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チャーチストコミュのチャーチスト 市況

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 1月26日の週は、米政府によるバッド・バンク(不良債権買取機構)設立
構想や米景気先行指数、米中古住宅販売件数などが予想より良かったことで、
週央まで米国、国内の株式市場は堅調に推移していたが、週末にかけては企業
業績悪化懸念やバッド・バンク(不良債権買取機構)設立に不透明感があるな
どして軟調推移となった。

1月26日(月)
 1)日経平均株価は、アジア主要株式市場が休場だったことで薄商いとなった
  ことや国内の決算発表が本格化することで業績悪化懸念などによりやや弱
  含んだ動きとなり-63.11円安で引けた。
 2)アジア各国は旧正月の休暇により休場。
 3)米国経済指標。
 【景気先行指数(12月)】
  結果 0.3%
  予想 -0.2% 前回 -0.4%(前月比)
 【中古住宅販売件数(12月)】
  結果 474万件
  予想 440万件 前回 445万件(449万件から修正)
 4)米国株式市場は、英銀大手バークレイズが昨日2008年通年の業績について
  強気な見通しを発表したことや景気先行指数、中古住宅販売件数が予想よ
  り良かったことを受けて堅調に推移し+38.47ドル高で引けた。
 5)米アメリカン・エキスプレスが決算発表。
  一株利益は0.15ドル(予想0.09ドル)。

1月27日(火)
 1)日経平均株価は、経済産業省が一般企業向けの公的資金注入スキームを発
  表したことで期待感がでたことや前夜の米国住宅関連指標などが改善され
  たことを受けて、+378.93円高で引けた。
 2)アジア各国の株式市場はインド以外が旧正月の休暇により休場。
 3)米国経済指標。
 【S&Pケースシラー住宅価格・総合(11月)】
  結果 -18.18%
  予想 -18.40% 前回 -18.06%(-18.04%から修正)(前年比)
 【コンファレンスボード消費者信頼感指数(1月)】
  結果 37.7
  予想 39.0 前回 38.6(38.0から修正)
 4)米ヤフーが10-12月期の決算を発表。1株0.22ドルの赤字となった。
 5)米国株式市場は、住宅価格や消費者信頼感指数の経済指標が予想より弱か
  ったことでやや売り物を集めたものの米クレジットカード大手アメリカン
  ・エキスプレスやアメックスの決算が悪くなかったことやガイトナー米財
  務長官が正式に就任し景気刺激策への期待が高まったことを背景に金融株
  中心に堅調推移し、+58.70ドル安で引けた。

1月28日(水)
 1)日経平均株価は、企業業績の悪化懸念により軟調になる場面もあったが、
  前夜の米国株式市場の流れを引き継いだことや米国景気刺激策への期待も
  あり値を戻し+45.22円高で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、米政府による不良資産買い取り機関の設立観測
  などにより堅調推移した。
 3)米国経済指標。
 【MBA住宅ローン申請件数(1月24日までの週)】
  結果 -38.8%
  予想 − 前回 -9.8%(前週比)
 4)米FOMCでFRB政策金利は現行水準(0.00-0.25%)となった。
 5)米国株式市場は、米政府による不良資産買い取り機関「BAD BANK」設立構
  想の可能性があることやFOMCで「年後半は景気は徐々に回復へ向かう」
  と述べたことなど受けて金融セクター主導で大幅高となる+200.72ドル高で
  引けた。

1月29日(木)
 1)日経平均株価は、米下院が8190億ドルの景気対策法案を可決したことや米
  政府の不良資産買い取り機関設立構想などにより大幅高ではじまったもの
  の国内企業業績に対する警戒心から上げ幅を削り+144.95円高で引けた。
 2)米フォードが10-12月期の決算を発表。1株当たり1.37ドルの損失。
  予想以上の損失だったが、政府から繋ぎ融資を得る必要はないとコメント。
 3)米国経済指標。
 【新規失業保険申請件数(1月24日までの週)】
  結果 588千件
  予想 575千件 前回 585千件(589千件から修正)
 【耐久財受注(12月)】
  結果 -2.6%
  予想 -2.0% 前回 -3.7%(-1.0%から修正)(前月比)
  結果 -3.6%
  予想 -2.7% 前回 -1.7%(1.2%から修正)(輸送除くコア・前月比)
 【新築住宅販売件数(12月)】
  結果 331.0千件
  予想 397.0千件 前回 388.0千件(407.0千件から修正)
 4)不良債権買取機構である「BAD BANK」のコストは1兆ドルから4兆ドルにな
  ると専門家は示した。
 5)著名投資家のジョージ・ソロス氏が、グローバルな枠組みで不良資産処理を
  押し進めなければユーロは維持できない可能性もあると述べたことで、ユー
  ロは対ドル、対円などで売られた。
 6)米国株式市場は、悪化した米国経済指標や各企業の決算が冴えないことなど
  を受けてリスク回避ムードの高まりを受けて、-226.44ドル安で引けた。

