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チャーチストコミュのチャーチスト 市況

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 11月15日の週のダウ工業平均株価は、主要企業の投資判断引き上げや米
低金利政策の長期化観測で相場をサポートするも景気2番底懸念や原油相場の
下落により利益確定売りがでて上値重い展開となった。
 日経平均株価は、米国株安や為替の円高、国内企業の増資による需給悪化懸
念などにより引き続き軟調推移となった。

 今週は、米国のブラード・セントルイス地区連銀総裁が「過去同様に利上げ
の開始時期はリセッション終了後2年半から3年経過した後」と2012年ま
で低金利を継続することを示唆したことで、再び米低金利長期化観測により米
国株式相場を下支えした場面があった。
経済に対し不透明感が強いだけに米低金利の長期化が予想されているが、低金
利長期化による相場のサポートはそう長くは続かないとみられている。
また、以下に示す景気2番底懸念が思ったより早く台頭しており、目先米国市
場は方向性に欠ける展開が予想されている。

 11/18(水)のチャーチストの市況で、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)
議長が16日に「緩やかな回復が続くと見られるが、銀行貸し出しの伸びの鈍
さや雇用の弱さが残っており、(後退局面に)逆戻りする可能性もある」と2
番底の懸念に言及したとコメントさせて頂いた。
その翌日、次はオバマ米大統領が「米国の債務拡大が続いた場合、景気が2番
底に向かう可能性がある」と警告した。
 先日までは米国株式市場が堅調に推移していたため、2番底懸念は認識しつ
つも特に投資判断を変える必要はないとコメントした。しかし、米国の金融市
場が景気2番底懸念に対し反応しつつあることを踏まえると、そうは言ってい
られない状況になってきた。
また11月末はヘッジファンドの決算ピークにあたり、相場が荒れる可能性も
あるため警戒する必要がる。
特に米国銘柄を買っている方は、慎重に対応したい。

 日経平均株価は、新政策に対する不透明感や為替の円高、企業の大型増資に
よる需給悪化懸念などの国内要因により上値重い展開が続いてきたが、ここに
きて米国株式市場をはじめ商品相場など外部環境が悪化傾向にあることで、さ
らに軟調推移を強いられている。
 外部環境の良い材料には追随できず悪い材料にはしっかり反応してしまう、
今の日本株は海外からみたら投資の魅力に欠けるのであろう。
またパフォーマンスの悪さ自体に嫌気が差されている状況にある。
日本株が浮上する【キッカケ】がほしいところだが、今は見えない状況である。
引き続き、買い方にとってはストレスが溜まる相場環境になることが予想され
ている。だからと言って、何もしないということではなく、常に優良銘柄を監
視しいつでも参戦できる準備だけはしておきたい。
【キッカケ】はある日突然訪れるものである。

 チャーチストが配信しているシルバーやゴールドマガジンは最近売り監視銘
柄を数週間前から紹介させて頂いている。
業績良好な銘柄さえ売られる地合い環境であるため、売り監視銘柄は多数軟調
に推移し含み益を抱えている。
無料マガジンでは基本的に買い監視銘柄の紹介となっているが、売り監視銘柄
の情報を入手してパフォーマンスの向上に役立ててほしい。

さて、今週一週間を振り返ってみよう。


11月16日(月)
 1)日本経済指標
 【実質GDP・1次速報値(第3四半期)】
  結果 1.2%
  予想 0.7% 前回 0.7%(0.6%から修正)(前期比)
  結果 4.8%
  予想 2.9% 前回 2.7%(2.3%から修正)(前期比年率)
 【GDPデフレーター・1次速報値(第3四半期)】
  結果 0.2%
  予想 0.1% 前回 0.5%(前年比)
 2)日経平均株価は、国内の7-9月期GDPが予想を上回ったことで寄り付き
  は買われたものの為替が円高に振れたことや銀行大手などの大型増資に対
  する警戒感から方向性に欠ける展開となり+20.87円高の9791.18円で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、全面高となった。
  中国市場は、オバマ大統領の訪中で米中間の経済協力や人民元切り上げ観
  測のほか、米ゴールドマンサックスが中国の銀行株の目標株価を引き上げ
  たことで銀行株が買われるなど大幅上昇となった。
 4)米国経済指標
 【小売売上高(10月)】
  結果 1.4%
  予想 0.9% 前回 -2.3%(-1.5%から修正)(前月比)
  結果 0.2%
  予想 0.4% 前回 0.4%(0.5%から修正)(自動車除くコア・前月比)
 【ニューヨーク連銀製造業景気指数(11月)】
  結果 23.51
  予想 30.00 前回 34.57
 5)米GMが7-9月期決算を発表。
  売上高280億ドル。(4-6月期は49億ドル)
 6)米国株式市場は、米小売売上高が予想を上回ったことや原油など商品相場
  の堅調推移、バーナンキFRB議長が低金利政策の長期化を再表明したこと、
  米自動車大手GMの業績回復などを好感し、+136.49円高の10406.96円で引け
  た。

