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チャーチストコミュのチャーチスト 市況

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 12月14日の週のダウ工業平均株価は、米労働市場の回復期待の後退やギ
リシャの格下げなど欧州の信用不安、アナリストの一部米大手金融機関の業績
見通し引き下げと中小企業への融資枠の拡大により銀行株が売られるなど全体
的にはやや軟調推移となった。
なお、イラン軍のイラク領内の油田地帯に侵攻していることで原油価格が上昇
しているものの地政学リスクによる株売りは今のところ見受けられない。
日経平均株価は、引き続き上値重いもののドバイ債務問題の救済支援や為替の
ドル高円安の進行、新資本規制強化の延期報道などを好感し底堅く推移してい
る。

 注目されたFOMCでは、大方の予想通り政策金利は0.00%−0.25%で据え
置きされた。
委員会は「低水準の資源利用や抑制されたインフレ基調、安定的なインフレ期
待を含めた経済状況により、FF金利を長期間にわたって異例の低水準とするこ
とが正当化される可能性が高いと想定している。」と声明した。
景気の判断は「経済活動は上向いてきた」とし、労働市場について悪化が弱ま
ってきた。また、住宅セクターは最近数カ月間にわたって部分的な改善を示し、
家計支出は緩やかに拡大しているとの認識を示した。
主なFOMCの声明は以下の通り。
・政策金利を長期間にわたって極めて低い水準に維持。
・FF金利の誘導目標を0.00%−0.25%で据え置き。
・金利決定は全員一致。
・経済活動は引き続き持ち直し、労働市場の悪化は和らいでいる。
・かなりの資源のたるみがコスト圧力や長期のインフレ期待を抑制。
・大半の特別流動性制度、2月1日で終了することを想定。
・来年初頭にかけTAFによる供給量を引き続き縮小する予定。

 国内では日銀が金融政策決定会合で政策金利を予定通り0.10%で据え置いた。
声明では、「マイナス物価を容認しない」との姿勢が打ち出されたことで追加
金融緩和策への期待が広がった。景気の判断は「自律的回復力は弱いが、持ち
直している」と据え置き、国際金融面の動きなどが実体経済活動に悪影響及ぼ
すリスクに注意が必要と景気が悪化しないよう金融環境の維持・改善していく
姿勢を示した。

 日銀の政策方針やFOMCの声明文を受けて、米景気に対する認識がより強
気になり、また米国の利上げ時期が早そうだとしてドル高/円安傾向となった。
輸出国である日本の株価はこれまで円高を嫌っていたこともあり、ドル高/円
安傾向は市場にとってはプラスである。
以前のような円高懸念はやや後退傾向にあり、出遅れた輸出関連株は引き続き
注目されている。
また、輸出関連株以外の個別銘柄に仕掛けやすいものがまだ沢山残されている。
クリスマス休暇や年末年始休暇を控え、薄商いが予想されているが、これら個
人投資家でも手掛け易い銘柄を選別して売買することで良いお年玉になる。
今年も色々あったが日経平均株価1万円をキープした状態で年明けを迎えたい。

