イーグルスファンコミュの開幕戦の雪辱誓う「仕返しを」「勝てる投球を」

則本、開幕戦の雪辱誓う「仕返しを」「勝てる投球を」


楽天の則本は今季開幕戦で黒星を喫したソフトバンクへの雪辱を誓った。新人としては１９８４年のヤクルトの高野以来、パ・リーグでは５８年の南海（現ソフトバンク）の杉浦以来となる開幕投手を務めたが、７回途中４失点で敗れていた。

２１日の２度目の対戦に向け、Ｋスタ宮城で最終調整を行った。「仕返ししてやるぞと気持ちだけは負けないように、勝てる投球をしたい」と意気込む。キャッチボールでは新しいカーブの握りを試した。縦の変化が大きくなるようで「右打者の内角に投げられたら最高」と手応えをつかんでいた。




星野監督ソフトＢ戦「頭を取る」


交流戦２位と好調だった楽天は２０日、リーグ戦再開を翌日に控え、Ｋスタ宮城で全体練習を行った。

冒頭、星野仙一監督（６６）が選手全員に訓示。「再スタートになる。頭を取って、波に乗っていこう」と、２１日のソフトバンク戦（郡山）の必勝を命じた。






藤田、リーグ再開カードでタカ狩り誓った！


楽天は２１日からのリーグ再開カードでソフトバンクと対戦する。復調ムードの藤田一也内野手（３０）は１９日、タカ狩りへ意欲を語った。今季のソフトバンク戦は１１打数５安打４打点と“キラー”ぶりを発揮。２１日（郡山）はエース・摂津との対戦になるが「いい１本が打ちたい」と力を込めた。

リーグ戦再開を２日後に控え、チームはＫスタで約２時間半、汗を流した。２１日の相手先発は、２０１１年８月から３年越しで７連敗中の摂津。その天敵に対し、真っ向勝負を宣言したのが藤田だった。「全てがいいボールだと思います。そういう投手から、いい１本を打ちたい」。チームの勝利に直結する価値ある安打を誓った。

今季、ソフトバンクとの対戦成績は３勝３敗。ただ、打線は打率２割３分１厘と抑え込まれている。そんな中、結果を残しているのが藤田だ。ここまで１１打数５安打で打率４割５分５厘、４打点。開幕戦こそ摂津に３打数無安打と抑えられたが「今度は打ちたい」と闘志を燃やす。

遊撃の松井と、あうんの呼吸で鉄壁の二遊間を結成している名手。普段は辛口の星野仙一監督（６６）も「藤田に救われている部分はある」とその実力を評価する。ただ、バットでも結果を出したい“発奮材料”がある。

　昨秋、２１日の試合が開催される郡山・開成山球場で聖沢らと野球教室を行った。「ひょっとしたら、その時に教えた子供たちが来るかもしれない。いいところを見せられたらいいですね」と力を込めた。１年に１回しかない郡山でのゲーム。昨年は５戦４敗、防御率０・９２とカモにされた天敵に雪辱を果たし、リーグ戦再開を勝利で飾る。








星野監督、珍指令　球宴休み「動物園に行け」




星野監督が１９日、精神力を鍛えるトレーニングとして「動物園に行け」の珍指令を出した。「今の若い選手は精神的に追い込まれていない。オールスター休み（７月１８〜２３日）のときに（若手に）虎やライオンとにらめっこさせる。俺もムチを持って行く」と、仙台市内の八木山動物園行きプランを明かした。

本拠地・Ｋスタでの全体練習を見守っていた闘将は、真剣な目つきで口を開いた。「おい、仙台に動物園はあるのか？」。優勝争いに食らいつくための手段に選んだのは、動物園行きだった。過去には柔道・谷亮子が、自らの闘争心をかき立てるために、肉食動物がエサをむさぼる姿を見に行ったことがあった。レスリング男子日本代表も、６４年の東京五輪前にライオンとにらめっこして精神力を磨いた。指揮官は「理不尽なことをやらされて、そこで学ぶことも多い」と持論を展開した。

優勝争いをしていた交流戦では、負けられない１２、１３日の広島戦（Ｋスタ）で、ともに逆転負けを喫して、２位止まり。初タイトルを逃した。目下、リーグ戦では首位ロッテに２ゲーム差の２位。ロングリリーフを期待される菊池も「もっと気持ちを出していけば、いいんじゃないかと周りに言われたりするので」と精神力の向上を課題に挙げる。戦闘集団となり、厳しい戦いを勝ち抜いていく。







西田　腰痛のためフレッシュ球宴辞退、三好が出場


日本野球機構は２０日、若手選手によるフレッシュオールスターゲーム（７月１８日・秋田県立野球場）に選出されていた西田（楽天）が腰痛のために出場を辞退したと発表した。補充選手として三好（楽天）が出場する。