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詩と言葉のコミュ 『人間新聞』コミュの 『遠近法』ルウ

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   遠近法


つぶらなしずくのしずけさをひとつぶふたつぶみつぶとかぞえとはずがたりにゆだねればなみのしろさにかさなるちょうのだいせんせかいをゆくすがた あはれこれこそわがすがたあれいとしやとさしのべてそらにえがいたかなしさよ いまやめざめてりあるとなさん


whistleが鳴って空の青に吸いこまれるのは空き缶が蹴飛ばされ走りだす子どもが指さす明日は右かい左かい?


教会のチャペルが響けば目覚ましが鋭角的な音で叫び電車が地球上のプラットフォームに手を振るんだ林檎ときたら木から落ちたりして。


靴ひもをきちんと結べ。親父は口癖のように言ったものだ。
暗くならないうちに帰りなさい。
母親は背中を向けたままたしなめた。
靴ひも暗く靴ひも暗くだった毎日毎日毎日。
おれのwhistleはいつ鳴ったのか。
空き缶が空に跳んだのはいつだった?


と問う私のそばを子どもが走り抜けました。その先に缶がありました。足の先に未来がありました。じゃあ蹴るね。


ぼくはいつか大人になったら
大人のぼくになりたいです


いつかめざめてりあるとなさん。

コメント(9)

掻いてみました。

ポリポリ(^^ゞ
面白い!
なんやろ、情景がしっかり思い浮かびます。

遠近法?
子供の視点から私になったことなのかな。それともしっかりと踏み込んでいく日々、そして、蹴り上げる足の先の未来をいうのかしら・・・
言語化できず。

でも面白いっす指でOK
> 如意法師さん


スイマセンあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)


甘めなコメント恐縮しますですふらふらハイ
> こひもんさん


ひらがなでゆるゆる楽しんでたらリズムの流れに乗りそうだったので、カメラを切り換え切り換えしちゃいましたあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)


ほつれが目立ちますがなにぶんご容赦くださりませぇふらふら
何だか分からないけど、憧憬が浮かぶ。憧憬だけでなく、「あの頃の僕って何だったんだろう?」みたいな感覚がくる。

これは詩が装置としての機能を果たしてます。
理由は分かりません。
タイトルにある遠近法とはちょっと違いますが、ズームのイン・アウトを使いながら、景色から内部へうまく切り替えていってるように感じました。

冒頭とラストが手間の印象ですね。手間から遠くを見ていて目を移すと内面に踏み込んでる。
カメラの「絞り」に近いのかな?

お世辞じゃなく面白い作品ですexclamation ×2
> 如意法師さん


あぅ!まさにそのズームインとアウトこそが「ほつれ」でございます!


本当は遠近法みたいにしたかったんですな〜(笑)

さすがでござる台風ドロン

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