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ワライアル★自己紹介よろコミュのKS12−4、ヨシダテルミー→カペチーノ→パラ

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命をテーマに真剣に取り組みました。



★ヨシダテルミー

山へ行こう次の日曜
川へ行こう、その次の日曜
動物園へ行こう、その次の次の日曜
ナイターへ行こう、その次の次の次の日曜
海へ行こう、その次の次の次の次の日曜



俺は今まで何回、こうして一人の日曜を過ごして来たんだろう。

そして、あと何回こうして一人の日曜を過ごせばいいのだろう。


今日からここが俺の家だ。
見慣れない部屋をぐるっと見回す。


この年になって、学生しか住まない様な部屋に引っ越すことになるなんて。

思い出しても後悔しか浮かんでこない。

俺はコーヒーカップを口に運んだ。


嫁と子どもを失ってしまった俺が代わりに手に入れた物は、
この小汚いウィークリーマンション。

そして二人を傷つけた代償が、この四つに割れた、尻。


カップに口をつけ、残ったコーヒーを飲み干すと見せかけ、俺はそっと尻をさすった。


怒った嫁の手刀が、俺の尻にクリティカルヒットした。
縦の尻の割れ目に、垂直に傷が走り、俺の尻には大きな十字架ができていた。

「ははっこれじゃ熱心なキリスト教徒みたいじゃないか。
つーか、この十字架から、キリストが出てくるんじゃねーか?」


俺はカップの中の残りのコーヒーを、意味もなくソーサーにうつしたあと、ずずずと飲み干したと見せかけて、またカップに戻した。


あぶない。
本当に危なかった。

つーか出てきたのだ本当に。キリストが!

俺の尻から!


なんか白色?の光?みたいなものが、ピカーと尻から放たれ、わ?眩しい?ってなってるうちに、尻からぷす〜って?なんかが?出てきた?んだ。マジで。


俺の尻からニュっと出てきたその小さな男は
「誰?」と聞くと、「僕?キリストですが?」と答えた。


この日から、俺とキリストとの奇妙な同居生活がはじまった。

この体験をもとに書いた俺の処女小説、「南くんの恋人」は、のちにドラマ化され、
その中の名言「今、俺は人生のホームレスをやっております」はその年の流行語大賞にまで輝いてしまうことは、また別のお話。

俺はカップに残っていたコーヒーを、今度こそ全部飲み干すと、
キっとカップをにらみつけた。



『ピンポーン』

その時、玄関のチャイムが鳴った。

急いでキリストをコーヒーカップの中に隠した。

そしてとりあえず服を着よう。
お腹も壊しちゃうものね。

急いで近くにあったTシャツとズボンを掴むと、
俺はそのままドアを開けた。


「きゃっ!!!は、裸!!!…ちんこ!!!」

「わわわわ!!すいません!!!!」

両目を手で覆う女の目の前で、急いで服を着た。
でもパンツは、はかなかった。俺のプライドだ。女こどもには分かるまい。

その見覚えのある女は、隣の部屋の女だった。

★カペチーノ

「これ回覧板ですわ!!!
は!!!はやくそのちんこを隠していただけるかしら!」

女はそう言って俺に回覧板を投げつけると、
片手で自分の目を覆い、
もう片方の手で持参していたタンブラーを口に当てた。

コーヒー・・・か?

「ちんこは隠しませんよ。」

俺はグラスにアイスコーヒーを注ぎながら仁王立ちで言い放った。

「違いますわ!!あなたのちんこではありませんわ!!
あれですわ!!あれ!!!」

女は部屋の奥を指差した。。。


ぬぉおおお!!!しまった!!!!
キリストのか!!!!!?????


