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EcoWorkナビコミュの【コラムvol.13】『環境』とは何なのか 後編

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皆様こんにちは。

地震の影響で、1週間コラムの掲載を延期させていただいておりました。

さて、今回は学生スタッフ沼尻くんのコラム後編をお届けします。


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 前回は、なぜ自分が環境というものに興味を持ったのかという話をしました。簡単に言うと、人間の生活と環境の保全をどう両立させていけばいいのか、ということが気になり今通っている大学を志した、という話です。

こんな経緯で今の自分があるわけですから、自分が当初思い描いていた「環境」というのは、例えば里山、雑木林、森林、緑地、生物多様性、川の再生といったものでした。なので、仕事に就くときは、こういった「環境」に関わる職を選びたいと思っていたわけです。

 しかし、最近になってある事実に気がつきました。「環境ビジネス」と言われるものの代表的なものは、エコカー、リサイクル、CO2、太陽光、廃棄物などだということ。衝撃でした。

 それからというもの、何が「環境」なのかわからなくなりました。考えすぎて夜も寝られないくらい思い悩む日々…嘘です。しつこいですね。でも、自分の思い描いていた「環境」と、ビジネスでいう「環境」にズレがあるということを強く感じたのは事実です。それで、一体世間で言う「環境」が何なのか知りたくなったわけです。

 このズレは、おそらく「環境」という言葉の持つ意味が広いために発生するのだと思います。ためしに手元の辞書で「環境」という語を引くと、「?自分をとりまく外界。?生活体に影響を及ぼす外界の状況。」と出てきます。やはり広いですね。

 意味が広いということは、割と何にでも使えるということ。便利な言葉なわけです。そのため、「環境ビジネス」や「環境就職」といった言葉も浸透していったのでしょう。しかし、便利ゆえにそこで止まってしまう危険性、例えば将来のことを考えたときに、「自分は環境に関することがやりたい」で思考が終わってしまうこともありうるわけであります。


 そこで、最後に自分の提案を出したいと思います。それは、「『環境』という言葉を使わずに自分のやりたい仕事を述べること」。もっというと、「『環境』から一歩踏み込んで具体的に何がやりたいのかをはっきりさせること」。これができれば自分みたいに「環境」に踊らされることはないかと思います。

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