イーグルスファンコミュの開幕投手候補に辛島、釜田、菊池、美馬など・・・

開幕投手候補に辛島、釜田、菊池、美馬も


９日に楽天で今キャンプ初の紅白戦が行われ、開幕投手争いがスタートする。

エースの田中はＷＢＣに出場するためシーズンの開幕投手を務めるかは未定。星野監督は「辛島、釜田、菊池、２軍の美馬だって候補になる」と語る。菊池、辛島、新人の則本（三重中京大）ら開幕ローテーションを狙う投手が登板する予定で指揮官は「田中以外で調整と言っていられるような選手はいない」と結果を出すことを命じた。



マー君、４度目のブルペンで最多の１１９球



ＷＢＣ日本代表候補の楽天・田中将大投手（２４）が９日、久米島キャンプで４度目のブルペン投球を行い、最多の１１９球を投げ込んだ。制球に苦しみ「ヤバい！」と声を荒げる場面もあったが、視察に訪れた侍ジャパンの与田投手コーチは「全く問題なく、安心して見ていました」と信頼感を口にした。




銀次、練習の虫　東北楽天　沖縄・久米島キャンプ


ようやくつかみかけた内野の定位置。明け渡すつもりは毛頭ない。ライバルが米大リーグの名門ヤンキースから来た強打者マギーであってもだ。銀次は８年目の今季、正念場を迎える。

昨季は前半戦で二塁、後半戦は三塁を主に守り、１２６試合に出場。規定打席に初めて到達し、チームトップの２割８分（リーグ１１位）をマークした。それでも慢心はない。首位打者を本気で目指しているからだ。

キャンプではまさに練習の虫。他の選手より１時間早く球場入りし、バットを振る。今キャンプは全員参加のアーリーワーク（早朝練習）はないが、習慣が体に染みついている。バットを振る量そのものは昨年より少ないが、「自主的に行っているためか、質は高くなった」と感じている。

居残り練習では、独自のティー打撃に取り組む。バットを素手で持ち、３５メートル先の正面に置いたネットをめがけて打ち込む。「球を正面から芯で捉える感覚をつかみたい」という。

熱のこもった練習に向かわせる原動力は、ライバルへの闘争心。マギーのフリー打撃を見て「パワーではとてもかなわない。でも、打率では上回る」。守備では「グラブの使い方がうまいので（見て）盗みたい。でも、肩は自分の方が強い」。負けん気がのぞく。

そしてもう一つ。「支えるものができた分、一層やるぞという思いは強い」。昨年１１月に結婚、新たな心持ちで臨んでいる。


銀次「目標は144試合フル出場」

楽天銀次内野手（２４）が９日、今季の全試合フルイニング出場と首位打者獲得を宣言した。

キャンプ９日目の早朝、散歩と体操後に声だしを担当。「今年の目標は、開幕スタメンで１４４試合フルイニング出場することです。首位打者をとり、優勝に貢献したいです。そして、いつも応援してくれる東北の方々のためにも、日々努力していきたいです」と大きな目標を掲げた。



則本　きょう紅白戦で実戦初登板



楽天のドラフト２位則本昂大投手（２２＝三重中京大）が、今日９日の紅白戦で実戦デビューする。先発は菊池と戸村のため、２番手以降の登板となる。新人で唯一１軍キャンプに参加しており、ここまでは順調な仕上がりで、プロ初実戦に向け「まずはストライクが入るように頑張りたい」と意気込みを話した。

キャンプ初日からブルペン入りし、８日目の８日も７３球の投げ込みで調整した。「シーズン中と同じような配球にはならないと思いますけど、配球も考えてやりたい。変化球の反応も見てみたいです」と話した。スライダー、チェンジアップなどの持ち球を試すつもりだ。佐藤投手コーチからは即戦力として「十分力がある」と高く評価されており、実戦での投球も注目される。「できることをやりたいと思います」と気を引き締めた則本。キャンプでの練習の成果を存分に発揮する。





ジョーンズ３安打、マギー特大弾


楽天の新外国人アンドリュー・ジョーンズ外野手（３５＝ヤンキース）とケーシー・マギー内野手（３０＝ヤンキース）が９日、久米島キャンプ最初の紅白戦でいきなり爆発した。

まずはジョーンズ。１回、戸村から三塁線を痛烈に破る適時打を放った。マギーも続く。戸村から中堅左へ消える特大の本塁打を放った。

　ＭＬＢ通算４３４発のジョーンズは第２打席でも戸村から同じような三塁線突破の適時打。さらにルーキー則本と対戦した第３打席では直球を左翼線へ痛烈な二塁打。早くも本領発揮した。




枡田「立花社長！すみません」


　楽天枡田慎太郎内野手（２５）が９日、早朝から頭を下げた。銀次内野手（２４）に続き、朝の声だしを行った。

「８年目、枡田慎太郎、既婚、女の子２人います！　今年は、優勝したい！　そのために１つでも多くの勝利に貢献したいです」と目標を掲げると、「そして、立花社長！　昨日、電話での失礼な対応、すみませんでした！」と突然の謝罪。思わぬ展開に、立花球団社長も笑顔を見せていた。



仲沢、新天地で「１軍戦力」誓う


昨年１１月に巨人からトレードで移籍した楽天仲沢広基内野手（２６）が、新天地での誓いを立てた。

９日、早朝の体操後、声だしで意気込みを話した。「今年の目標はシーズンを通して１軍の戦力になることです。そのためにも、練習からチームに必要な選手になれるよう、頑張ります！」と力強く宣言した。




金刃、切れのある投球披露　沖縄・久米島キャンプ

沖縄県久米島町で行われている東北楽天の春季キャンプは８日、第２クールが始まった。あいにくの雨で久米島野球場が使えず、選手は室内練習場「ホタルドーム」で汗を流した。

野手陣では、銀次内野手が投内連係の守備練習ではつらつとした動きを見せ、打撃練習でも快音を響かせた。ブルペンでは６年目の菊池保則投手が１５１球の熱投。新加入の星野智樹投手も今キャンプ７度目となる投げ込みを行った。金刃憲人投手はフリー打撃の打撃投手を務め、切れのある直球、シュートを披露した。