案の定、暇を持て余したキリストはソーサーの上に立ち、
カップによりかかり、天を見上げ、両手を広げ、遊んでいた。


(ちょwキリストwwwwww)


「まだかしら!?まだちんこ
隠していらっしゃらないのかしら?」
女は、薄目で部屋の奥を見ながら震えていた。

俺はキリストの存在をなんとかごまかそうと必死になった。

「あ、あれはですね!!!動くフィギュアなんですよ!!
萌えキャラってやつでしてね!!
キリちゃんって言うんですけどねーーーーー!!!
よく出来てるでしょー!!」

女は首をかしげた。

「フィギュア??なんのことかしら?
私が言っているのは、あのポスターのことでしてよ!!
あー忌まわしい!!!忌まわしいちんこですわ!!!!」

ポスター???


あ、ああ!!!!!
あれか!!!!

女はどうやら、俺の部屋に貼ってあった
アーネスト・ホーストのポスターを見て、
ちんこだと勘違いしていたらしい。

キリストの存在がバレていないとわかった俺は、
落ち着きを取り戻し、女に事情を説明した。

俺の説明を聞いた女も次第に落ち着き、
ずっと口に当てていたタンブラーを静かに離した。
口の周りをコーヒーでベッチャベチャに汚しながら女は言った。

「すみません私・・・スキンヘッドの男性と、
男性器の区別がどうもつかないのですわ・・・」

「なるほどなるほど。」

俺は適当に相槌をうちながら、
女に気づかれないようにキリストに合図を送った。

(頼む!カップに戻ってくれ!!)

俺の合図を理解したのか、キリストはコクンッと頷き、
カップの中へ戻っていった。

安心したのもつかの間、突然

「ジーーーーーーーーーーーーーーーーーザス!!!!!!」

という叫び声が部屋中に響きわたった。



ちょキリストーーーーーーーーーーwww
なんでーーーーーーーーーwww


女は驚いた顔をして、タンブラーを口に当てた。
「なんですの!!!??なんですの!!???」

ちくしょう・・・なにやってんだキリストの野郎!!!!

俺は再び必死になって誤魔化した。
「ジ・・・ジーザス!!!!ははwwwジーザスですよ全く!!!
なんか尻に違和感?って思ったら、俺の尻!4つに割れちまってやんの〜〜
はは・・・ジーザス!!ジーザスですよねー全く!!!」


・・・さすがに誤魔化しきれないか・・・。

「え?・・・尻が4つ?・・・あなた・・・まさか・・・
4つの・・・尻を・・・持ってらっしゃるの??」

「え?あ、はい!!
4つの尻・・・正確には4つに割れた尻ですけど!!!」

この女、俺の尻について何か知っているのか?

「見つけたわ!!!!ついに見つけたわ!!!!!」

女はそう叫ぶとタンブラーのコーヒーを一気に飲み干した。

俺は詳しい話を聞く為、キリストをさりげなくテーブルクロスの下に隠し、
女を部屋へ入れた。

それから二人で、コーヒーを飲んだり、カップを置いたり、
飲みかけたり、飲み干したりしながら、尻の話をした。

「実は私、とある理由で
4つの尻を持つ男を捜しておりますの。」

「とある理由・・・?」

「えぇ。詳しくはまだお話できないのですが・・・。
とにかく、父の命がなくなる前に
4つの尻を1セットとして7セットの尻を集めなくてはならないのですわ。」

「つまりあなたは計28つもの尻を?」

「えぇ。その通りですわ。
それも先天性ではなく、後天性の・・・。」

俺と同じように、尻が4つに割れた男が
他にも6人いるってことか・・・。

「その7人の勇士の名前リストがこれよ。」

女はブラウスをまくり、
腹に巻いていた巻物を俺に手渡した。

___________

  割れ尻七勇士  

晴山 谷男
れにー・くらびっつ
たざわ ざわお
らいおねす 飛鳥
いのうえ 隆一
いのうえ 隆二
ねもと くん

___________


なるほど。
たざわざわおの俺も、七勇士の一人ってわけか・・・。

昔の俺なら、とても信じられる話ではなかったが、
尻が4つに割れて以来、
俺の周りで立て続けに起きていた奇妙な出来事を考えると、
不思議と無い話でも無い気がしてきた。

