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安曇野・山のあしおと小学校コミュのハクチョウの事情,人間の事情

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 左・中;田圃のハクチョウ〜約70羽  右;道路標識に止まった小型の鷹

 明科御宝田(ごほうでん)のハクチョウ池(犀川の三日月湖)にやって来るハクチョウは、1月23日現在300羽あまりで昨年1月30日現在の580羽に比して少なく、しかも数の上では300余羽となっていてもそれが一度に集まると言うことはなく、ほんの数羽が池を泳いでいるのを見かけるにとどまっている。
 300余羽と言う数も、1ヶ所で集中的にカウントしたものではなく、あっちの田圃,こっちの水溜り等からの情報を集計して得られた数と思われる。
 また例年,池を埋め尽くし、或いは足の踏み場もないほど隊をなしてゾロゾロと陸を歩くカモ類の数も激減している。
 当然ながらハクチョウやガン・カモ達目当ての観光客は皆無に等しく、カメラマンの放列も見られない。

 聞くところによると、池に流れ込む水路が狭くなって水の流れが弱くなったために池の水が結氷し、キツネや野犬などに襲われる危険が生じた結果,水鳥達が安心して夜を過ごせなくなったことが原因らしい。
 ハクチョウの会の人達が市に水路の確保を訴えたが聞き入れられないまま今日に至っているとも聞く。

 そんな訳で、ハクチョウ達はあちこちの田圃や犀川の緩い流れの淀みなどに分散しており、思いがけない所で出会うことがある。特に近年は田圃で落穂などを啄む姿をよく見かけるようになった。

 一ヶ所に数百羽が犇めいているのは壮観だが、野鳥のあり方としてはあちこち,ハクチョウ達が自分で安全だと思って選んだ場所で餌を摂ったり塒として過ごすのが本来だろうと思う。
 仮に獣に襲われたとしても最小限の犠牲ですむし、人間社会との軋轢も少なくて済むだろう。まして不必要に餌をまいて川を汚すこともない。

 そこへ行けばたくさんの野鳥の群れに会うことができると言うのがそもそも異常だ。それも数百メートル先の元々安住の場だった所を双眼鏡やプロミナで見るならともかく足元にまで来るようにしたのは餌づけによるものとしか考えられない。

 至近距離で鮮明な写真を撮ることができるのは確かに魅力で、自分も度々そこを訪れるが、昔は偶然の出会いだけを頼りに望遠レンズを持って山に入り歩き廻った。ろくな写真は撮れないが素人なんだからそれでよかった。
 写真をモノにしたいのか野鳥に出会いたいのか・・,もう1回問いなおして見る。


 帰り道,不意に小型の鷹が道路標識に止まり、わずか4〜5mの距離でしっかり撮らせてくれると言う幸運を得た。これぞ偶然の出会い!
 野鳥を見たかったら自分で探して見に行けばよい。或いは山歩きの偶然の出会いに心をときめかせればよい〜,と言うのが結論だ。

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