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Oh!散歩会コミュの2005.12.31年忘れ散歩 その1

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さて、遅ればせながら、皆さん明けましておめでとうございます!本年も宜しくお願いします。

一昨年からやっております、大晦日の散歩に昨年12月31日も行ってきましたので、軽くレポしたいと思います。

散歩会のツイーギー君(mixi不参加)と二人で、お昼前に梅田(大阪)に到着。まずは軽く腹ごしらえにと阪神百貨店の地下にあるフードコーナーへ。ここは有名な"いか焼き"をはじめとして、たこ焼き、焼きそば、ラーメン、うどん、そば、カレーなどなど、様々なメニューが低価格で食べられる立ち食いコーナーです。デパ地下なので客層も様々で、味噌ラーメンをすする小汚いジャンパーのオッサンの横でキレイめファッションの女性がいか焼きを頬張るといった光景が見られるのもここの醍醐味です。年末という事で家族連れも多く、家族が各々自分の好きなメニューを食べられるのもここの良いところ。僕らはとりあえずいか焼きを食べて、その後僕は醤油ラーメンを、ツイーギー君はカレー丼(丼に入ったカレーライス。刻みネギが乗っており、ルーも和風)を食べました。ここで食事をした時のシメは毎回生ジュース。ジューサーの並んだジュースコーナーで、僕はレモンジュース、ツイーギー君はミックスジュースを注文。ここのジュースはその場で作っている新鮮さと、中に入った粒状のクラッシュアイスが特徴で、一度飲んだらハマる事請け合い。一口飲んだら思わず笑みがこぼれます。夏場にはグリーンティー(メニューには年中あります)もオツなもんです。ジュースを飲み干した僕らは、大阪駅前ビルの地下にある古本屋街を冷やかそうと行ってみた。しかし、さすがに大晦日はどこも休みでガランとした年の瀬の駅前ビルの雰囲気だけ味わってきました。