「もう3ヶ月も、全国のウィークリーマンションを転々としながら、
捜し歩いてますの。
今日ここに来て、初めて4つの尻を持つ男に出会えましたわ。
本当にあなたには何てお礼を言ったらいいか・・・。」

そういって女はカップを両手に持ち、
コーヒーを一気に飲み干したと見せかけて、
口に含んだコーヒーをまたカップに戻し、
深々と頭を下げた。

「そうだわ!尻を、4つの尻をもっと近くで見せてくださらない?」

俺は こんな尻が役立つのなら、と、
持っていたカップをソーサー戻すと見せかけて、
女のカップと乾杯し、女に尻を向けた。

しかし、俺の尻を見た女は、突然涙目になり、
首を横に振りながら、黙って後ずさりをし始めた。

「いや・・・いやぁぁあ いやぁぁ これが・・・まさか・・・あの??
いや・・・いやっ!!!きもい!!!!すごくきもい!!!
想像以上にきもいですわ!!!しまって!!早くそれをしまって!!!」

「え!?あ・・・wwwす・・・すいませんwww」

俺は、わけもわからぬまま、急いでパンツを履いた。

「あぁ・・・危なかったですわ・・・。
4つに割れた尻がこんなに気持ち悪いだなんて・・・。
尻が4つに割れているキモさ+中年ならではのキモさを兼ね備えてらっしゃるのね・・・
はっ!!ご、ごめんなさいね。
ちょっとビックリしただけですの。もう大丈夫ですわ。」

女はポケットからハンカチを取り出し、涙を拭いた。
俺もそのハンカチをかりて、自分の涙を拭った。


ふと、テーブルの上に視線をやると、
テーブルクロスの下でキリストがモゴモゴと動いていた。


(まずい・・・!!ここがキリストの限界点か!)


すると女は、さっきカップに戻したコーヒーを再び飲み干し、言った。

「あの・・・ちょっと今から、私についてきてくださらない?」


★パラ

「えっ?あ、あぁ。はい。分かりました。あなたに付いていけばいいんですね?その前に服を着るので外で待っていてください。」


とりあえず女を外に出し、一刻も早くキリストを救出しなければ。


「わかりましたわ。玄関の外で待っています。出来るだけ早くしてくださいね。父の命はそろそろ限界点が近づいていますの。」

そう言って女は玄関の方へ振り返り足早に外に出て行った。
振り返り出て行った女の髪からシャンプーだか香水だかの匂いだけが、この小汚いウィークリーマンションの俺の部屋に残り、現実感を失わせる。

外に出るなら服を着なければ・・・


そう思い、そこら辺にあったデニムとTシャツを着ようと手に取り、パンツを脱ぐ。あくまでパンツははかない。俺のプライドだ。女こどもには分かるまい。


パンツを脱いでいると大変なことを思い出した。「あwwキリストww」

そうだった。キリストはとっくの昔に限界点だった。テーブルクロスをあげてキリストを見るとキリストは白目を剥いてピクピクしていた。出ようともがいたのだろう。キリストの頭に巻いている茨がテーブルクロスに深く食い込んでいる。

俺は食い込んだ茨を丁寧にテーブルクロスから抜き、キリストを手のひらに寝かせ、とりあえず撫でてみた。撫で続けた。するとキリストは目を覚まし、開口一番


「あぶねーーー!!  殺す気かーーー!!お前ジーーザス!!!」と叫ぶ。そのダチョウ倶楽部を彷彿とさせる見事なリアクションは、「ジーザスはお前の名前だろ」という俺の言葉を飲み込ませるには十分過ぎるほどだった。

「ごめん、ごめん。悪かったよ。」と怒るキリストをたしなめながら、これから女のところに行く事をキリストに伝えるとキリストはそれ以上に顔を昂揚させ、

「なんで?僕生まれたばかりなのに!あなたがいないと僕何にも出来ないんだよ!前の生み主はそんなことしなかったのに!もう知らないからっ!」

とそっぽを向き窓際に向かって歩き出し、後ろを向いたまま体育座りになる。そっぽを向いて歩き出すキリストの髪からもシャンプーだか香水だかのいい匂いが俺の鼻をくすぐる。

