大久保監督に対する世間一般の見方は、厳しいように見受けられます。本人も自覚しているから

こそ、監督就任時の発言になったのでしょう。挽回するには勝つことしかありません。

いい試合をして、東北にもう一度歓喜の瞬間をもたらすことができれば、ファンも見直してくれるはずです。

大久保監督にはぜひとも、意地を見せてもらいたいです。





青山、ミコライオに守護神譲らん！「奪いに行く」


青山が９日、来季は広島から加入するキャム・ミコライオとの守護神争いを勝ち抜くことを誓った。

「今季はファルケンボーグが抑えで、自分はその前を投げられれば、と考えていてダメだった。

今度は（抑えを）奪いに行く。日本人としての意地もある」と青山。今季は２２試合に登板し、

１勝４敗、防御率４．４４。６月に先発転向も、結果を残すことはできなかった。

「秋季キャンプではフォークがよかった。大久保監督にも『これなら稼げる』と言ってもらえた」。

１２年にはクローザーを務め、２２セーブを挙げた右腕が、節目のプロ１０年目に復活を果たす。




枡田“締めのラーメン”断ちで体重維持誓う


枡田が１０日、コボスタ宮城の室内練習場で自主トレを行い、“締めのラーメン”断ちで「体重維持」を

目標に掲げた。

昨オフにはベストの８５キロから７キロ増の９２キロまで増加してしまい、キャンプで体のキレの悪さを

感じたという。

その影響もあってか、今季は７１試合の出場にとどまり２５１打数４６安打、３１打点で打率は．

２１９に終わり、４日に行われた契約更改でも５００万円減の年俸３５００万円となった。

１月には嶋、銀次らと沖縄で自主トレを行う予定。枡田は「例年、この時期に体重が増えてくるのに、

今年は８５キロをキープしている。ラーメンも我慢しています。キャンプまで、何とかこのまま維持したい」

と語った。


福山　来年１月の自主トレへ意気込み

福山が１０日、来年１月の自主トレに向け意気込んだ。

チームメートの藤田、岡島、藤江と京都で行い、その後は沖縄本島に移動しトレーニングを続ける。

そのまま仙台に戻ることなく、キャンプ地の久米島に入る予定だ。「もともと、久米島には先乗りしようと

思っていた。

１年間、戦える体をつくりたい。（一緒に自主トレを行う）４人みんなが良い成績を乗せるように頑張りた

い」と話した。

この日は、コボスタ宮城の室内練習場で体を動かした。



横山、へんとうの切除手術していた


横山がへんとうの切除手術を行っていたことが９日、分かった。

仙台市内の病院で執刀され、すでに退院している。ルーキーイヤーの今季はプロ初勝利を挙げ、

９月から先発ローテ入り。

しかしシーズン中もへんとう炎に悩まされ、発熱することが多かったために決断した。

この日、球場に姿を現し「来季に万全を期すためにも取りました。これで心配もなくなりました」と経過は

順調のようで、晴れ晴れとした表情だった。





即戦力候補に朗報　12球団新人研修３月→１月中に前倒し


来年の１２球団新人研修が例年の３月から１月に前倒しされることが９日、分かった。

日程は来年１月１３日に都内で調整している。

１２球団の新人選手全員が参加する研修は例年３月上旬に都内で実施。メディア対応や球界ＯＢによ

る体験談が聞けるなど、新人にとっては有意義な時間となっていた。

しかし、開催時期がオープン戦と重複。現場に日程変更を求める声が強くあった。

全国各地で試合がある時期に都内への移動は大きな負担だ。特に即戦力投手で開幕から１軍で

投げる新人は難しい調整を強いられる。

今年は楽天・松井裕が３日間チームを離れ、星野監督（現シニアアドバイザー＝ＳＡ）が「３月は

大事な時期。

研修は１月か、無理ならば２月のキャンプ中に宮崎や沖縄でやればいい」と提案した。

こうした要望に応えての日程変更で、即戦力の新人投手には朗報となった。