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イーグルスファンコミュの楽天・早川の“相棒問題” 今後、どのような課程を踏んでいくのだろうか

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野球楽天・早川の“相棒問題” 今後、どのような課程を踏んでいくのだろうか野球

今後、どのような課程を踏んでいくのだろうか――。
楽天・早川隆久投手の相棒問題だ。

事の発端は19日の西武戦(ベルーナドーム)。
早川は、太田とバッテリーを組んだ序盤の3回までに5失点。
早期降板かと思われたが、今江監督は捕手を石原に代えることを選択。
結果的に石原と組んだ4回から7回までを無失点に抑えた。
序盤について「ボール自体は悪くなかった。自分は要求された球を投げた感じ」と話し、
4回以降に組んだ石原については「テンポも良くなりましたし、
自分の投げたいボール、どういう配球をしたいと分かってくれている。
そこはツヨシの強み」と同学年の相棒を称えた。
捕手交代を決断した今江監督も「(太田とは)合っていないように見えた。
(石原に代わり)明らかにテンポが良かった。それを太田が見てどう感じるか」と
話した。

伏線はあった。早川は昨季登板した全17試合で、今季西武に復帰した炭谷と
バッテリーを組んでいた。
今年はオープン戦期間中から「捕手とコミュニケーションを」という言葉をよく聞いた。
試合終了直後ということもあり、感情が高ぶったままでの発言だったかもしれない。
それでも内容を知った今江監督は早川と話し合った上で、翌日報道陣の前で
「開幕投手を務めてチームを引っ張っていってほしい選手がキャッチャーと
合わないからどうこうっていうのは寂しい」と思いを吐露。
「単純にいえば、そもそももっと自分の球で抑えろよっていう話。
ただ、そうもいかないから共同作業になる」と続けた。

開幕から金曜日に登板してきたが、26日は試合が組まれておらず、
早川は一度、出場選手登録を外れた。
今季は自身初の開幕投手を任された。
今江監督いわく「かなり早い段階から決めていた」というほど、
将来のエースへの期待値は高い。今回は残念な形となったが、登板から3日後、
先発投手練習に参加した際はこう話した。
「首を振らないといけないところもあると思いますし、
太田さんを信じて投げないといけないところもある。
何がベストなんだろうと思いながらシーズン開幕当初からずっとやっている」。
複雑な思いを抱えつつも「まだまだ(太田と)お互いが分かり合えてない部分はある。
もうちょっと話し合って、次回登板でもう1回組んでいい結果を出せれば」と
前を向いた。

まだプロ4年目の25歳は「監督の言っていることは確かですし、
キャッチャーが誰であろうとねじ伏せないといけないのが、
エースであるべき理想像だと思う」と語った。
数年後「あんなこともあったな」と自身も周囲も笑い飛ばせる日が来ることを
願っている。

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