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子育ては芸術だ!in志木コミュの育てにくい子と感じたとき・・・

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しばらくトピックでは、読んだ著書や、講演会の記録から子育てについて載せていきたいとおもいます。

前回は子どもの権利条約をもとに世界15カ国にむけてつくられた「ポジティブディシプリンのすすめ」という本から抜粋した部分を載せました。

こうした著書や考え方はごく一部のものです。どれが正解とかではありません。
自分に合う、自分が納得できるものを探していけばいいのだと思います。
また著書の一部の抜粋なので、内容がよく理解しにくい部分もあると思います。興味のある方はぜひ本を手にとってお読みください。

また疑問や、感じたことなどありましたら、コメントよろしくお願いします。


今回は、佐々木正美さんの著書「育てにくい子と感じたとき」からです



一番いい方法は、子どもを変えようとしないことです。
「親がのぞむような子にしよう」とおもうのではなく、『子どもが望むような親』に自分自身がなるといいのです。
子どもがしてほしい事をしてあげて、子どもが望まないことはなるべくしないようにする。ただそれだけの事でいいのです。そうすることで子どもは生き生き笑顔になることができます。成長や発達の早い子もいるでしょう。器用な子も、不器用な子もいるでしょう。けれどその子なりのペースで自信を持って育っていけるようになります。そのような子育てはお母さんにとっても楽なのです。楽な子育てが、上手な子育てなのです。


『子育てが難しい』という場合、子どもを育てるテクニックが下手というわけではなく、子どもとの人間関係を作ることがうまくないということなんです。それは、他者との関係全般にも言えることです。親子にしろ、夫婦にしろ、「家庭の中の人間関係だけが成熟していく」ということはありません。


「比較される」ということは子どもにとってこれ以上の不幸はありません。もしも比較したいのなら、「お母さんが小さいときには、あなたのようにはできなかった」と自分よりも優れているところを見つけていってあげてください


よく泣く子もいます。こだわりの強い子もいます。オムツの外れない子もいます。でもそれはその時期大変だというだけの事です。そういう子なんだと、それ以上の意味をそこに見出す必要などありません。


人間は「絶対に保護してもらえる」と思うと、のびのび行動ができるものです。
「過保護に育てられた子は自分ばかりを大事にして、他人をないがしろにする子になる」と考える人も少なくありませんが、それはまちがいです。誰かに大切にされた経験がない子がどうして他者を愛したり、大切にしたりできるでしょうか。
親が自分の願いをかなえてくれていれば、今度は親の願いをかなえたいと思うものなのです。言うことを聞いて欲しいなら、先に親が言うことを聞けばいいのです。


感情コントロールが苦手な子にたいして、「そのようなことで泣くのはおかしい」と怒ってしまったり「そんな子はママは嫌いよ」といってしまうことも多いでしょう。そんな時子どもは、泣いている自分、感情を抑えられない自分はダメな子なのだと日々そのように感じているのです。そのため感情コントロールの弱い子は往々にして、自己肯定感が低くなりがちです。自分という人間に対して肯定的なイメージを持てないのです。人と折り合いをつけていくためには自己肯定感が絶対に必要なのです。自己肯定感を高めるためには「あなたはあなたのままでいいんだよ」という親の受容が欠かせません。


泣き喚いているとき、この子自身が非常に辛いのだということをわかって欲しい。「アイスが食べられない」「牛乳がない」ということで深く傷つき、お母さんが何とかしてくれるんじゃないかと期待して必死に泣いて訴えているのだと思います。「この子は私が救ってあげるのだ」という静かな誇りをもって、可能な範囲であればその願いをかなえてあげてください。最初に我慢するのは子どもではなく、親なのだということを忘れずに居てください。


「甘やかす」ということは、子どもの願いをできる限りたくさんかなえてあげることです。それは物を買ってあげたり、テレビやゲームをすき放題させるということではなりません。お母さんの体と時間を、子どもが望むままに与えてあげるということです。

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