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スダッチをdisって楽しむ会コミュのスダッチVS香川県民

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「なんでも無い。」スダッチは無理に笑おうと努めたが、人々には顔が歪んだカマキリのように見え、皆がおののいた。「市に裸の兄ちゃんを残して来た。秋葉原に行ってから、すぐ市に行かなければならぬ。」と住民に答えた。
香川県民は、このような人物を住まわせている、徳島に尊敬の念を抱いた。「ああ、我々では、このような不審人物は住まわせておけない。JA徳島代表理事組合長は何と器の大きい人物であろう。」
 香川県民からの詰問が済んだころ、黒雲が空を覆い、ぽつりぽつり雨が降り出し、やがて車軸を流すような大雨となった。香川県民たちは、何か不吉なものを感じたが、早くスダッチが香川県から出られるように、祈り、めいめい気持を引きたて、狭い家の中で、むんむん蒸し暑いのも怺こらえ、陽気に歌をうたい、手を拍ちながら、スダッチが
一刻も早く去ることを祈った。スダッチは、そんな香川県民を見て、変な興奮にかられ、満面に喜色を湛え、しばらくは、JA徳島代表理事組合長とのあの約束をさえ忘れていた。
スダッチは、一生このままここにいたい、と思った。この佳い人たちと生涯暮して行きたいと願ったが、向こうが拒否している。コウチ市に居た頃のように、つまみ出されるだけだと思った。それに、いまは、自分のからだで、自分のものでは無い。ままならぬ事である。スダッチは、わが身に鞭打ち、ついに出発を決意した。瀬戸大橋記念公園のベンチで、ちょっと一眠りして、それからすぐに出発しよう、と考えた。その頃には、雨も小降りになっていよう。少しでも永くここに愚図愚図とどまっていたかった。スダッチほどの男にも、やはり未練の情というものは在る。もう少し、香川県民にdisられる自分にウットリするくらいいいであろうと感じていた。

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