イーグルスファンコミュのジョージア魂賞年間大賞

ジョージア魂賞年間大賞にマー君


勝利に貢献するプレーをした選手に贈られる「ジョージア魂賞」の年間大賞が２７日に発表され、楽天の田中が選ばれた。

昨夏からの連勝を２１に伸ばし、プロ野球新記録を樹立した８月１６日の西武戦での投球で受賞。東京都内で行われた表彰式で、田中は「ファンの方々の印象に残ったプレーができたのかなと思う」と喜びを語った。


マー君賞金の使い道はコーヒー？


楽天田中将大投手（２５）が２７日、ジョージア魂賞の年間大賞に選ばれた。

同投手は、８月上期の第９回で同賞に選ばれていた。ノミネートされた全１２選手の中から、ファン投票で年間大賞に輝いた。

　都内ホテルで表彰され「うれしく思います。数字の面だけじゃなく、ファンの皆さんの心に残ったということだと思います」と喜んだ。賞金１００万円の使い道を問われると「コーヒーを買います」とニヤリ。賞の名前にかけて、場内の笑いを誘った。




１３年プロ野球表彰　東北楽天・田中　晴れやかＭＶＰ


プロ野球コンベンションが２６日、東京都内のホテルで開かれ、今季の最優秀選手（ＭＶＰ）にパ・リーグは東北楽天の田中将大投手（２５）、セ・リーグはヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手（２９）がともに初めて選ばれた。田中は１位票を独占し、満票での選出となり、バレンティンは最下位チームから初のＭＶＰとなった。

田中は開幕から２４連勝して稲尾（西鉄＝現西武）の２０連勝を大きく更新した。今季は２８試合に登板して２４勝０敗１セーブ、防御率１．２７の驚異的な成績で、プロ野球史上初めて無敗で最多勝を獲得。チームを創設９年目で初のパ・リーグ優勝と日本一に導いた。



マー君に聞く「きつかったが、試合になれば集中できた」



　――今の気持ちは。

　「ＭＶＰは優勝チームから選ばれることが多い。こうして優勝して、この賞を頂けたのは凄くうれしい」

　――今年１年を振り返って。

　「ＷＢＣからスタートし、アジア・シリーズまで進むことができた。最高のシーズンを送れたと思うが、初めてのことだったので、振り返ってみると長かった」

　――充実していたのでは。

　「チームとして日本一となり、自分もローテーションを守って投げられた。しっかり仕事ができた」

　――２４勝負けなしでシーズンを終えた。

　「田中は“どこまで勝つんだ”より“いつ負けるんだ”という報道の方が多かった。きつかったが、試合になれば集中できた」

　――日本シリーズでの１敗は。

　「あの１敗によって、すべてが消された気持ちになりました」

　――家族の存在は。

　「家に帰って誰かいるというのは心強いですし、体調面でも支えてもらいましたし、迷惑をかけたので、こうして結果で（里田まい夫人に）恩返しができて良かった」

　――来季の目標は。

　「今年も満足はしていません。来年以降、投球内容、投球の質を求め続けながら結果を残せていけたらいい。投手としてもっと上のレベルにいけるようにしたい」





９年目で初受賞！楽天・藤田「チームメートと監督、コーチに感謝」


２０１３プロ野球コンベンションが２６日、都内で開かれた。昨年途中にＤｅＮＡから移籍し、今季は主に２番打者としてチームの日本一に貢献した楽天・藤田がプロ９年目で初受賞。開幕２４連勝でＭＶＰに輝いた田中を攻守で支えた３１歳は「日本一になれてこのような賞をいただき、チームメートと監督、コーチに感謝します」と記念の盾を手にして感慨深げだった。




片山400万減「便利屋になる」


楽天片山博視投手（２６）が２７日、Ｋスタ宮城で契約更改交渉に臨み、３４００万円から４００万円ダウンの３０００万円でサインした。

今季は３１試合の登板に終わり、後半戦は２軍が多く「優勝の中にいられなかったのが悔しかった」と振り返った。「来季は先発するか中継するか、自分の中では決めないで、究極の便利屋になります」と話し、１軍に居続けることを目標とした。（金額は推定）



1200万減、「新生・永井」へ


楽天永井怜投手（２９）が２７日、Ｋスタ宮城で契約更改交渉に臨み、４９００万円から１２００万円ダウンの３７００万円で更改した。

今季は１０試合の登板で２勝と、３年連続１ケタ白星に終わった。「東北に日本一をもたらしたことはチームとしてはうれしいのですが、個人的には悔しいシーズンでした。優勝の輪に加われなかったことが悔しい。リーグ優勝も、ビールかけも、最後までみてやろうとテレビで見ました。来年は、あの場にいるんだと、思いましたね。来季は先発ローテーションの座を奪い取りたい。１からやるしかない。１から体を鍛え直します。とにかく、走ります」と、来年は３０歳にして「新生・永井」を披露する意気込みを示した。（金額は推定）



福山300万増　Ｖ戦士しみじみ


楽天福山博之投手（２４）が２７日、Ｋスタ宮城で契約更改交渉に臨み、３００万円アップの９００万円でサインした。

　昨年、ＤｅＮＡから戦力外通告を受けて楽天入り。９月２５日の西武戦では、ハウザーの危険球退場によって１回２死から緊急登板し、プロ初ホールドをマークするなど、優勝に貢献した。「ロッテ戦で田中が先発して嶋さんがサヨナラ打を打った試合が１番印象深いです。自分は投げていないのですが、ベンチで見ていて『このチームに来て良かった』と思いました」と、戦力外の１年後にＶ戦士となったことを、しみじみと話した。来季に向けては「ＣＳ、日本シリーズと登板できなかったのが悔しい。そこで投げられるように頑張ります」と話した。（金額は推定）



小斉、結婚していた　しおりん似22歳

楽天小斉祐輔内野手（３０）が結婚していたことが２６日、分かった。福岡県在住の沙耶香さん（２２＝旧姓吉崎）と８月下旬に仙台市内で婚姻届を提出した。アイドルユニット・ももいろクローバーＺの玉井詩織似のスレンダー美女で、昨年１２月末に交際してから約８カ月で結婚。沙耶香さんとは、来年１月ごろから仙台市内で同居する予定だ。「新しい家族を持つことになったので、自分だけのためじゃなく、家族のためにもしっかり頑張りたい」と決意を新たにした。

ソフトバンク時代に「松中２世」と呼ばれた左の大砲も、楽天加入後の２年間で思うような結果は残せなかった。「良い時も悪い時も変わらずにいてくれる。一緒にいて楽しい」と、沙耶香さんに支えられた。来季、連覇を目指すチームの一員として「少しでも貢献できるように頑張ります」と意欲を燃やした。