イーグルスファンコミュの「ユーク塾」開校

“シーサー”伊志嶺　朝の声出し登場「生まれた子供のために頑張る」


楽天朝恒例の声出しは１０日、通常の海岸から、雨のため宿舎の宴会場で行われ、２番手捕手“シーサー”こと伊志嶺が登場した。

昨年９月にプロ初サヨナラ打、本塁打を立て続けにマークし、リーグ優勝に勢いをつけた７年目。同１０月２５日には第１子長男も誕生した。声出しでは「生まれた子供のため、妻のために頑張ります」と高らかに宣言し、パパとして迎えるシーズンに気合満点だった。



永井、左打者対策に注力「カーブを使っていかないと」

楽天春季キャンプ（１０日、沖縄・久米島）復活を目指す永井が室内で行われたフリー打撃に初登板した。右腕は左打者の森山にカーブを多く試し「左をどう抑えるかをテーマにしている。カーブを使っていかないといけない」と狙いを説明した。

昨季までの３年間はけがの影響もあり、計７勝と不本意な成績に終わっている。「先発争いは厳しいけど、入れるようにアピールしていけたら」と力を込めた




阿部が左肩亜脱臼で２軍降格

楽天阿部俊人内野手（２５）が１０日、左肩亜脱臼のため、２軍に降格した。９日の紅白戦で守備の際に痛めた。

近く、久米島を離れ、病院で精密検査を受ける予定。代わって、森山周外野手（３２）が昇格し、１軍練習に合流した。




ユーキリス「ワギュウ待ち遠しい」


楽天ケビン・ユーキリス内野手（３４＝ヤンキース）は日本食がお好き？　

チーム合流３日目となった１０日、雨のため室内練習となったが、フリー打撃や一塁守備の練習を行った。初めてとなる日本でのキャンプ生活。食事について聞かれると「毎日、おいしく食べてるよ。

“ワギュウ”が待ち遠しいね」と、差し入れで間もなく届く和牛を楽しみにしていることを明かした。「コウベ、マツザカ、センダイ」と、日本各地のブランド牛を挙げていた。




「ユーク塾」開校、銀次が受講生１号


前日に合流したばかりの楽天ケビン・ユーキリス内野手（３４）が銀次に「ユーク塾」を開校した。９日、紅白戦を観戦した後に、室内練習場で呼び止めて約２０分。

身ぶりを交え、熱心に指導した。メジャー通算１５０本塁打の経験からボールの内側を最短でたたき、力強いインパクトをすることをアドバイス。

「自分の経験や知識を伝えるためにここに来た」と自負。自らも打撃マシンの球を受けて目慣らしをするなど、精力的に動いた。





銀次ユーキリス教室で「首位打者」へ


楽天銀次内野手（２５）は９日、久米島キャンプ第２クール２日目を終え、充実感あふれる笑みを浮かべた。室内練習場で大物助っ人ユーキリスから呼び止められ、約２０分間のレッスンを受けたからだ。「フォロースルーについて言われました。インコースに来た球を払わずに上からたたいて、フォロースルーで持って行くみたいな感じです」。前日に合流したばかりのメジャー通算１５０本塁打の大砲からの金言。自然と表情は緩んだ。

昨季は打率３割１分７厘でリーグ４位と大ブレークした。今キャンプでも１日７００スイングを行い、バットコントロールを高めている。「枡田と岡島が３割５分打つと言っているので、自分は３割５分１厘打って首位打者をとりたい」と鼻息は荒い。チーム内の競争を刺激にして、パ・リーグを代表する打者になろうと意気込んでいる。

言葉だけでなく、調子も上向きだ。この日行われた紅白戦では３番三塁で出場し、
３数３安打１打点の固め打ち。初回には右中間を鋭く破る二塁打を放つなど力強さが増している。「打席では良い感じでバットが振れた」と手応えをつかむ。「楽天を引っ張っていけるようにたくさん声を出していきたい」と話す男の勢いは久米島でさらに加速していく。





マー君到着のケネディ国際空港　報道陣１００人　ロビーには姿見せず


プロ野球楽天から新ポスティングシステムでの米大リーグ、ヤンキース移籍が決まった田中将大投手（２５）が９日、ニューヨークのケネディ国際空港に到着した。

田中将投手は１００人ほどの報道陣が待ちかまえる到着ロビーには姿を見せなかったが、搭乗していたチャーター機から妻でタレントの里田まいや、サポート役を務める前楽天広報部長の佐藤芳記氏の名前が入った段ボール箱などの荷物が運び出された。

本拠地ヤンキースタジアムで１１日午後１時（日本時間１２日午前３時）に入団記者会見を行い、１５日からフロリダ州タンパでキャンプに臨む。

　田中将投手は大リーグの投手史上５番目となる７年総額１億５５００万ドル（約１６０億円）の大型契約でヤンキースと合意した。