イーグルスファンコミュの星野監督「一番嫌いな負け方」　６１日ぶり復帰戦飾れずため息

星野監督「一番嫌いな負け方」　６１日ぶり復帰戦飾れずため息


パ・リーグ 楽天１―８日本ハム （7月25日 コボスタ宮城）


胸椎黄色じん帯骨化症などの治療のため５月２６日から休養していた楽天・星野監督は６１日ぶりの復帰戦を白星で飾ることができず、「ぬるい野球やってるな」と３連敗を喫したチームをバッサリ斬って捨てた。

２回２死一、二塁から聖沢が一、二塁間を破る適時打を放って１点を先制。先発・塩見は５回までは散発２安打に抑えていたが、６回に連打と四球で１死満塁のピンチを招くと、高めに甘く入った初球のシュートを右翼スタンドに運ばれて逆転を許した。

　２番手・宮川が打者２人に２四死球、３番手の西宮が７回に押し出し四球で失点するなど、中継ぎ陣も総崩れ。闘将は塩見については「良かったんだけどな。筋書き通りにいかないんだよな」とため息。

敗因を問われると「フォアボールだ」と断言し、「一番嫌いな負け方だったな。末広がりで迎えてくれたわ」と計１２安打９四死球で８失点を喫した投手陣へ苦言を呈した。



聖沢が先制打「みんな燃えています」


　聖沢が星野監督の復帰初戦で先制打を放った。

　２回２死一、二塁、カウント１−１から日本ハム浦野の外角真ん中１２８キロフォークを右前にはじき返した。二塁走者が生還し、１点先制した。「自分のタイミングで打席に入ることが出来たと思います。

今日は星野監督の復帰戦。僕自身もなんというかワクワクしてますし、ベンチでもみんな燃えていますよ」とコメントした。





星野監督復帰に１万人が闘将フラッグ

試合開始前に星野監督の復帰セレモニーが行われた。

　大型ビジョンに「闘を掲げよ」と映像が流れると、来場者１万名に配布された「闘将フラッグ」をファンが一斉に掲げる。

その後、「東北を再び熱く」というメッセージと星野監督の似顔絵が書かれた大きな横断幕が、

バックスクリーンを覆い尽くした。球場全体を使った演出に、ベンチの星野監督は少し照れくさそうだった。




楽天ファンから大声援！星野監督が２カ月ぶりに指揮


“闘将”がプロ野球の舞台に戻ってきた。胸椎黄色靱帯骨化症などの手術を受けた星野監督が２５日、仙台市の楽天Ｋｏｂｏスタジアム宮城で行われた日本ハム戦で２カ月ぶりにチームの指揮を執った。

試合開始直前には復帰セレモニーが行われ、球団が配布した「闘」と記された闘将フラッグで楽天ファンが陣取る左翼席などが埋め尽くされた。

「東北を再び熱く！」と書かれた垂れ幕でバックスクリーンが覆われると観客からはどよめきの声が上がった。メンバー表の最終確認を終えてベンチに戻る指揮官には大きな声援が送られた。





星野監督　復帰戦の球場入りでサプライズ出迎え「びっくりだな」

星野監督が２５日、日本ハム戦で胸椎黄色じん帯骨化症などの治療のため休養した５月２６日以来となる試合で指揮を執るために午後１時過ぎに本拠地・コボスタ宮城入りした。

球場に到着すると、球団職員、球団のチアリーダー「東北ゴールデンエンジェルス」のメンバーら１００人が出迎え、「東北を再び熱くしましょう！」「お帰りなさい！星野監督」という横断幕を掲げて闘将の復帰を喜んだ。

　前日２４日から練習に復帰したものの、約２カ月ぶりに試合のため球場入りした星野監督は花束を受け取り「びっくりだな。ありがとうございます」と笑顔を見せていた。




辛島、大谷戦初勝利へ「前回よりいい」

辛島が三度目の正直を誓った。前日調整を行い、キャッチボールや短距離走で汗を流した。

対戦予定の日本ハム大谷には今季２戦２敗と勝ちがなく、

「２回も負けているので、ここで１回勝っておきたい。ブルペンでの調子は前回より全然いい」と意気込んだ。