イーグルスファンコミュの楽天１位指名の安楽「１年でも長くプロという舞台で活躍したい」

楽天大久保監督は自然体　くじは立花社長


大久保博元監督は自然体でドラフトに臨む。２３日午後３時前に、仙台から都内の会場に到着。

験担ぎをしたか聞かれると「何もないよ。このシャツはミズノ製」と答えた。

スーツ、ネクタイは球団支給のもの。

くじ引きの大役は立花社長に任せており、就任して初めてのドラフトにもリラックスした様子だった。


楽天　デーブ監督　安楽は「将来的にうちの柱になるピッチャー」

競合の末済美・安楽智大投手の交渉権を引き当てた楽天。

大久保新監督は「将来的にうちの柱になるピッチャー」と期待を込めた。

　昨年のドラフト１位・松井裕樹投手は１年目から１６試合に登板し４勝を挙げたが、

安楽に関しては「来年とかっていうより将来的に必ず安楽投手中心に回ってくるような投手。

迷わずいきました」と話した。

安楽の魅力は「やっぱり球の強さと身体能力。高校生とは思えいような真っすぐの勢い、細かいところよりそういうところを伸ばして」と伸び伸び育って欲しいと話した。



楽天１位指名の安楽「１年でも長くプロという舞台で活躍したい」


２３日に都内で行われたドラフト会議で、愛媛・済美の安楽智大投手は楽天とヤクルトが１位で指名。

競合の末、楽天が交渉権を得た。

　松山市内の同校で会議を見守った安楽は「ドラフト１位という小さいころから見ていた夢がかなったが、自分自身もっと大きな夢を持っている。

その夢に向かって歩んでいきたい」と会見の冒頭で語り、「田中投手がいた昨年に優勝し、

去年の日本代表で一緒になった松井裕樹さんもいる。とても強いチームだと思う」と楽天の印象を述べた。

そして、「上甲監督とのひとつの約束をはたせた。やっと１位でプロに入団できると報告したい」と胆管がんで今年９月に死去した上甲正典前監督（享年６７）への思いも吐露した安楽は「色々なことを学び、成長していきたい。１０年よりも１５年、１５年よりも２０年と１年でも長くプロという舞台で活躍したい」と胸を高鳴らせた。




【楽天２位】小野郁　１５３キロ右腕目指すは高校ＯＢ新庄


小野郁（おの・ふみや）投手　１８歳　西日本短大付　右投右打　１メートル７６、７０キロ】


投手としてはやや小柄だが、バネの利いたフォームから今夏１５３キロをマークした九州最速右腕。まだまだ荒削りだが、備え持ったセンスは全国トップレベルと評価する声も。

目指すは「大人から子供まで、すべての人に夢を与えられるような選手」で、イメージするのは高校の先輩でもある元日本ハムの新庄剛志氏。打撃でもプロから高評価を受けているが、プロの世界では投手として勝負することを希望している。




楽天２位　小野「安楽よりも先に活躍したい」目標は新庄剛志


楽天から２位で指名を受けた西日本短大付高（福岡）の小野は、目標を問われると「安楽投手よりも、先に活躍したい」。同じく楽天から１位指名を受けた、最速１５７キロ右腕へのライバル心をのぞかせた。

小野自身も最速１５３キロの速球が魅力。期待の右腕は、夢も大きい。米大リーグや阪神、日本ハムで活躍した、同校出身の先輩、新庄剛志氏の名前を挙げ「将来的には追い越して、みんなに好かれるような選手になりたい」と力強く話した。




西短付・小野楽天２位、安楽にライバル宣言

西日本短大付・小野郁投手（３年）は、楽天から２位指名を受けた。

指名の瞬間、イケメン右腕の顔がほころんだ。カメラのフラッシュを浴びながら「選んでもらってうれしいです。安楽投手よりも先に活躍したいです」と１位の安楽にライバル宣言した。

　投手としては最速１５３キロをマーク。打者としても高校通算２５本塁打と魅力十分だ。



【楽天７位】伊東亮大　日本人最長身野手に並ぶ１メートル９４の強打者

【伊東亮大（いとう・りょうた）内野手　２５歳　日本製紙石巻　右投左打　１メートル９４、９０キロ】

何よりも目を引くのは１メートル９４の身長。野手ではオリックス、ヤクルトで活躍し、愛称「デカ」だった高橋智と並ぶ日本人最長身となる。

　売りは体格を生かした長打力で、今年３月のＪＡＢＡ東京スポニチ大会は準優勝に終わったが、予選リーグから合わせて５試合で３本塁打をマークした。結果を出し、長身野手は大成しないというジンクスを打ち破りたい。実弟の昂大（こうた）さんは１メートル８６の大型左腕で昨季まで広島に在籍した。