俺は、コーヒーカップの口を指でなぞりながら、残りわずかになったコーヒーを窓から差し込む光に乱反射させると見せかけて、ゴミ箱にカップごと投げ捨て、「悪いな」とキリストの背中に向かって言い放ち玄関に向かって裸のまま歩き出す。


玄関を開けると女は待ちきれないと言う表情を浮かべ俺を待っていた。

そして女に向かって俺はこう言った。


「やっぱやめとくわ」

女が驚いた表情で何か言おうとしていたが、俺はそれをさえぎるようにドアを閉める。


そしてまた新しいカップを箱からだし、それにコーヒーを注ぐ。それを見ていたキリストは涙を浮かべながら俺の元に走りながら駆け寄ってくる。


一方その頃4つに割れた尻を持つ他の6勇士からも、釈迦、ヒトラー、織田信長、チンギス・ハーン、フビライ・ハーン、朝青龍と続々と偉人達が生まれていたが、それもまた別のお話。



俺とキリストは一緒に住みながら沢山のことを話し、少しずつ心を通わせていった。キリストと過ごす時間がいつの間にか、妻と子供と別れ、孤独になって凍りついた俺の心を溶かしてくれていたんだと思う。



でも1つだけ聞きたくても聞けないことがあった。それは前の生み主の事・・・・


★ヨシダテルミー

急にうつむいた俺を、キリストが心配そうに見つめる。


「…ジーザス?」


「ああ、なんでもないんだ…」


「…ジーザス…」


『ああ、そう』とでも言うように、キリストは俺にそっぽを向いて、頬杖をついた。


聞けないんじゃない。
知りたくないんだ。
キリストの事実を。
前の尻主のことも、こいつが一体何者なのかだって。
気持ち悪いじゃない。
小さいおっさんなんて気持ちが悪いじゃない。


俺はカップの中に並々とコーヒーを入れた後、すぐに流しに捨てた。


「ジーザス?」

「ああ、コーヒーが欲しいのか」

俺は小さめのカップにコーヒーを入れるとキリストの前に置いた。

「ジザースジーザス?」

「ははっ。遠慮するなよ。おまえのために淹れたんだから」

キリストは嬉しそうな顔をし、コーヒーを口に含み微笑んだあと、飲み込まずにまたカップへ戻した。




「っジーーーーーーザスっっっっ!!!!!!」



キリストは急に叫びだすと、俺の背後に周り、素早く俺の尻の穴に入ろうとした。
・・・・ッ!!
なんて力だ!!!


「んんんジーーーーーザァァァーーース!!!!」


「や、やめて!だめっ!アナルはだめぇぇぇええええ!!」


なんか白色?の光?みたいなものが、ピカーと尻から放たれ、わ?眩しい?ってなってるうちに、尻からぷす〜って?なんかが?出てきたと思ったら?キリストは俺のアナルの中へ入ってしまった。




(ジーザス!ジーザス!)

俺の体内から、キリストの嬉しそうな声が聞こえる。


そうか、人は皆、こうやって、
産まれたところへ帰っていく。

これは悲しい別れじゃない。

輪廻転生という言葉を身を持って体感した俺の顔には、熱い涙が流れた。
涙だと思ったそれはコーヒーだった。


またアナルがムズムズする…


あ…ああん!!!!
あ〜ん

今度はキリストが俺のアナルからひょこっと顔だけ出した。

「ジーザス!ジスザスザジース!!」


なるほどなるほど。
アナルと外の世界を自由に行き来できるようになった か。
何のメリットがあるのかと。
そんな汚いところ、早く出て来いよ。



ピョンっと飛び出してきたキリストは、何かヒモみたいな物を持っていた。
俺のアナルから出るヒモを、キリストは必死に引っ張り出そうとしている。

頑張れキリスト!負けるなキリスト!


