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アレステア・レナルズコミュのはじめましてトピ

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コミュニティへはじめてお越しの方は、よろしければこちらに一言お願いします。

まずは、管理人から一言。
アレステア・レナルズ最高!
なんか、ネットでググるとあんまり好意的な感想が出てこないんですけど、こればっかりは世の中がまちがっていると思います。
管理人はグレッグ・イーガンも大好きですが、アレステア・レナルズとどっちが好きかと聞かれたら、しゅんじゅうしながらも小声で「…レナルズ」って答えると思います。たぶん。
これは、たとえるなら、小栗虫太郎が好きか、夢野久作が好きかってことに近いんじゃないでしょうか。
イーガンは、ペダンティックだし、ジャーゴンバリバリで、なんかちょっと理系っぽいし、数式とか出てくると、なになに観測理論、えっ多世界解釈?、波動関数の確率解釈!ビヨヨーン→やっぱ人間原理だよね、みたいなところに落ち着きますが、レナルズの場合は、このビヨヨーンのところで、首が飛んじゃったり、脳みそ割れちゃったり、すごーく気持ち悪くなったりするので、感覚的なところで可能世界の気持ち悪さというか、藤野一友的なセンスオブワンダーの世界を見せてくれるので好きです。
多世界解釈とか、ちょっといまふうなところもありますが、なつかしいテイストが持ち味なので、80年代にスターリングを読んでいた人はもちろん、ディックや70年代の日本SFが好きな人にもおすすめです。もちろん、スペオペ好きの人にもいけると思います。
未読の方は、「火星長城」「銀河極北」の2冊の短編から入ることをおすすめします。
長編では、「啓示空間」は少し読みにくいので、まず「カズムシティ」を読んで、レナルズの話し運びと世界観、ディティールに慣れてから、「啓示空間」→「量子真空」と読まれるとよいのではないかと思います。

コメント(9)

はじめまして、タナと申します。
最近SFを読み始めたのですが、SF最初の作品は「火星の長城」でした。
寒気がするほどの面白さにどんどんはまり込んでしまい、こんな分厚い本読めるかと思っていたガズムシティと啓示空間もあっさり読み終わってしまいました。
特にガズムシティが好きです。ダイヤモンドの犬は気味の悪い話だったのですが、読んでいるとき本から手と目がはなれないという恐ろしい体験をしました・・・。

SF初心者ですが、色々と面白い本や情報を教えていただけるとうれしいです!
よろしくお願いします!
はじめまして。べべといいます。
現在読みあさって居るとこですが、
ガズムシティが最後になりそうです。
SF好きなのですが、ずいぶん休んでいて久々に読んだ作品です。
よろしくお願いします。
管理人です。ごぶさたしていてすいません。
やっぱりレナルズは、好きな人はどっぷりはまるということを再確認できてうれしいです。
さて、管理人は最近「社会は存在しない」セカイ系文化論という本を読みました。
管理人が初めてレナルズの「啓示空間」を読んだときの感想は、ハヤカワの翻訳SFにしては珍しく(扉だけですが)イラストもあるし、みょうに分厚いし、これはイギリスのライトノベルなのか…というものでした。
レナルズをライトノベルと結びつける読みは、「社会は存在しない」のなかにはありませんでしたが、飯田一史という人がレナルズにふれていて、「スキズマトリクス」から見たポストサイバーパンクがレナルズやストロスということでした。管理人は、ギブスンのサイバーパンク史観のアップデートが「ダイヤモンド・エイジ」だという飯田さんの意見には同意できませんが、スターリングのポストサイバーパンクがレナルズのリベレーションズスペイシーズだという意見には賛成です。
ギブスンのアップデートは、やはりギブスンで、「パターン・レコグニション」や「スクープ・カントリー」にみる、情報(ネット)とそれを受け取る感覚(パターン・レコグニション)の間にあるもの(スクープ)をSFとして再定義しているんだと思います。それをなんて言ったらいいのかわかりませんが…。
ムンドゥス・イマギナリスとかですかねぇ。
すいません、またよくわからないことをつぶやいてしまいました。

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