1月30日(金)
 1)日本経済指標。
 【失業率(12月)】
  結果 4.4%
  予想 4.1% 前回 3.9%
 【有効求人倍率(12月)】
  結果 0.72
  予想 0.73 前回 0.76
 【全国消費者物価指数(CPI)(12月)】
  結果 0.4%
  予想 0.4% 前回 1.0%(前年比)
  結果 0.2%
  予想 0.3% 前回 1.0%(生鮮食料品除くコア)(前年比)
 【鉱工業生産指数・速報値(12月)】
  結果 -9.6%

  予想 -8.9% 前回 -8.5%(前月比)
  結果 -20.6%
  予想 -20.0% 前回 -16.6%(前年比)
 2)日経平均株価は、失業率や鉱工業生産指数の悪化や2008年12月国内自動車
  生産・輸出が過去最大の下落率となり自動車関連株が売り物を集めたこと
  やトヨタ自動車の営業赤字が拡大する報道など企業業績の悪化懸念が広が
  り-257.19円安で引けた。
 3)米国経済指標。
 【実質GDP・速報値(第4四半期)】
  結果 -3.8%
  予想 -5.5% 前回 -0.5%(前期比年率)
 【GDPデフレータ・速報値(第4四半期)】
  結果 -0.1%
  予想 0.4% 前回 3.9%(前期比)
 【個人消費・速報値(第4四半期)】
  結果 -3.5%
  予想 -3.5% 前回 -3.8%(前期比年率)
 【ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(1月)】
  結果 61.2
  予想 61.9 前回 61.9
 4)米国株式市場は、米実質GDPが予想を上回る内容になったものの27年ぶり
  の大幅なマイナスになったことやバッド・バンク(不良債権買取機構)設
  立が実現しない可能性があると報道されたことで-148.15ドル安で引けた。

 国内の自動車関連企業や輸出関連企業などをはじめとする企業の業績悪化懸
念によりセンチメントは悪化しており売り物を集め易くなっている状況となっ
ている。また日本や米国など各国の経済指標も弱く「景気の谷」がまだ見えな
い状況が続いている。
 悪材料が目立つものの今週の話題となった「BAD BANK(不良債権買取機構)」
は買い材料視されるなど政府の施策に期待感が集まっていることや企業業績悪
化もある程度は予想されていることで昨年のような市場が混乱するような状況
には陥っていない。米ダウ工業平均や日経平均株価のチャートをみても比較的
BOX圏での商いとなっている。現状の経済状況であれば株価は落ち着きを取
り戻しつつ、やや軟調に推移することになる。
現状認識より景気悪化や世界を代表する企業の倒産など予想しない事態になれ
ば再び下値を試す動きとなるであろう。
売り材料:「経済指標悪化、企業業績悪化」
買い材料:「政府の支援」
為替などは円高(売り材料)・円安(買い材料)になるため除外するが、現在は上
記の材料により方向性を探っている段階である。

 我々の認識は雇用や企業業績の悪化はもう暫く続くと考えているが、株価指
数が昨年10月のように大きく崩れるような局面には至らないと予想している。
各国政府の支援策や最近の悪材料に対する株価指数の反応をみる限り底値は固
く推移していくだろう。ただ、個別企業に関してはまちまちの動きとなり下値
模索する銘柄も多々見受けられるであろう。
これらを考慮した銘柄選別により【買い監視銘柄】【売り監視銘柄】を明確に
切り分けて皆さんに配信したい。


【教訓】
 長らく保合った相場の、放れに逆らうべからず。



チャーチスト方針
○ 日経平均株価のBOX予想 7700円−8300円
○ 基本的には売り方スタンスで対応したい。
○ 買い方ならばトレンド形成中の銘柄がポイント。
○ 国内優良銘柄の安い位置は打診買いスタンスで挑みたい。

銘柄情報は2009年2月1日公開を予定しています。

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