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人と自然コミュの動物組閣

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 北海道新聞、旭川・上川地域欄から

 全国的に有名になった、北海道旭川市にある旭山動物園の前園長(現名誉園長)の小菅氏が、北海道新聞旭川報道局からお願いされて『動物組閣』を構想しました。
 動物たちの置かれた立場や習性を勘案しながら人事を立案しました。

 まず、人間の入閣は見送りです。酪農畜産のためエゾオオカミを絶滅させ、経済活動を優先させホッキョクグマを危機に追いやったり、自分勝手な豊かさを求めてきたのが理由です。

 首相:ゾウ 即座に断言。哺乳類の最高傑作だから。民主的で、他の動物からも一目置かれている存在。群れを大事にします。死後も全ての動物たちの腹を満たして土に返り、死んでからも自然環境に貢献する。

 農水相:カエル 昔は水田に必ずカエルが住んでいたが、農薬や水環境の悪化で姿を見かけることも減った。カエルが安心して住める水田で育つ米は間違いなくおいしい。

 防衛相:キリン 長身を活かした危険察知能力を重視しての指名。他の動物を攻撃することもない。一見強面で実は平和主義の心やさしいゴリラも候補だったが、平和相を新設して、力を発揮させたい。

 財務相:エゾシカ 大量に繁殖し、農業や樹木の被害が問題視されているが、あえて起用した。人間が豊かな生活を維持するため、天敵のオオカミを絶滅させた結果増えすぎたという歴史も背負い、それが逆に収支バランスの大切さを実感させられているはず、という深い読みの結果。

 環境相:ホッキョクグマ 温暖化が進み北極の氷が溶けると住処がなくなるだけでなく、アザラシの捕食もできなくなる。環境悪化に苦しむ野生動物の象徴から。

 文科相:チンパンジー 今、教育でもっとも大切なのはコミュニケーション能力を身につけること。親子間や群れの中で他者との関係を学ぶチンパンジーを手本にしてほしい。好奇心も旺盛で学習能力があり、食べ物の探し方や遊びなども水から試して習得することから、発想を大切にする姿勢を学び自ら実践する大臣にふさわしい。

 小菅さんは、自然環境の多様性を保つには、立場の違う動物による連立政権も効果がある、と提言しています。
 実際の全ての大臣を網羅した組閣ではありませんが、なかなかの組閣でしたね。

 なお、ハトは平和や優しいイメージがありますが、実際は大変どう猛でリーダーが群れを引っ張るわけでもないことから除外されました。 

コメント(1)

なかなか、おもしろいです。

少子化担当相として、クジラなどが有力候補かも。

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