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巨匠ピアニスト讃コミュのニコラーエワ讃

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タチアナ・ニコラーエワ(Tatyana Nikolayeva.1924〜1993年。旧ソ連。ニコライエワの表記あり)

グランドピアノの性能を生かした緻密でエレガンスなバッハ演奏で知られる女流ピアニストです。
13歳でモスクワ音楽院に入学して作曲とピアノを学び、1950年のライプツィヒ国際音楽コンクールで優勝(この時の審査員の一人がショスタコヴィチ)後、国際的に演奏活動をおこない、母校でも教鞭をとり後進の育成にあたりました。
レパートリーはドイツ物が中心ですが、とりわけJ・S・バッハ「平均律クラヴィーア」全曲、「ゴールドベルク変奏曲」、「インベンションとシンフォニア」は定評のある演奏です(メロディア)。またショスタコヴィチ「24の前奏曲とフーガ」全曲(録音3種)。は、作曲時にも相談を受けた彼女が初演したこともあって歴史的に貴重な演奏になっています。

あなたのお好きなニコラーエワの名演・名盤をお教え下さい。

コメント(4)

艶やかで綺麗な音色が印象深いゴールドベルクの演奏、好きです。グールドやゼルキン(息子)と違う音の丸みに安心感を感じます。もともと子守歌的な曲だもん、彼女のが一番当てはまるかも、な〜んて思います
 お一人しか書き込みがないのがちょっと寂しいので、彼女の平均率もゴールドベルグも聴いていないのに、恐れながら書き込むことにします。

 晩年、何度か来日した際のコンサートはFMで放送されました。その時のショスタコーヴィチの「24の前奏曲とフーガ」、とりわけ第12番の演奏は忘れられません。後に聴いたショスタコーヴィチの自作自演の厳しさとはまた違って、端正な響きですが、それだけに逆に、第12番のフーガのようなアグレッシブな部分の緊張感がきわだつ気がします。
 当時の所得では3枚組み8000円のCDを新品で買うことができず、中古ショップを歩き回って見つけたときは本当に嬉しかったことを覚えています。

 CDでは、「トッカータとフーガ」などバッハのポピュラー名曲を集めたものが大好きです。マークさんも触れられた「音の丸み」はここでも聴くことができます。バッハの温かみに触れることができる気がします。
一度だけ、ニコライエワさんの演奏を聴きに行ったことがありました。1993年日本公演です。
友人は「オリーブみたいなおばちゃん」な〜んて云ってたけどね…。そのかわいさが売り????
アンコールで、ショパンの幻想即興曲を弾いたときには、大オドロキでしたよ(**)
彼女の演奏の聴きやすさは「音の丸み」…だったんですね。
プログラムのトリは、ナント、ショパンのソナタ3番!
これ聞いて、「やっぱり、あの時代のピアニストの弟子だなぁ〜」って。

サイン会のときに、ブルメンフェルトの左手の練習曲の譜面を持って行ったら、「あら、ブルメンフェルトね。これ良い曲でしょう?」ってロシア語で言ったんです(通訳の日本人が居たのでわかったんですけどね)。で、しっかりサインもらって握手までずうずうしくもしてもらっちゃいました(^^;
ニコライエワのバッハ、どれも大好きです。平均律、ゴールドベルク変奏曲、フランス組曲はもちろんですが、「小プレリュードと小フーガ」集での暖かい音楽…とくに、「オルガンのためのプレリュードとフーガ g-moll BWV535」における求心力のある演奏が忘れがたいです。ナマを聴けなかったことが非常に残念です。平均律でも、1曲1曲の異なる性格がほんとうに雄弁に描き分けられていて、味わいが尽きません。

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