イーグルスファンコミュの藤田選手会長が続投副会長は青山と、会計だった銀次が昇格し、会計は３年目の則本が務める。

藤田選手会長が続投　３年目・則本が会計に


楽天選手会主催のゴルフコンペが宮城県内で行われた。

前夜に山形県内で行われた納会で、今季から選手会長を務めている藤田の来季続投が正式決定。

副会長は青山と、会計だった銀次が昇格し、会計は３年目の則本が務める。

藤田は「来年も球団の方々と協力しながらやっていきたい」と意欲をみせ、

則本は「藤田さんをサポートしたい」と話した。



Ａ・ジョーンズが楽天退団へ　自由契約、ロッテが獲得か


アンドリュー・ジョーンズが、今季限りで退団することが確実となった。

来季の保留選手名簿（１２月２日公示）から外れて自由契約となることが２８日、分かった。

メジャー通算４３４本塁打のジョーンズは来日１年目の昨季、不動の４番として２６本塁打、

９４打点で球団初のリーグ優勝と日本一に貢献。

打率・２４３も１０５四球で、５番のマギーとのコンビで恐れられた。

だが、今季はマギーがマーリンズに移籍したことでマークが厳しくなり、リーグ新記録の１１８四球も

打率は・２２１だった。年俸４億円に見合う成績は残せず、チームも最下位に転落。

ジョーンズは１０月上旬に帰国した際、「自分の意思は仙台にある」と残留を希望していた。

球団関係者は「状況によって再交渉の可能性もゼロではない」と話したが、今後、ジョーンズに代わって

４番を任せられる右打ちの強打者の獲得に動く。

今季の本塁打王でオリックスを退団することが確実なペーニャの調査を続ける一方、メジャー、

３Ａクラスの選手も含め複数人をリストアップ。立花陽三球団社長らは１２月上旬に米国で行われる

ウインターミーティングにも参加する予定だ。ジョーンズに対してはロッテなどが獲得に動く可能性も

ある。

今回、保留者名簿入りしたのは野手のラッツと投手のクルーズのみ。

守護神だったファルケンボーグ、左かかと痛で５月に帰国し、米メディアが既に引退を報じていた

ユーキリスも外れた。




東北楽天　新コーチ（４）走塁技術強化に重点／苫篠誠治氏（１軍外野守備走塁）


高卒でプロの世界に飛び込んだ１８歳からユニホームを着続け、来季で３３年目を迎える。

現役時代は俊足好守で鳴らし、引退後は守備、走塁指導のスペシャリストとして、これまで３球団で

コーチを務めた。


現役、コーチ時代を合わせて１７度のリーグ優勝と９度の日本一を経験した。

「東北楽天は昨季、日本一になり、おいしい思いをした選手がいっぱいいる。毎年、その思いを味わ

わせてやりたい」と親心を見せる。


王座奪還に向け、重点的に取り組むのが走塁技術の強化だ。

「盗塁は投手の癖を見抜くなど、相手の隙を見つけてできる。全選手のレベルアップが自分の使命」と

意気込む。


今季のチーム盗塁数は、リーグ最少タイの６４だった。１試合１盗塁で、盗塁数を３桁に押し上げる

目標を掲げる。「それだけ走れるようになれば、得点も増えていく」と力を込める。


指導に当たっては、選手との距離感を大切にしている。「どんどん近づいて声を掛けた方がいい選手も

いれば、自分から気づいて学ぶ選手もいる。

選手のタイプを見極め、距離を考える」。豊富なコーチ経験から、絶妙なさじ加減を心得る。


若い選手が多く、「教えがいがある」と張り切る。「球団が誕生してから、まだ歴史が浅い。

これから１０年、２０年と続く伝統を固めていきたい」。チームの礎をじっくりと築き上げていく。




来季４０歳の松井稼が２年契約「来季は外野一本で勝負したい」


松井稼頭は２９日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の１億６０００万円で

サイン。

さらに、来季からの２年契約も結び「この年で複数年契約をしてくれるのは本当にありがたい」と

語った。

今季は１２８試合に出場し、４４４打数１２９安打４６打点．２９１、８月には日米通算２５００安打を

達成した松井稼だが、守備面では負担軽減や、西田ら若手の台頭もあり、シーズン途中からは

