イーグルスファンコミュのファーム表彰式で３選手が表彰

ファーム表彰式で３選手が表彰



プロ野球コンベンションが２６日、都内ホテルで行われ、第１部のファーム表彰式で、楽天からは３選手が表彰された。

イースタン・リーグの最多本塁打者賞、最多打点者賞の中川大志内野手（２３）は「うれしいですね。でも、来年は１軍で」と力を込めた。

その他、上園啓史投手（２９）が最優秀防御率投手賞、宮川将投手（２３）が優秀選手賞に選ばれた。





星野監督「選手、社員が１つに」


楽天星野仙一監督（６６）が２６日、東京・品川にある楽天本社を訪れ、三木谷オーナーにリーグ優勝と日本一の報告を行った。

藤田、嶋、田中、則本の４選手と訪問。三木谷オーナーと会談後は、１０００人を超える本社社員の前に登場し、「ようやく、皆さんに報告に上がることができました。選手、本社の社員が１つになりました」と応援のお礼を伝えた。




戸村300万増の1800万円


楽天戸村健次投手（２６）が、来季のさらなる飛躍を誓った。２６日、仙台市内で契約更改交渉に臨み、３００万円増の１８００万円でサイン。

　今季、１２試合の登板で４勝２敗の成績を残したが、８月下旬に２軍降格して以降は、１軍登板がなかった。「１年間１軍にいられなかったのは自分の力不足。ポストシーズンの登板がなかったのも悔しい。来年は１軍に居続けて、大きく飛躍できるように頑張りたい」と意欲を見せた。




菊池80万増「覚悟決めてやる」

楽天菊池保則投手（２４）が、来季への覚悟を示した。２６日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、８０万円増の８００万円でサイン。今季は１４試合に登板し、１勝５敗、防御率６・４８の成績だった。

星野監督から高い期待を受けながら結果を出すことができず、「情けないし、悔しいシーズンでした。何か自分を変えないといけない。頑張るのは当たり前なので、来年は結果を意識してやりたい。覚悟を決めてやります」と巻き返しを誓った。（金額は推定）





塩見が結婚していた　今年７月婚姻届



楽天塩見貴洋投手（２５）が結婚していたことが２５日、分かった。元会社員の彩夏（あやか）さん（２５）と今年７月、彩夏さんが在住していた大阪府内で婚姻届を提出した。小柄で明るい性格の美女で、約２年半の交際を経てゴールイン。既にＫスタ宮城のある仙台市内で新婚生活を始めており、「家族が出来たので、来年、絶対にやらないといけない」と、気持ちを新たにした。

星野監督から左の柱として期待されているが、今季は左肩痛に悩まされ、プロ入り３年目で初めて１軍登板なしに終わった。苦しいときも支えてくれたのが、彩夏さんだった。知り合ったのは大学時代で、元気な笑顔に励まされてきた。「精神的なところが一番大きかった。食事でもサポートしてくれた」と感謝の思いは強い。

　球団初のリーグ優勝、日本一の瞬間は「テレビで見れなかった。監督にも申し訳ない気持ちです」と悔しさしかなかった。現状、チームに計算できる左投手は少ない。それだけに、連覇の鍵を握る塩見は「最低でも２ケタ勝ちます！」と覚悟を口にした。






楽天パレード協賛金あと1000万円



Ｖパレードで協賛金もＶ字回復した。２４日に行われた、プロ野球・楽天の優勝パレードへの個人協賛金が、先週土曜から３日間で約２４００万円集まったことが２５日、分かった。２５日現在８０６０万円となり、目標の９１２０万円まで１０６０万円と迫った。

２１万４０００人のファンが仙台中心部を埋め尽くした感動のパレードは、多くの協賛者も生みだした。会場に３カ所設けた募集窓口では１口３０００円で約１３０万円集まり、口座振り込みも一気に急増した。

実行委員会は「パレードを見ていただいた方からも多くの協賛金を頂けました。１人で２口、３口と協賛してくれる方もいます」と話す。

９月２６日のリーグ優勝時の計画では、１０万人規模を予定していた。その後クライマックスシリーズを突破し、日本シリーズ制覇。注目度が一気に上がり２０万人規模へと変更した。それに伴い、警備費などが膨らみ、費用見込みが１億５４００万円となり、このうち９１２０万円を個人協賛金で賄うこととなった。

当初、協賛金は約３０００万円と予定しており約６０００万円の不足が発生していた。協賛金は１５日時点で約３０００万円で、目標まで約６０００万円の不足。


パレード２日前の２２日時点でも約５６００万円で約３５００万円が不足していた。

しかし修正動員をさらに上回る２１万４０００人が集まり、協賛金への賛同も増えたようだ。実行委は、「見通しが明るくなってきました」と声を弾ませた。協賛金募集は今月２９日までの予定だ。