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人と自然コミュの子どもを産めない新規就農

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新規就農の一例

10月7日の毎日新聞家庭欄(くらしナビ)13面には、「家計簿からみる日本」の連載が始まりましたが、そのトップバッターが新規就農の1例です。(画像と以下の文は重複します。読みやすい方を読んでください)

(本文)「妻は子供を欲しがっている。しかし・・・、産むのをあきらめかけている」近畿圏の山あいで農業を営む男性(35)は、家計簿を見ながら語った。5年前に脱サラして農家に。朝8時から畑に出てミズナやコマアアツナを作り、夜は毎日10時過ぎまで塾で教える。ここ数年の手取り収入は平均220万円。介護施設で働く妻(33)も約160万円を稼ぎ、手取りは計380万円になる。貯蓄は農地や機材を買ってほとんどなくなったが、出費を300万円以下に抑え年80万円以上
の黒字だ。

 子どもをためらい始めたのは、同年代の友人の子育てを見たから。赤ちゃんのうちからおもちゃをたくさん買い与え、塾や習い事にと、お金をかけている。一人前になるまでの費用を想像すると気が重くなる。妻の職場は小規模で育児休業も取れそうになり。妻の収入が見込めなくなるのも不安材料の一つ。農業の収入が不安定なのも気がかりだ。
 男性は「つましくすれば育てられる、とは思う。でも、まわりが恵まれている中、自分の子だけいろいろ我慢させるというのもどうかと思うんです」。妻も子どもの話を口にしなくなった。

(別表)近畿圏で農業を営む夫(35)と団体職員の妻(33)宅
1年間の収支(画像参照のこと)

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 これを読んで、農家と非農家の感想はずいぶん違うかもしれません。

 就農して5年ということなので、まだ都市生活の感覚を引きずっているように思う。「山あい」ということだが、家賃が月4万円というのは、借家の農家ではなく、アパートか何かだろうか。食費などはずいぶん切りつめておられるように見えるが化粧品月1万円はどうかな(笑)。
 農業と言えども、都市のサラリーマン程度の収入は欲しいところだが、これはかなり難しい。この方の場合、農業収入は月10万円程度だし、専業農業とまでは言えない。ここに改善の余地があるが、立地条件などの制約があるのかもしれないけれど、営農形態を変える必要があるでしょう。
 農的な暮らしを選んだ時点で、なにもかも「都市生活者とは同じようにはしない」ライフスタイルを選択したはずだが、子育てとなると、つい隣(の都市生活者の友人)を見てしまうようだ。「隣の芝生」のこと。
 しかし、山あいなのだから、自然の中で都市生活者がうらやましがるような子育てが出来ること!に気がついていないように見えるけど。

 それと、現実の子育ては、ロールゲームとは違うんで、あーだ、こーだと予定を組んでも、そのとおりになることはあまりないんで、医者に育てようとした子どもが妹を殺した例もあるくらいだ。これは極端な例だけれど、子どもは(どんな育ち方をしても)いつか「やっぱり、生まれてよかった」と思うもんじゃないか。
「隣と一緒じゃ、つまらない」と思わないものだろうか。

コメント(1)

 僕は新規就農者。今年8年目になりました。結婚して4年です。つまり就農時は独身。子供はいないができないだけ。欲しいと思っている。家計は謙遜抜きに苦しい。就農するにあたって貸借金が数百万あります。火の車。でもそれなりにやっている。国民年金はここ1年払えなくなっているのだけど。
 
 この方、農業収入が低いですね。ここをもう少し改善しないと、いつまでたってもバイトから抜けられない。それとも最初から兼業志向なのかな。家賃が四万円で塾に仕事に行けるくらいなら、かなり都会に近いのでしょう。それなら農産物の販売もしやすいと思うけど。
 こういう新規就農者の考え方は理解に苦しむ。僕とは思想が違うのでしょう。でも、こんなこと言うのなら、この人は就農なんかすべきじゃなかった。こういう記事が新聞に掲載されるのは、なんだか寂しい気持ちになります。記者も別の観点から見た内容も併記すべきだったのではないでしょうか。

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