イーグルスファンコミュのリベンジに闘志「次に向けて前に進んでいきたい」など・・・

マー君　リベンジに闘志「次に向けて前に進んでいきたい」


第３回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）に出場している侍ジャパンの田中将大投手（２４）が４日、自身のブログを更新し「開幕から連勝！！！！」とチームの好スタートに喜びのコメントを示した。

ただ、エースとして先発マウンドに上がった２日のブラジル戦では２回４安打１失点。初回に失策も絡んだが、わずか７球で先制点を献上し、１次ラウンドの球数制限６５球に遠く及ばない２３球で降板と、不安定な内容だった。

２次ラウンド（８〜１２日・東京ドーム）では救援に回る可能性も浮上している。それでも、３連覇に向けてはエースの復調は欠かせない。田中は「また次に向けて前に進んでいきたいと思います。氣持ち」ときっぱり。リベンジへ闘志をみなぎらせている。


岩隈　マー君気遣う「凄く緊張したと思う。僕も初登板はそうだった」


侍ジャパンのエースで、２日のブラジル戦で乱調だった楽天時代の後輩・田中については「凄く緊張したと思う。僕も初登板はそうだった。それだけ背負うものが違う」と気遣っていた。





【ＷＢＣ】侍ジャパンの命運握る田中の起用法…リリーフ起用も示唆　先発陣再編も

日本代表が２次ラウンドを見据え、先発陣の再編に動き出した。大会前は先発陣の軸として期待されていた田中に結果が出ていないためだ。山本監督は２次ラウンドの先発陣について「まだこれから」と明言を避けてはいるが、田中が中継ぎ、抑えに配置転換される可能性もあり、今後の起用法が注目される。

田中は４日、チームの休養日を返上して大隣とともに自主練習。軽めのキャッチボールで投球フォームを修正するなど約１時間調整した。

ダルビッシュ（レンジャーズ）ら大リーガー不在の今回、投手陣は田中を軸に考えていた山本監督だが、その青写真は崩れつつある。先発した１次ラウンド初戦のブラジル戦は制球が甘く、わずか２回１失点、２３球で降板。与田投手コーチは「個人の考え」と前置きした上で、「先発でチャンスを与えるか、短いイニングで投げてもらうか。力を出せる場所を考える」と先発からの方針転換を示唆する。前回大会と違って今大会は２次ラウンドまで中１日しかなく、投手陣が調整する期間も短い。２次ラウンドを見据えると、調子の良い投手を軸に起用する必要があるからだ。

２次ラウンドの先発は前田健、杉内が軸となり「第２先発」に内海、摂津、能見の起用が予想される。田中は「いつ投げろといわれてもいいように準備したい」。２次ラウンドでは、背番号１７の奮起が欠かせない



中島左キラー健在　二塁打２本


＜オープン戦：楽天６−３ＤｅＮＡ＞◇３日◇長崎

　左キラーは健在だ。楽天中島俊哉外野手（３２）が３日、ＤｅＮＡ戦（長崎）で二塁打を２本放った。神内、林と、両左腕の変化球を捉えた。「ずっとファームにいたので、チャンスをもらって結果を出しホッとしています」と胸をなで下ろした。１１年目の今季、久米島キャンプは２軍スタートだった。今回の遠征から昇格し、最初の１軍戦で早速結果を出した。

リラックス打法だ。「今までやってきたことが通用しない。結果を気にせず、思い切って挑戦したい」と打撃フォームを変えた。バットの先端が投手の方を向く構えだったが、上体の前方に「力を入れず」バットを差し出す構えにした。「バットの位置を手前にして、（投手との）距離を置く。間が取れます」と狙いを明かした。４回１死一、二塁では、林のフォークを手元まで呼び込み、左中間への２点二塁打。間を取れている証拠だった。

ジョーンズ、森山、島井らが加わり、２年目の島内も台頭。外野は激戦区だが、中島は「１打席、１打席、必死です」と言った。パンチ力のある右打者として、開幕までアピールを続ける




あるぞルーキー則本！楽天開幕投手

＜オープン戦：楽天６−３ＤｅＮＡ＞◇３日◇長崎

あるぞ、ルーキーの開幕投手！　楽天ドラフト２位則本昂大投手（２２＝三重中京大）がＤｅＮＡを４回１安打無失点。プロ入り後最速の１４９キロをマークし、勝負球のスライダーが切れた。実戦５試合で１５回連続無失点に、星野監督は「新人も面白いね。（新人を使うことは）全く気にしないよ」と、開幕投手の大抜てきまでにおわせた。

本命は、もちろんエース田中だが、ＷＢＣに参加中。代表での負担を考慮して代役を立てる可能性もある。その場合の候補を、同監督は「辛島が一番近い」と話していたが、その辛島が前日２日に５回４失点と崩れた。他の投手も結果を残せておらず、新人が大役を射止めるかもしれない。則本は「今後の結果次第なんで。でも、できることならやりたいです」と言った。尊敬する“炎のストッパー”津田恒実さんの座右の銘「弱気は最大の敵」のように、強気の宣言だった。