12月14日(月)
 1)日本経済指標
 【日銀短観(12月調査)】
  結果 -24
  予想 -27 前回 -33(大企業製造業・業況判断)
  結果 -22
  予想 -23 前回 -24(大企業非製造業・業況判断)
  結果 -18
  予想 -22 前回 -21(大企業製造業・先行き)
  結果 -19
  予想 -20 前回 -17(大企業非製造業・先行き)
  結果 -13.8%
  予想 -11.3% 前回 -10.8%(大企業全産業・設備投資)
 【設備稼働率指数・確報値(10月)】
  結果 0.2%
  予想 − 前回 1.6%(前月比)
 【鉱工業生産指数・確報値(10月)】
  結果 0.5%
  予想 − 前回 0.5%(前月比)
  結果 -15.1%
  予想 − 前回 -15.1%(前年比)
 2)日経平均株価は、日銀短観は大企業製造業の業況判断が予想を上回ったも
  のの反応は限定的となる一方、円高傾向、ドバイの信用不安を背景に軟調
  推移となった。
  後場になるとドバイ救済報道が支援材料となり下げ幅を縮小し-2.19円安
  の10105.68円で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、まちまちな動きながらも後場に持ち直す動きと
  なった。中国市場は、ドバイ政府の債務返済報道により信用不安が後退し
  銀行株や石油株が買われプラス圏で引けた。
 4)米国株式市場は、明日のFOMCを控え積極的な売買は見送られたが、ドバイ
  の信用不安後退や米金融大手シティ・グループの公的資金返済計画の発表、
  米石油大手エクソン・モービルがXTOエナジーを買収することなどを好感
  し堅調に推移し+29.55ドル高の10501.05ドルで引けた。

12月15日(火)
 1)日経平均株価は、ドバイの信用不安が後退したものの米FOMCの政策発
  表を控えて模様眺めムードとなり積極的な売買は見送られて-22.20円安の
  10083.48円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、概ね弱い動きとなった。
  中国市場は、政府が一部都市の不動産価格高騰を抑制する方針と報じられ
  たことで不動産株が下落するなどマイナス圏で引けた。
 3)米国経済指標
 【生産者物価指数(PPI)(11月)】
  結果 1.8%
  予想 0.8% 前回 0.3%(前月比)
  結果 2.4%
  予想 1.8% 前回 -1.9%(前年比)
  結果 0.5%
  予想 0.2% 前回 -0.6%(食品・エネルギー除くコア)(前月比)
  結果 1.2%
  予想 0.9% 前回 0.7%(食品・エネルギー除くコア)(前年比)
 【ニューヨーク連銀製造業景気指数(12月)】
  結果 2.55
  予想 24.00 前回 23.51
  【鉱工業生産指数(11月)】
  結果 0.8%
  予想 0.5% 前回 0.0%(前月比)
 【設備稼働率(11月)】
  結果 71.3%
  予想 71.1% 前回 70.6%
 4)米国株式市場は、翌日に控えたFOMCを見極めたいとするムードとなっ
  たことや中小企業への融資枠の拡大により銀行株が売られたこと、米家電
  小売り大手ベストバイや複合企業のGEの業績見通しが嫌気されるなど相
  場を圧迫し-49.05ドル安の10452.00ドルで引けた。

12月16日(水)
 1)日本経済指標
 【第3次産業活動指数(10月)】
  結果 0.5%
  予想 0.5% 前回 -0.6%(前月比)
 2)日経平均株価は、米FOMCを見極めたいムードとなるなか新資本規制強
  化の延期報道で銀行株が大商い・大幅高するなど相場を牽引し+93.93円高
  の10177.41円で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、軟調推移となった。
  中国市場は中国当局による不動産投機抑制策を嫌気して不動産株が売られ
  ていることやFOMCを控えて様子見ムードとなりマイナス圏で引けた。
 4)米国経済指標
 【MBA住宅ローン申請指数(12月11日までの週)】
  結果 0.3%
  予想 − 前回 8.5%(前週比)
 【経常収支(第3四半期)】
  結果 -1080億ドル
  予想 -1075億ドル 前回 -988億ドル
 【住宅建築許可件数(11月)】
  結果 584千件
  予想 570千件 前回 551千件
 【住宅着工件数(11月)】
  結果 574千件
  予想 574千件 前回 529千件
 【消費者物価指数(CPI)(11月)】
  結果 0.4%
  予想 0.4% 前回 0.3%(前月比)
  結果 1.8%
  予想 1.8% 前回 -0.2%(前年比)
  結果 0.0%
  予想 0.1% 前回 0.2%(食品・エネルギー除くコア)(前月比)
  結果 1.7%
  予想 1.8% 前回 1.7%(食品・エネルギー除くコア)(前年比)
 【FRB政策金利 】
  結果 0.00-0.25%
  予想 0.00-0.25% 現行 0.00-0.25%
 5)米国株式市場は、米住宅関連指標が予想内の結果だったことやFOMC声
  明も予想通り景気判断が上方修正されたものの政策金利は据え置きとなり、
  変わらずの-10.88ドル安の10441.12ドルで引けた。

