白血病バトンを止めたい人々コミュの骨髄バンクに関する正しい知識

このコミュニティーは、「白血病バトン」を止めたい一心で作られたコミュであり。
「骨髄バンクのドナー登録」に反対する為のコミュではありません。

それで、私なりに「白血病の骨髄バンクドナー登録」に関して調べてきました。
後、今回のコミュ設定で教えてくださった知識も併用してご紹介致します。
骨髄バンクサイト↓↓
http://www.jmdp.or.jp/
臍帯血バンクネットワークサイト↓↓
http://www.j-cord.gr.jp/index.jsp

白血病に関する治療法で上げられるのは上記二つが有名です。

一つが骨髄バンク。
そしてもう一つが臍帯血バンク。
白血病の治療法として骨髄バンクは有名な方で、知らずとも学校等でならった事があるとは思います。
なので先ずは臍帯血バンクについてご紹介したいと思います

□臍帯血バンク
臍帯血（さいたいけつ）とは、赤ちゃんのへその緒と、母親の胎盤にある血液の事です。
その臍帯血には血液を作り出す造血細胞という物が多量に含まれており、それにより白血病患者に移植する事により治療する事が出来ます

臍帯血バンクを行っている病院
https://www.j-cord.gr.jp/ja/donor/obs.html
臍帯血採取の流れ
https://www.j-cord.gr.jp/ja/donor/collect.html
提供から移植までの流れ
https://www.j-cord.gr.jp/ja/donor/flow.html

臍帯血バンクの良い点
ドナー（提供者）への負担が少ない
コーディネート（非血縁間骨髄移植、つまりは骨髄バンクでいう所の登録コレをセレクトする人をコーディネータと呼ぶ）が不要である
HLA型（白血球のDNAみたいな物）が少し違っていても適合率がUPする
GVHD（移植片対宿主病）・・・つまりは移植した後の免疫細胞が反発して体を攻撃する事これが少ない。

臍帯血バンクの悪い点
臍帯血の量により移植される患者が限定される
移植後の回復が若干遅い
臍帯血採血の際には解らなかった先天的な病気にかかる恐れが若干ある



骨髄バンクについて
では、今問題になっている骨髄バンクについての纏めです。

骨髄とは？＝腰や胸の骨の辺りにあるゼリー状の物体をさします。その中に血液の元となる骨髄幹細胞が含まれています。
それを移植する事により治療とするものです

まず、これ等の方々はドナー登録は出来ません
・ 病気療養中または服薬中の方（特に気管支ぜんそく、肝臓病、腎臓病、糖尿病など、慢性疾患の方）
・ 悪性腫瘍（がん）、膠原病（慢性関節リウマチなど）、自己免疫疾患、先天性心疾患、心筋梗塞、狭心症、脳卒中などの病歴がある方
・ 悪性高熱症の場合は、本人・ご家族とも病歴がある方
・ 最高血圧が151以上または89以下の方、最低血圧が101以上の方
・ 輸血を受けたことがある方、貧血の方、血液の病気の方
・ ウイルス性肝炎、エイズ、梅毒、マラリアなどの感染症の病気の方
・ アレルギーがある方で、食事等により呼吸困難などの症状が出たことがある方や、高度の発疹の既往がある方
・ 椎間板ヘルニア等で腰に手術を受けたことがある方
・ 過度の肥満の方（体重kg÷身長m÷身長mが30を超える方）
※公的骨髄バンクドナー登録より転載

その後、ドナー登録に関する心構えのFlash画像を見ます（約15分）
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近くにあるドナー登録場所か会場へ行く
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登録にかかる時間は約20分後は採血をするだけで、15分程で終わる
腕の静脈から２Mlの血液を採取し、HLA型を調べる。調べる際の料金は負担されない。
※HLA型がなんであったかは教えてもらえません。

ここまでがバトンでも紹介されている内容です。しかしココからが骨髄バンクに関して重要な事。
そしてドナー登録に関する正しい知識です。
★印の所は特に重要です。よくお読み下さいませ。

ドナー登録をして、患者とHLA型が一致し骨髄移植を受ける事になった時

骨髄バンクからまずご連絡が届きます
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★骨髄バンクから質問票が届きます。それにお答えください。
その後コーディネータより面談があります。骨髄提供に関する詳しい説明がそこでなされます。
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★骨髄移植を成功させる為に更に詳しい血液検査と健康検査を受けます。
DNAタイピング（HLA遺伝子のアミノ酸配列を調べ、患者と一致するか調べる方法）という方法で更に正確な適合値を出します
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★ご家族の同意も含めたご本人による意思の確認がなされます（最終確認）
そして安全な採取に向けて術前に又健康診断を行います
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骨髄液の採取に伴う貧血を防止するために、事前にドナーご本人の血液（自己血）を採取し、骨髄採取時の輸血用に保存しておきます。
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★骨髄提供には入院が必要です。骨髄採取の前日か前々日に入院していただきます。通常４．５日で退院できます。
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★骨髄採取は全身麻酔下で行われます。骨髄液は腰骨から通常500〜1000ml採取します（骨を切るのではありません）。
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★採取後は通常２，３日で退院できます。


つまりどういう事かというと、ドナー登録までは確かに簡単なのです。
しかし、その後。もしHLA型が一致し、提供する時になった時が大変なんです！！

実際問題として、ドナー登録をしてHLA型が一致しておきながら、この事後処理に対して覚悟がなく、断るケースがあります。
　「ドナー登録をするのなら、約一週間程度の入院と全身麻酔による手術。そして健康診断と採血に協力できる『覚悟』が必要です！！」

それを十分ご理解の上、ドナー登録をして下さい。生半可な気持ちでのドナー登録はかえって白血病患者とその家族を悲しませます！！
それだけは覚えておいて下さいませｍ（−−）ｍ




参考ネット
Angel彩花のお部屋↓↓
http://www.ops.dti.ne.jp/~shimizu/index.html　
臍帯血バンクと骨髄バンクの違いで学ばせてもらいました。
※但し情報は1998年の頃のもので古く、臍帯血バンクは今ではもっと進歩しています。
つばさ通信↓↓
http://smart.lake.gr.jp/~tsubasa/t176.htm
コーディネート等医療関係でわからない単語に関して学ばせてもらいました。
医療情報用語を覚えよう！！↓↓
http://www5f.biglobe.ne.jp/~h-it/index.htm
GHVD等の専門的な医療用語について学ばせてもらいました。