11月17日(火)
 1)日本経済指標
 【第3次産業活動指数(9月)】
  結果 -0.5%
  予想 0.2% 前回 0.3%(前月比)
 2)日経平均株価は、米株高を好感し買い先行で始まったものの円高の進行に
  よる輸出関連株売りやNYダウ先物の軟調推移、国内企業の増資懸念など
  により軟調推移となり-61.25円の9729.93円で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、まちまちな動きとなった。
  中国市場は中国と台湾が双方の金融機関の支店が互いに参入できる方向で
  動いていることを好感され銀行株が相場をサポートしプラス引けした。
 4)米国経済指標
 【生産者物価指数(PPI)(10月)】
  結果 0.3%
  予想 0.5% 前回 -0.6%(前月比) 
  結果 -1.9%
  予想 -1.8% 前回 -4.8%(前年比)
  結果 -0.6%
  予想 0.1% 前回 -0.1%(食品・エネルギー除くコア)(前月比)
  結果 0.7%
  予想 1.4% 前回 1.8%(食品・エネルギー除くコア)(前年比)
 【鉱工業生産(10月)】
  結果 0.1%
  予想 0.4% 前回 0.6%(0.7%から修正)(前月比)
 【設備稼働率(10月)】
  結果 70.7%
  予想 70.8% 前回 70.5%
 5)米国株式市場は、米鉱工業生産指数の下振れや利益確定の売りが先行した
  ものの原油や金の商品相場の堅調推移やマイクロソフトやエクソン・モー
  ビルなど主力銘柄の投資判断引き上げが好感され+30.46ドル高の10437.42
  ドルで引けた。

11月18日(水)
 1)日経平均株価は、米株高で堅調に始まったものの企業の増資による株式需
  給悪化を懸念した買い手控えや3連休に向けてリスク回避の動きとなり、
  不動産関連株や消費者関連株が売られ-53.13円安の9676.80円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、まちまちな動きとなった。
  中国市場は、大雪の影響でエネルギー需要が増大し、エネルギー関連株な
  どが買われ4日続伸となった。
 3)米国経済指標
 【MBA住宅ローン申請指数(11月13日までの週)】
  結果 -2.5%
  予想 − 前回 3.2%(前週比)
 【消費者物価指数(CPI)(10月)】
  結果 0.3%
  予想 0.2% 前回 0.2%(前月比)
  結果 -0.2%
  予想 -0.3% 前回 -1.3%(前年比)
  結果 0.2%
  予想 0.1% 前回 0.2%(CPI)(食品・エネルギー除くコア)(前月比)
  結果 1.7%
  予想 1.6% 前回 1.5%(CPI)(食品・エネルギー除くコア)(前年比)
 【住宅着工件数(10月)】
  結果 529千件
  予想 600千件 前回 592千件(590千件から修正)
 【住宅建築許可件数 (10月)】
  結果 552千件
  予想 580千件 前回 575千件(573千件から修正)
 4)米国株式市場は、米住宅着工件数が予想を大幅に下回ったことや一部米ハ
  イテク企業の弱い業績見通しなどが嫌気され利益確定売りが先行したもの
  の商品相場の堅調推移や低金利政策の長期化期待などが支援材料となり下
  値も堅く下げ幅を縮小し-11.11ドル安の10426.31ドルで引けた。

11月19日(木)
 1)日本経済指標
 【全産業活動指数(9月)】
  結果 -0.6%
  予想 0.0% 前回 0.9%(前月比)
 【景気先行指数・改定値(CI)(9月)】
  結果 86.4
  予想 − 前回 86.4
 【景気一致指数・改定値(CI)(9月)】
  結果 92.7
  予想 − 前回 92.5
 2)日経平均株価は、三菱UFJや日立などをはじめ大手企業の相次ぐ公募増資
  発表による需給悪化懸念や円高の進行による輸出関連株売り、NYダウ先
  物の軟調推移などを嫌気して-127.33円安の9549.47円で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、まちまちな動きとなった。
  中国市場はNYダウ先物の軟調推移などにより売られる場面あったが、イ
  ンフルエンザの拡大懸念による医薬品株や大雪の影響で燃料需要増加によ
  るエネルギー関連株の上昇によりプラス圏で引けた。
 4)米国経済指標
 【新規失業保険申請件数(11月14日までの週)】
  結果 505千件
  予想 504千件 前回 505千件(502千件から修正)
 【景気先行指数(10月)】
  結果 0.3%
  予想 0.4% 前回 1.0%
 【フィラデルフィア連銀景況指数(11月)】
  結果 16.7
  予想 12.2 前回 11.5
 5)米国株式市場は、金や原油の商品相場が下落したことや半導体の供給増加
  による米半導体セクターの投資判断引き下げなどが嫌気され大幅安となる
  も、フィラデルフィア連銀景況指数が予想を上回ったことや売り一巡で終
  盤に下げ渋ったことで-93.87ドル安の10332.44ドルで引けた。

11月20日(金)
 1)日本経済指標
 【日銀政策金利】
  結果 0.10%
  予想 0.10% 現行 0.10%
 2)日経平均株価は、米株安や商品安を嫌気して半導体銘柄/資源関連銘柄な
  ど売り先行で始まった。
  株後場は、アジア株やNYダウ先物が下げ幅を縮小し、銀行株を中心に買
  い戻されて-51.79円安の9497.68円で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、まちまちな動きとなった。
  中国市場は米株安や高値警戒感から資源関連銘柄などが売られマイナス圏
  で引けた。
 4)米住宅建設D.R.ホートンが4Q決算を発表。
  1株損失-0.73ドル(予想損失-0.30ドル)
 5)米国株式市場は、米住宅建設企業の予想を下回る決算や原油相場の下落に
  より産業関連株や資源関連株が売られ軟調推移となった。引けにかけては
  年末商戦への期待感で消費関連株が買われ、下げ幅を縮小し-14.28円安の
  10318.16円で引けた。

チャーチスト方針
○ 日経平均株価の予想 9300円−9800円
○ 米株式市場は景気2番底懸念などで上値重い展開を予想。
○ 日経平均株価は外部環境の悪化などで引き続き上値重い展開を予想。
○ 買い方は様子見し仕込みタイミングを模索したい。

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