12月17日(木)
 1)日本経済指標
 【景気先行指数・改定値(CI)(10月)】
  結果 89.4
  予想 − 前回 89.7
 【景気一致指数・改定値(CI)(10月)】
  結果 94.3
  予想 − 前回 94.3
 2)日経平均株価は、早期の米利上げ期待でドル高/円安になったのを好感し
  序盤から買い優勢となったもののアジア株の軟調推移や国内のデリバティ
  ブ規制法案懸念を嫌気して引けにかけて値を消し-13.61円安の10163.80円
  で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、ほぼ全面安となった。
  中国市場は、不動産投機抑制により不動産株が売られたことなど銀行株や
  不動産株が相場を圧迫した。
 4)米国経済指標
 【新規失業保険申請件数(12月12日までの週)】
  結果 480千件
  予想 465千件 前回 473千件
 【景気先行指数(11月)】
  結果 0.9%
  予想 0.7% 前回 0.3%(前月比)
 【フィラデルフィア連銀景況指数 (12月)】
  結果 20.4
  予想 16.0 前回 16.7
 5)米国株式市場は、ギリシャの格下げや欧州の信用不安、米新規失業保険申
  請件数が予想より悪化し米労働市場の回復期待が後退したことや米著名ア
  ナリストによる一部米大手金融機関の業績見通し引き下げにより金融株が
  売られたことなどで-132.86ドル安の10308.26ドルで引けた。
 6)米リサーチ・イン・モーションが3Q決算を発表。
  売上高は41%増の39.2億ドル。
  4Qの売上見通しは42億ドル〜44億ドル。
  一株利益は1.10ドル(予想1.04ドル)
 7)米オラクルが2Q決算を発表。1株利益0.39ドル(0.36ドル)

12月18日(金)
 1)日本経済指標
 【日銀政策金利】
  結果 0.10%
  予想 0.10% 現行 0.10%
 2)日経平均株価は、米株安や円高の進行を受けて下げ幅を拡大する場面がみ
  られたものの下値では押し目買いなどもあり引けにかけて下げ幅を縮小し
  -21.75円安の10142.05円で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、台湾市場以外は軟調となった。
  中国市場は、引き続き不動産投機抑制により不動産株が売られたことや格
  付け会社フィッチが中国の銀行の資本健全性に懸念を表明したことで銀行
  株が売られマイナス圏で引けた。
 4)米国株式市場は、クリスマス前で方向感を探る展開となったが、昨日決算
  発表を行ったリサーチ・イン・モーションやオラクルが買われソフトウェ
  ア関連や半導体などが相場をサポートしたことやイラン軍のイラク領内の
  油田地帯に侵攻したことで原油高になったことで原油関連株が底堅く推移
  し+20.63ドル高の10328.89ドルで引けた。

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今週配信したチャーチストマガジン(09/12/13号)銘柄の状況を見てみよう。

8374 三重銀行(東証1部)
 25日線をブレイクし堅調推移となっている。監視継続したい。

9301 三菱倉庫(東証1部)
 反発相場継続し戻り高値更新間近となっている。監視継続したい。
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チャーチスト方針
○ 日経平均株価の予想 9900円−10300円
○ 米国株式市場は下値限定的と予想するもクリスマス休暇前で上値も限定的か。
○ 日経平均株価は追加金融緩和策期待などにより底堅い動きを予想。
○ 出遅れた輸出関連銘柄を狙っていきたい。

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