指名打者や外野手での出場が多かったが「来季は外野一本で勝負したい」とキッパリ。

１２月には海外で自主トレを行う予定。残り８０本と迫った国内２０００安打の記録も懸かる。

来年は４０歳となる松井稼だが「新しいことに挑戦できることはうれしい」と、

早くもシーズンを待ち望んでいるようだった。（金額は推定）





後藤は現状維持でサイン　来季は地元・秋田で活躍見せる！


後藤は２９日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、１億５０００万円の現状維持で

サインした。

昨オフにオリックスからトレードで加入した後藤は今季、５４試合に出場し、１３８打数２８安打

１１打点．２０３の成績を残した。

現状、楽天ではショートのレギュラーが不在の状態。後藤は「オフに自分の足りないところを補う」と、

若手の西田、岩崎らとのポジション争いに意欲を見せた。

また、５月１７日に後藤の地元・秋田で行われた西武戦でスタメン出場できず、さらに９回に適時失策を

犯してしまう試合があったことが苦い思い出として残っているという。

来年も７月２８日にソフトバンクと秋田での試合を行うことになっており「元気なところを見せたい」と

意気込んでいる。（金額は推定）




榎本、「大谷翔平芸人」は「あまり流してほしくない…」年俸は現状維持

榎本が２９日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の７００万円（金額は推定）

でサインした。

４年目の今季は自己最多の２４試合に出場も、２１打数３安打０打点、１割４分３厘にとどまった。

「打撃のことしか考えていない。来季は打率、出塁率を残したい」と飛躍を誓った。

１０月５日の日本ハム戦では、先発・大谷の最速１６２キロを体感した。剛速球をファウルした場面は、

２７日放送のテレビ朝日系人気バラエティー番組「アメトーーク！」の「大谷翔平スゴイんだぞ芸人」で

繰り返し流れた。「（オンエアは）見てないですけど、あまり流してほしくないですね」と苦笑いだった。

来季は松井稼の外野転向で、レギュラー争いは激しさを増す。「奪う気持ちで行きたい。

レギュラーの一角を取らないといけない」。退寮して独り暮らしを始める勝負の５年目へ力を込めた。




２軍で13発の楽天三好は現状維持630万

三好が２９日、仙台市内の球団事務所で契約交渉を行い、現状維持の６３０万円でサインした。

３年目の今季は１０月１日の日本ハム戦でプロ初安打。２軍ではイースタン・リーグ３位の１３本塁打を

放つなど、長打力を見せた。

来季は１軍キャンプスタートが目標と話し「飛距離が伸びてきたというのは感じるし、力がついてきた。

（来季は）打率にこだわっていきたい」と意気込んだ。

また来年１月の自主トレはＤｅＮＡ高城と行う予定と明らかにした。（金額は推定）




森は１１０万円アップ「初勝利に関しては評価してもらった」


森は２９日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、１１０万円アップの

９５０万円でサインした。

２年目の今季は開幕ローテーションに入り、１軍初登板を果たした。

プロ３試合目となった４月２４日の西武戦（東京Ｄ）では５回２／３を４安打１失点で待望のプロ初勝利も

マークするなど８試合に登板し２勝３敗の成績を残した。

だが、５月半ばで２軍落ちし、シーズン終盤まで戻ってこられなかっただけに「初勝利に関しては

評価してもらった」と言いながらも「不満の残る悔しいシーズンだったと」と表情を引き締めた。

今月行われた２１Ｕワールドカップ（台湾）では、決勝の台湾戦で先発したものの２回途中３失点ＫＯ

される悔しさも味わったが、日本ハムの中村勝投手（２２）、上沢直之投手（２０）と一緒にやって「話しを

して、考え方などを学んだ」という。


来季は「長いイニングを投げて、さらにケガをしない身体を作りたい」と抱負を語った。（金額は推定）