オリックス山本由伸−楽天岸孝之、広島森下暢仁−阪神大竹耕太郎ほか／ 16日予告先発
16日のプロ野球予告先発は以下の通り。
＜セ・リーグ＞
ヤクルト小川泰弘−DeNA石田健大（神宮＝時計18時）
中日高橋宏斗−巨人菅野智之（バンテリンドーム＝
14時） 広島森下暢仁−阪神大竹耕太郎（マツダスタジアム＝
14時） ＜パ・リーグ＞
日本ハム加藤貴之−ソフトバンク石川柊太（エスコンF＝
18時） 西武平良海馬−ロッテ美馬学（ベルーナドーム＝
13時） オリックス山本由伸−楽天岸孝之（京セラドーム大阪＝
14時） 楽天・浅村 痛みを口に出さない鉄人の“哲学” 中学時代に骨折もケガ隠して練習参加
痛みがあっても決して口に出さない。
楽天の浅村は野球を始めた時から“哲学”を貫いてきた。
都島ボーイズ時代の中1の時、右前腕部を骨折。ケガを隠して練習参加していたが、
2週間ほどたって球を投げられなくなった。
さすがに病院に行くと「骨折ですが、治りかけています」と医師も驚くほどだった。
母・明美さんは「“痛い”とか“しんどい”とか聞いたことがない。
骨折した時ですら、夜中にこっそり氷で腕を冷やしていましたから」と振り返る。
プロ入り後も「ケガをケガだと思わない。
そのうち治るから」と自分に言い聞かせてきた。
今年も6月15日の広島戦で右太腿裏肉離れ。翌日以降も試合に出ながら回復を待ったが、
同28日のソフトバンク戦で同じ箇所を痛めた。
中継を見た明美さんが「今後のことも考えて休むことも勇気やで」と
伝えたが「大丈夫」と返ってきた。
最大の危機だったのは先発を外れた4月8日のロッテ戦だという。
「胃腸炎だったんですけど、あれはヤバかった」。
嘔吐（おうと）と激しい腹痛に耐え、代打出場で記録はつながった。
「ケガよりも病気の方が試合に出られなくなる。
シーズン中にコロナにかからなかったのは運が良かった」。
野球の神様が未曽有のパンデミックから守ってくれたのかもしれない。
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