イーグルスファンコミュの小山伸、11月の倉敷キャンプ参加表明

楽天　ＤｅＮＡ戦力外右腕獲り　直球主体の投球を高評価

楽天がＤｅＮＡを戦力外となった藤江均投手（２８）を獲得に向け、調査していることが２４日、

分かった。

今季、日本一から最下位に転落。敗因の一つが投手陣の不調で、特に中継ぎ陣の整備は急務だ。

藤江は１１年に４７試合、１２年は５２試合に登板。今季は１６試合で防御率４・７０だったが、

球団は直球主体の投球を高く評価している。



小山伸、11月の倉敷キャンプ参加表明

小山が２４日、来月の倉敷キャンプへの参加を表明した。ベテランは秋季キャンプは免除されることが多いが、「行くものだと思っています。若い子と一緒にやった方がいい」と、キッパリ。

１８年目のシーズンを終えても、まだまだ意気盛んだ。

今季は不調が続き、わずか１０試合の登板にとどまった。「春キャンプの直前に（右太もも裏を）肉離れしたのが響きました。

下を痛め、肩にも影響があった」という。そこで、秋のテーマは「土台づくり」。

体力強化を中心に、１年間、戦える体をつくる。

早くも来季を見据えており、この日も、コボスタ宮城で走り込んだ。

前日のドラフトでは、安楽、小野ら高校生投手が指名された。若い後輩が加わる。

「やりやすい環境をつくってあげられたら。自分の背中を見せて、彼らの背中を押してあげますよ」。

器の大きさも、ベテランらしかった。



Ｄ１・安楽、本音チラリ「背番号にこだわりないと言ったら嘘に」


楽天のドラフト１位指名、安楽智大投手（１７）＝愛媛・済美高＝が２４日、松山市内の同校で山下勝己スカウト（３７）らから指名あいさつを受けた。

最速１５７キロ右腕は改めて前楽天・田中＝ヤンキース＝を理想に掲げた。

「田中さんのように、日本で負けない、日本で手のつけられないピッチャーになりたい」

　楽天時代の田中の背番号は１８。「背番号にこだわりがないと言ったら嘘になる」と本音もチラリ。

「１８」だけでなく、ヤ軍で田中が背負う「１９」も空き番号となっているだけに、注目が集まる。



松井裕、Ｄ１安楽歓迎！「心強く思ってくれたらうれしい」


先輩たちも黄金ルーキーの加入を心待ちにしている。松井裕は、安楽と高校日本代表でチームメート。「心強く思ってくれたらうれしい」と歓迎した。エースの則本も「会見などを見る限り、しっかりしている。

一緒に戦えるなら楽しみ」と喜んだ。昨季まで田中が背負っていた背番号１８については「どのチームでも特別でしょうけど、このチームはね。半永久欠番みたいなもの」との持論を明かした。



大久保監督　安楽の指導役に松井裕指名「いい刺激になる」


大久保監督がドラフト１位で指名した済美・安楽の「指導役」に松井裕を指名した。

ともにドラフト１位で「甲子園の申し子」の２人を近くに置き、切磋琢磨（せっさたくま）させる方針。

指揮官は「お互いよく知ってるみたいだし、松井にもいい刺激になると思う」と明かした。

松井裕は高２夏に大会記録の１試合２２奪三振、安楽も高２春に１５０キロ台の直球を連発して準優勝するなど、甲子園で脚光を浴びた。指揮官からの指名に松井裕も「自分もプロ入り前は不安だった。

心強く思ってくれたらうれしい」と快諾した。

松井裕にとって、安楽は昨年の１８Ｕワールドカップ（台湾）で、ともにジャパンのユニホームを着た仲。

ドラフト会議後には安楽から携帯電話で「よろしくお願いします」とあいさつされた。

来春の沖縄・久米島キャンプで安楽が１軍となれば同部屋になる見込み。将来の楽天を背負う２人が、タッグを組んで互いを高め合う。



森、１軍定着へ闘志前面に／イヌワシ戦士　勝負の秋

「うぉりゃー」。フェニックス・リーグの四国アイランドリーグｐｌｕｓ選抜戦（１８日）で先発した森は、

１球投げ込むごとに声を張り上げた。「闘志を前面に出すのは自分の持ち味。

今は威力のある真っすぐを投げることをテーマにしている」


この日は得意のスライダーを各打者１球に制限した。効果的な使いどころを肌で感じるのが狙いだ。

８回３失点にまとめ、「チェンジアップで空振りが取れた。スライダー以外の球種の精度も上げないといけない」と収穫と課題を口にした。


２年目左腕は今季、１軍の開幕ローテーション入りを果たした。登板３試合目でプロ初勝利を飾り、

先発５試合で２勝３敗の成績を残した。しかし、充実感よりも悔しさの方が残っている。


シーズンを通じて１軍で戦えなかったのが一つ。５月半ばに制球面の課題を抱えて２軍落ち。

その後は左肩痛などもあり、１軍に戻れたのは最終盤の９月下旬だった。


ドラフト１位の新人松井裕に後れを取ったことも不満だ。年下のライバル左腕は、同じく春先に２軍落ちを経験したが、６月に再昇格を果たすと、そのままシーズンを全うし、森を上回る４勝を挙げた。


森は「松井は終盤に成長した姿を見せたが、自分はできなかった。トータルとしてはいい年ではなかった。もうちょっと頑張れた」と振り返る。


森は、１１月に台湾で開催される「第１回ＩＢＡＦ２１Ｕ（２１歳以下）ワールドカップ」の代表選手に内定した。「

年の近いいい投手がたくさんいるので、何か一つでも吸収してきたい」。国際舞台で腕を磨き、

来季へのステップアップを目指す。


星野仙一氏　古巣阪神の日本一予想「今回は勝てると思っている」


日本シリーズ第１戦 阪神―ソフトバンク （10月25日 甲子園）

今季限りで楽天監督を辞任した星野仙一氏は、今シリーズについて「阪神が勝つんじゃないか。

今回は勝てると思っている」と予想した。

０３年の日本シリーズは自身が指揮を執り、王貞治監督（現ソフトバンク球団会長）率いるソフトバンク（当時ダイエー）と対戦。

３勝４敗で日本一を逃し、健康上の理由もあって同シリーズを最後に勇退した。

「あの時のソフトバンクは強かった。隙のないチームやった」と振り返った。