千葉県松戸市馬橋コミュの21年度　王子神社・神輿渡御

五穀豊穣を祈るこの神輿の渡御は、松戸市馬橋にある王子神社の秋の例大祭として２年に１度行われているものです。
１９日は、地元住民で結成されている『王祭会』や近隣町会などから大勢の担ぎ手が参加し、威勢の良い掛け声とともに町を練り歩きました。
祭り囃子に先導された神輿は、馬橋地区の７町会を巡り、大勢の見物人たちが待つＪＲ馬橋駅東口を目指します。明治の頃には既に行われていたというこの王子神社の神輿渡御は、戦後まもなくの頃や昭和の中頃に一時町に出ることがなくなったそうですが、王祭会の人たちが今から３０年ほど前に復活させ、現在まで続いています。
王子神社の神輿渡御は、神輿が担ぎ手たちによって垂直に持ち上げられることに大きな特徴があり、大勢の男衆に支えられて神輿が天高く持ち上がると、その力強い光景に周りからは大きな歓声があがります。
神輿全体の重さは、担ぎ棒などを合わせると全部で１トン近くあるそうで、男衆たちは両側から肩を押し付けるように入れて下を支えます。神輿の上に立つ年長者がそれを鼓舞するように声を出すと、辺りには男たちの勇ましい掛け声が響いていました。
この後一行は、宮入りのため王子神社に向かいました。境内に入ってからも神輿は垂直に持ち上げられ、王子神社は勇壮な雰囲気に包まれていました。関係者の１人は、「この祭礼がこの先も途絶えることなくずっと続き、いつまでも馬橋の人たちにとって大切なものであってもらいたい」と話していました。

上記：コアラテレビより

ＰＣより見れます。
http://bb.jcn-kktv.co.jp/dailynews/index.php?kw=%B2%A6%BB%D2%BF%C0%BC%D2