「ジーザス!ジーザス!ジーエス!ジォーエス!オーエス!オーエス!」


★カペチーノ

「オーエス!!オーエス!!キリストがんばれ!!ひけ!!
オーエス!!!オーエス!!!」

俺の応援に答えるかのように
キリストがヒモを引っ張る。

「オーエス!オーエス!!」
「んんんッ・・ザッス!んんんっ・・・ザッス!」

俺は、煎ったコーヒー豆をつまみながら、
必死で応援した。

俺には・・・
俺にはそれくらいの事しかできないから。

次第に俺のアナルが熱くなる。
なんだ・・・なんなんだこの感覚・・・


息が・・・息が・・・

「ハァハァ・・・フゥー ハァ ヒィ・・・ハァヒィ・・・フゥ・・・
ヒィ・・・ヒィ・・・フゥー・・・ヒィ、ヒィ、フーーーー」


ヒィヒィフーー??

ん?今のヒィーヒィーフー俺の?????

ヒィヒィフーだと!!??
なんだ!?ラマーズ法じゃないか!!!
俺は、俺は一体何を・・・

とにかく・・・・とにかく苦しい!!痛い!!!
助けてくれ!!キリ・・・スト・・・


「ジージーザーーーーッス ジージーザーーーーッス」

キリストは、さっきのお礼だよ?と言わんばかりに、
ジーザス法で俺を応援してくれた。

分かったよキリスト。
俺、頑張るから。
立派な・・・
立派な・・・?なにか?を、産む?から・・・


ヒィーヒィーフー!!!!
ヒィーヒィーフー!!!!

「ジージーザーーーーッス!ジージーザーーーーッス!」

ぬぅぉおぉぉぉおおおおおおおお!!!!!!
きたきたきたぁぁぁあああああああああああああ!!!!!


きゃあああぁぁぁぁあああああああああ!!!!!

激しいアナルの痛みとともに、何かが飛び出した。


え!!???なんで????うそ・・・・

そこにいたのは、紛れも無い・・・


キリストだった。


うそだ・・・キリストが・・・二人に・・・


「ジーザス!ジーサス!」

俺のきょとんとした顔をよそに、
産まれたばかりのキリストは元気に声をあげた。


な・・・なんという奇跡・・・。


そして、産まれたばかりのキリストは、
小脇に抱えたコーヒー豆を俺に差し出した。

「それは・・・俺がさっき食べた・・・消化、されなかったのか?」


「ジーザス」

キリストはコクンッと頷いた。

元々いた方のキリストが、
産まれたばかりのキリストを抱き微笑んだ。


フフッ・・・ちくしょう・・・キリストのやつ・・・
すっかり、母の顔になりやがってよう。

★パラ


「ジーザス」

と、優しい口調で元々いた方のキリストがそっと俺に生まれたばかりのキリストを差し出す。

「いいのか?」と困惑しながら生まれたばかりのキリストを抱く。新しい命。俺の子供。悪くない。俺も自然と口元が緩んでしまう。

しかし俺の想いとは裏腹に生まれたばかりのキリストは俺に抱かれていることに不安を覚えたのか「ジージャチュ!ジージャチュ!」と泣いてしまった。

どうすればいい?どうすれば泣き止んでくれるんだ??くそっ!
こんな時はあれだろ?

「いない、いなーい  ジーザス!」

泣き止まない。次は・・・

「ほら!高い たかーい ジーザス!」

駄目か・・・・元々いたキリストが俺の手から生まれたばかりのキリストを奪うように取り返すと、泣き止む。そして二人のキリストが俺を冷ややかな目で見る。

分かってるよ。きっと俺が無職だからなんだろ?家がウィークリーマンションなのが気に食わないんだろ?


