イーグルスファンコミュの４位　オープン戦

東北楽天４位　オープン戦、全日程終了

プロ野球のオープン戦は２４日、各地で６試合が行われ、全日程を終えた。２年連続日本一を目指す巨人が１０勝４敗３分けで１位となり、広島が１０勝６敗１分けで２位、東北楽天が１０勝７敗で４位、最下位は中日で４勝１４敗２分けだった。

公式戦は２９日にセ、パ両リーグが同時に開幕する。セは巨人－広島（東京ドーム）ヤクルト－阪神（神宮）中日－ＤｅＮＡ（ナゴヤドーム）、パは西武－日本ハム（西武ドーム）ロッテ－オリックス（ＱＶＣマリンフィールド）ソフトバンク－東北楽天（ヤフオクドーム）で、全てナイターで行われる

“楽天の満塁男”牧田健在　巨人たたいた

＜オープン戦：巨人１－７楽天＞◇２４日◇東京ドーム

　「満塁男」健在だ！　楽天牧田明久外野手（３０）が巨人戦に「７番右翼」で出場。２回、無死満塁からホールトンのカーブをコンパクトに振り抜いた。打球は右中間を真っ二つに割り二塁打。一気に３人が生還した。昨季も満塁での打率４割６分７厘を残しており、「去年も満塁で打ってましたね。シーズン中であればベストなんですけどねぇ…」と、ちょっぴり自虐交じりの牧田節で振り返った。

ニュー牧田で開幕を迎える。オープン戦の打率は３割３分３厘で１２球団５位。長距離砲として期待されても「ホームランはいらない。率（打率）を残して、打点を稼ぎたい」と、チーム打撃を心がけている。昨季はチャンスで力むこともあったが「とにかくコンパクトに打つことですね」と、力を抜いている。

激しい外野手のレギュラー争いだったが、右翼での開幕スタメン起用は堅い。牧田は「体調も良いし、バットも振れている」と笑った。打率２割２分５厘に落ち込んだ昨季とは、ひと味違う