駅前ビルを後にした僕らは地下鉄谷町線に乗って四天王寺へ移動。年末散歩はここから始まります。毎月境内で開催されているフリーマーケットに来ているので、僕らにとって馴染みの深いこの寺に、年末の挨拶がてら参るという若者らしからぬ散歩です。普段はフリーマーケットの時しか来ないので境内全体に出店があり、客も多くて賑やかですが、何もない普段のお寺というのは妙に落ち着いて清々しい気分になれます。
この日は、いつもは回らないお堂もお参りしました。地蔵堂もいつもメインのお堂だけお参りしてましたが、裏手に回ってみると小さなお地蔵さんが沢山並べられたコーナーや、見るからに古いお地蔵さんが祭られていたりと、新発見がありました。
元三大師堂、大黒堂、英霊堂と並ぶお堂をお参りし、亀の池の前にある亀井堂へ。ここもじっくり見た事が無かったのですが、中に供養などの行事で使う小さな池があり、池の下を覗くと大きな亀の石像がありました。ここの売店で四天王寺のパンフレットを購入。10年以上通っていますが、改めてパンフレットでお堂や境内の各所の名前をチェックするのは楽しいもんです。ツイーギー君は亀井堂の可愛い亀のお守りを購入しておりました。
亀井堂から「極楽浄土の庭」(本坊庭園)へ。以前、ツイーギーと当散歩会コミュにも入っているポーリー嬢と3人で入った事があるのですが、今回時間にゆとりがあったので久々に入園しました。入り口で3百円を払い、入場券とパンフレットを貰って門を入ります。入って真っ直ぐ突き当たりのお堂をお参りし、順路に沿って庭園を進みます。池や小川、築山のある日本庭園が広がっており、周りは木々に囲まれていて小鳥の声しか聞こえぬような静けさに、現実の世界から離れたような気分になれる正に極楽浄土の世界です。以前来た時はツツジが綺麗な季節でしたが、今回は冬なので、寒椿に南天の実が綺麗でした。途中にある休憩茶屋に入りました。ここでは抹茶と四天王寺名物の釣鐘饅頭がいただけます。代金は確か6百円。当日は晴天でしたが気温は低く、ずっと寒いを連発しながら歩いていたので、茶屋の中の暖かさにホッとさせられました。座敷に上がり注文して待つ事数分、お茶と饅頭が運ばれてきました。茶店の方が「ごゆっくりどうぞ」と深くお辞儀をして、奥に戻ったのを確認したらまずは記念撮影。そしてお茶をいただきます。何の変哲も無いお抹茶ですが、こういう場で飲むのは趣きがあって良いのです。やや苦めの抹茶の後に食べる甘い釣鐘饅頭がこれまた良し。甘いモノ好きの僕には至福のひとときです。釣鐘型のカステラの中にあんこが詰まった釣鐘饅頭。四天王寺を出た所に本店があります。2階の窓が釣鐘型というのが良い感じのお店です。まだそこで饅頭を買った事は無いですが、機会があれば何かの手土産にでも買いたいと思っています。自分が家で食べる用にも買いたいですが。そういや茶屋の店員の方が年配の女性だったのですが、何とも上品で美人でした。こんな上品な女性が夜な夜な寺の僧侶と密会して・・・みたいなイケナイ妄想をついついしてしまった僕でした。
茶屋を出て、順路を進むと綺麗な石庭の広がるお堂に出ます。ここには四天王寺にまつわる宝物が少し展示されています。中は勿論畳です。普段畳に触れる事の無い生活をしている僕にとては、たまにこういう場で畳の間にに上がると、日本の良さを再確認させられます。古い建物ですが、釘隠しや欄間、襖の引き手などが綺麗な状態で残っていて、それらを見るだけでも匠の技に感心させられます。堂内を一回りして石庭の写真を撮り、その場を後にしました。
お堂を出ると順路を進むとスタート地点の入口横に出て庭園巡りは終了。そういや、お堂を出てふと横にある池の方に目をやると、池のほとりに一羽の白鷺がいるのを発見。全然動かないので作り物かと思い近寄ると本物でした。何だかめでたい気分になったと同時に、誰しも最後は一人で極楽にやって来るのだ的な事を考えさせられもしました。
極楽浄土の庭から境内散歩に戻った僕らは、目に付いたお堂を順に参りました。フリーマーケットの時には立ち寄らない太子堂にも行ってみました。その名の通り、四天王寺ゆかりの人物、聖徳太子が祭られているお堂です。ここは境内にある五重塔に上った時に真下に見えるお堂で、上から何度か見て気になっていた所でした。
そこからブラブラした後、甘酒でも飲んで温まろう境内の南休憩所へ。ここもフリーマーケットの日は爺さん婆さんの溜まり場になっており、なかなか利用する機会が無かったのですが、さすがに大晦日はガランと空いており、家族連れ1組と数人の客がいるだけでした。他の客が食べているカレーライスやうどんが旨そうでしたが、僕らは甘酒だけ注文。休憩所内の壁一面に飾られた、かなりの大きさの昔の四天王寺の写真(航空写真か?上空から寺全体が写されている)を見ながらツイーギー君が運んできた甘酒をすする。しょうがが効いていて旨い。何となく写真を見ていたら、人の姿もチラホラ確認出来る。ただ歩いている人もあれば、何人かで集まって何かの練習でもしているような光景も見える。いつ頃の写真かは記されてないが、周りの風景ののどかさから見てもかなり古い。ただ、境内やお堂は今と全く変わりが無いのが凄いと思った。
甘酒で温まった僕らは休憩所を出て、まだ回っていないお堂に向かう事にした。

つづく

コメント(4)

最初の画像は
左:地蔵堂の裏にある小さな地蔵群。
中:極楽浄土の庭の茶屋の抹茶と釣鐘饅頭。
右:南休憩所の窓から望む仁王門と五重塔。

ついでに
左:極楽浄土の庭の茶屋でのツイーギー君。坊主頭なので僧侶ぽいし、ホモぽい(爆)
中:極楽浄土の庭のお堂内の襖の引き手。いい仕事してます。
右:極楽浄土の庭のお堂の廊下より望む庭園。
左:極楽浄土の庭の石庭。横のお堂の下には石庭を作る大きな熊手のようなのがありました。
中:境内にある石碑。以前からずっと思ってましたが、字体が80年代のギャルバンド「ゴーバンズ」のロゴと似ています。近年建てられた物と思いますが、お寺にしてはポップな字体。
右:南休憩所にて、甘酒を運ぶツイーギー君。
以上が「その1」です。
暇を見つけて続きをレポしたいと思います!
しばらくお待ち下さい。
忘れてたので、コレも。

南休憩所で購入した四天王寺オリジナルライター。
裏面に刷られた『朝に合掌 夕べに感謝』を見て、使う度に平穏無事な当たり前の日常に感謝せねばと思わされます。

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