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イーグルスファンコミュの【楽天】伊藤茉央「必要とされる限り毎年、地元で野球教室やりたい」塩川中3年時に参加したイベントで笑顔

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野球【楽天】伊藤茉央「必要とされる限り毎年、地元で野球教室やりたい」
塩川中3年時に参加したイベントで笑顔野球

プロ野球選手会が主催する「キャッチボールクラシック2023全国大会」が9日、
福島・あづま球場で開催された。現役プロ野球選手として参加した喜多方市出身の
楽天・伊藤茉央投手は「必要とされる限り毎年、地元で野球教室をやりたい」と
“伝道師”となることを約束。いわき市出身のDeNA育成・草野陽斗投手と共に
小・中学生約600人と交流を深めた。

晴天の下で行われた野球教室。ボールを思い切り投げる子どもたちの姿を見て、
伊藤茉の顔にも自然と笑みが浮かんだ。
塩川中3年時には自身も同じイベントに参加しており
「久しぶりにこの懐かしい感じを味わえました」としみじみ。
サイン会や景品が当たるじゃんけん大会も行われ、
「こうやって教えた子たちと一緒にプレーできたらいいですね」と
未来のプロ野球選手との交流を心底楽しんだ。

野球人口の減少が叫ばれる中で野球の“伝道師”としての役割も担う。
「自分でよければ毎年地元でやりたいです。
それで一人でも『野球が楽しいな』と思って競技人口が増えてくれればやっている
意味もあると思うので。自分を必要としてくれるならやります」と
今後もシーズン終了後には野球教室やイベントの参加を通して
野球の魅力を発信していくことを誓った。

来年5月31日に開催されるヤクルト戦は会場となったあづま球場で行われる。
喜多方高出身の右腕にとって3年夏の福島大会3回戦の郡山戦で
涙をのんだ場所でもある。ちびっ子たちにも
「来年ここで試合があるから来てね!」と何度も呼び掛けた。

凱旋(がいせん)登板に向けて2月の春季キャンプから開幕1軍をアピールする構えだ。
50登板と勝利の方程式入りを目標に掲げるサイド右腕。
子どもたちからもらったエネルギーを原動力に2年目のシーズンへと向かう。

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