それからの俺は必死に働いたさ。

新しい家族を守るため何でもやったさ。汚い事にも手を染めた。そして小さいながらもマイホームを手に入れた。

そして家族サービスも忘れなかった。山や川、動物園にナイターに海。嫁である元々いたキリストと子供のキリストの笑顔を見るために毎週日曜日には家族全員で出掛けた。

楽しかった。幸せだった。



でもそんな幸せな時間は長くは続かなかった・・・


一緒に暮らせば少しづつすれ違っていく。前は気にならなかった事が気に入らなくなるものだ。


最後に嫁が言った言葉は

「あなたの4つに割れた尻がどうしても嫌なの!気に入らないの!気持ち悪いの!」


そして俺に手刀を入れた。その手刀がクリティカルヒットした時に俺の尻は6つに割れた。*←こんな形になってしまった肛門みたいになってしまった。そして俺は家を出た。追い出された。職もついでに失った。


ふふっ 俺みたいな6つに割れた尻と2つの肛門を持つ男が住むところなんてウィークリーマンションがお似合いだろ?

それでも家族の幸せだった頃の笑顔が頭の中でちらつく。

そうだな・・・思い出を辿って・・・



山へ行こう次の日曜・・・・




エンドレスリピート

コメント(41)

悔しい…

面白いexclamation ×2
なんてチームワーク…

このチーム凄すぎます

全身全霊で一票ですexclamation ×2
すごい!

しかしながら、隣の部屋の女性のお父さんの命は・・・・??w

「ジージーザーーーーッス ジージーザーーーーッス」

に激しく吹きましたw
一票です!
僕の本名も隆二です。

まさに神(ジーザス)のイタズラ!!に一票。
完成度高っ!
アナルへ向かって一直線ですねw

一票!
笑い過ぎて死にそうです。
教科書に載せたいです!
「美味しくな〜れ 美味しくな〜れ」って言いながら、時間と愛情をたっぷり注いで入れた、この一杯目のコーヒーを…



捨てます!!!って言った藤岡弘を思い出す位の、無駄なコーヒーへの情熱…


まぢで、あんたらジーザスですね。


1票!
なんだこれ!!ほんとバカだな〜。暇な主婦2人とアパレル社員の暇つぶし小説に感動しました。


ジ 一 ザス票。
勝ち負けとか無いけど優勝だわwwwひでえwww

いない、いなーい  ジーザス
コーヒー吐き出すくだりにニヤニヤが止まりませんでした!!

最後はどうなっちゃうの?オケッツ失恋
脳内リピートしてたら
オケツがぁ泣き顔

万華鏡台風一票
アナルはア○ルなんて表記しないで、堂々とアナル!で良かったんだってわかりました!

1票です
Jesus(Chist)!
《俗》これは驚いた!,ちくしょう!《驚き・怒りを表わす》.

小説の文中にあるジーザスを上記俗語で認識し、改めて拝読しましたところ
もれなく笑いが止まらなくなってしまいましたことご報告申し上げます。

ラマーズ式呼吸法でのジーザス(ちくしょう!《驚き・怒りを表わす》)
いない、いなーい  ジーザス(ちくしょう!《驚き・怒りを表わす》)

一票!
「晴れたらいいね」がないじゃん!っと思ったらあんな所に衝撃
8時間後に気付きましたダッシュ(走り出す様)

1票です!
くだらねぇ!(笑)


すみません、完全に誉め言葉ですウッシッシ

いやー、ザ・ワライアル!ですね、感服しました。

しかし、息ぴったり・相性バッチリうれしい顔ハート達(複数ハート)
神へのコーヒー農家への冒涜www

一票ですwww
見事なSF(サイエンス・ファック)作品でした!
一票です!
と見せかけて乾杯 のところが、思わず拳をコーヒーカップに突っ込んでしまうほど面白かったです。

全員ほんとにおもしろかったです、ありがとうございました!
エンドレスリピート!命!輪廻転生!深過ぎてまじでジーザスです!!一票です!!
なんだこれ!!!!!

ありがとうございます!!!!

イッピョウです!

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