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ケイジャン&ザディココミュのCD/BeauSoleil の新譜 Alligator Purse

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ワニ皮のハンドバッグ・・・カッコええんやら、悪いんやら解らんタイトルだけど、これがボーソレィのスタジオ録音としては5年目の新譜。(前作はライブ)
ベースとフィドルがミッチ・リードになってから始めての新譜でもある。
ミッチがメンバーの平均年齢を少し下げたから、ってんでもないだろうけど全体的に元気な感じがする。

ケイジャン・バンドの中でも多分、一番実験的な事をするボーソレィの事、今回も色々多彩にやっている。
今までのアルバムでは、その実験的がアルバムの中で浮いた感じがすることがままあったんだけど、新譜も色んなスタイルをやっているにせよ、浮く事なく上手く溶け合っていると思う。
私が慣れただけ?かも知れないけど、一気に聴きとおしてしまう。
英語とフランス語混合と、全く英語のみの2曲もあり。

ゲスト・ミュージシャンは:
ジム・ウエィダー
ナタリー・マーチャント
ジョン・セバスチャン
アンディ・スティン
ガース・ハドソン
ロズウエル・ラッド
ハッピー&アーティー・トラウム
ザ・ハドソン・ヴァレー・ボーイズ
ビル・キース

と、アメリカン・ルーツ物が好きな人なら「おうおう」と言いそうなメンバー多しだけど、この辺割と門外漢の私にはあまり知らない人多し。
唯一見たことあるガース・ハドソンは1曲ハモンド・オルガンのみであまり存在感なしぃ・・・

1, Reel Cajun / 45 North St. Joseph St.
2, Rouler Et Tourner
3, Carruere Zydeco
4, Little Darlin'
5, Marie
6, Valse A BeauSoleil
7, Bosco Stomp
8, Theogene Creole
9, I Spent All My Money Loving You
10, Les Oignons
11, The Problem
12, Alligato Purse
13, Valse A Thomas Ardoin

1曲目、いきなりデニス・マッギーの曲で始まる、かなりテンポの早いフィドル・チューン。
2曲目は・・・こういうスタイルはどう言うんだっけ?(って聴いてない人に聞くなって?)
3曲目のインスト、後半のメロディが「Bluerunner」なんだけど、クレジットでは「La Robe A Parasol」となっている。(同じようなメロディで幾つも違った曲が存在するケイジャン・ザディコ)
4曲目、ナタリー・マーチャントとのデュエットが印象的なこれは Julie Miller の曲(この人に関しても知らないけど、有名なのか?)
5曲目はスワンプ・ポップですな。
6曲目はワルツとタイトルしておきながら、ブルースっぽいリズム。
「自分の中にはブルースの要素がかなりある」といつかインタヴューで言ってたマイケル、こういう曲もボーソレィの十八番。
8曲目はカリブのリズム融合体のような曲で、クレオール(ザディコ)のカリブからの影響について表現しているのです・・・よね、きっと。
彼らは以前からこういう曲をたまに収録しているし。
7曲目はケイジャン音楽を知っている人ならほぼ知っているような曲。
9曲目はボビー・チャールズの曲で、一部の英語の歌詞のあとはマイケルが付けたフランス語の歌詞になっている。
10曲目はブラスが沢山入って、ニュー・オーリンズのジャズ的というか、ラグタイム風というか。
11曲目は J.J.Cale の曲。
この人も門外漢の私はあまり知らないし、オリジナルも聴いた事ないけど、カヴァーであるこれは歌詞も全部英語。
http://www.sweetslyrics.com/308504.JJ%20Cale%20-%20The%20Problem.html
これを聴いて漠然と、ブッシュ元大統領の事を言っているんだろうなあ、思った。
(マイケル・ドゥーセは去年の10月にソロを見た時、胸*というかお腹全体*にでっかくオバマのプリントされたTシャツ着てたもんなあ)
12曲目のタイトル曲は、英語でのア・カペラの短い曲。
13曲目、アコーディオンとフィドルと歌だけのシンプルなケイジャン・チューン。(クレジットによるとアマディ・アルドワンの曲のようので「クレオール・チューン」と言うべきか)
これは2人だけで演っているのに、ボーソレィの音になってるよなあ。

このCDは去年なくなった(んですね)アーティ・トラウムに捧げられている。
文句を言えば、見開き4枚になるジャケットの中のクレジット、黒字に茶色で非常に読みにくい、遠視に優しくないジャケット。

と、思いつくまま書きなぐってみましたけど、世間では盛り上がっていたであろうヴァレンタイン・デーの昨日(日本ではもう一昨日)は、マイケル・ドゥーセのお誕生日でもありました。
これからも、ずっと元気で飛ばし続けてくださいね。

コメント(1)

♪あなたがくれたワニ皮の〜〜♪とかいう歌がありましたよね(笑)

このアルバムぼくも書こうと思って、トピたてせなアカンのかなぁ?(トピタイトル:”ケージャンもえーじゃん”とか)と考えてる間に先越されました。
ぼくも門外漢ですが、ジム・ウエィダーは晩年ザ・バンドのメンバーの一人だったと思います。
ハッピー&アーティーやセバスチャンにビル・キースと聴く前はBeauSoleil met Woodstock的な想像してたんですが、あんまりゲストの存在感が際立って無いですよね。
と言うか、ボーソレイの個性が強すぎるのか?

>1曲目、3曲目
双方、強烈なフィドルが堪りません。イントロ曲の方が能弁な気がしました。
で、Carruere ZydecoってCarriere Brothersのアーフリー盤の一曲目にZydeco de Carriereってのがあったんですが聴いたら別物でした、確かに同じアルバムにあったBlue Runnerが近い印象です。
べべさんの(フィドルの)ギシギシした感じがとっても。
>2曲目
ローリン&タンブリンですよね。
>5曲目
ここでのジミーブローさん、3ローアコーディオンだと思うんですが好きです。
たしかソロ盤でも一曲スワンプポップやってたけど良く似たアコの音でどっちもお気に入りです。

マイケルは、J.J Caleと交流があるみたいですね。
2年程前に出た、J.J CaleのTo Tulsa and BackっていうDVD見てたら、いきなりなんの紹介も無くマイケル・ドゥーセがライブでフィドル弾いてました。

ヴァラエティに富んだ選曲で飽きない良く出来たアルバムだと思います。
でも、いつも思うのですがたぶんライブを見ればその百倍くらい魅力を感じるバンドだと思いました。
ただ、ルイジアナ発の一番メジャーなバンドって事でなんか重たいもの(世界に向けてとか)背負ってるならちょっと気の毒な気もしました。

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