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イーグルスファンコミュの松井裕樹、積み重ねた本拠での100セーブ  記憶に残る宿敵との一戦で感じた守護神の醍醐味

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野球松井裕樹、積み重ねた本拠での100セーブ 
記憶に残る宿敵との一戦で感じた守護神の醍醐味野球

◆パ・リーグ 楽天3ー2ソフトバンク(19日・楽天モバイル)

 大事な1点を守り切り、満面の笑みで仲間と抱擁を交わした。
9回2死。楽天・松井裕が野村勇を中飛に打ち取り、試合を締めた。
今季36セーブ目は、本拠・楽天モバイルでのちょうど100セーブ目。
同一球場での100セーブはパではロッテ・益田に次ぎ2人目、
両リーグでは6人目の快挙となった。

「年数もかかったし波もあった。使ってくださる歴代の監督だったり、
ブルペンキャッチャー、トレーナーさん、毎日いろんな人に助けてもらってる。
すごくうれしく思います」

積み重ねたセーブの中でも19年9月24日のソフトバンク戦の記憶は特別だ。
4―1の9回、無死満塁の危機。犠飛で1点を失い、なお2死満塁。
牧原大を中飛に抑え、チームはCS進出を決めた。
「勝ったらCSと分かっていた。目の前にある何かを取りに行くのがつらかった」と、
重圧を感じたが「先発投手に喜んでもらえるのは一番うれしいし、
仲間と一番に喜び合えるのは特権。誰にも渡したくない」。
醍醐(だいご)味も実感した。

3位ソフトバンクとの直接対決を制し、1・5差に接近。憧れの岩瀬らにも肩を並べ
「先輩たちの存在感には全然届かない。
野球以外の部分でもっと存在感のある人間になれるように」。
逆転CSを決めるマウンドにも、背番号1が立っているはずだ。

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