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山の夜は深い。獣の吐息は近く人の呼吸は遠い。ここは人里離れた温泉宿。2階建の別館と風呂を挟んだ新館の他は10キロ四方に建物はない。そんな温泉宿の別館に4人の男女が集まっていた。その中の一人。黒スーツに身を固めた少し神経質そうな男がゆっくりと口を開いた。
「皆さん。昨夜起きた山田さん殺人事件の謎が解けました」「何だって!」禿げかけた中年男性が身を乗り出す。「あなた…落ち着いて」それを諫める中年女性。「…私たちには皆アリバイが…」20代そこそこのショートカットの女性が呟く。「確かに鈴木さんの言う通り。私たちは皆ここで談笑していた。悲鳴を聞いた時もみんなここにそろっていました」「じゃあやっぱり他に人が!」「田中オーナー落ち着いてください。ここに私たち以外に人なんかいませんよ」「「「…じゃあ…」」」3人の言葉がシンクロする。「そうです…犯人はこの中にいます」3人が皆息を飲んだ。「まずは状況を整理してみましょう。昨夜、私たちが談笑をしていると屋上の方から悲鳴が聞こえた。慌てて駆け付けた私達が見たものは背中から血を流し死んでいる山田さんの姿だった。その後にオーナーの指示で私は別館の中を、オーナーは外を、鈴木さんは新館の中を、奥さんは外を捜索したが怪しい人は見つからなかった」
「確かに誰もいなかったが、悲鳴を聞いた時私達はみんな一緒だった」田中オーナーの言葉にみんなが頷いた。黒スーツの男は小さく辺りを見回した。「確かに。しかし、悲鳴=死んだ時間と考えてよいのでしょうか?」「へ?」鈴木さんの疑問符がやけに大きく広間に響いた。
「これ、なんだか分かりますか?」手に取り出したのは黒い毛のようなもの。一人の顔色が変わった。「何?」「ガムテープの破片です。山田さんの口元に付いていました。つまり、山田さんが殺された時に声を上げることは出来なかったということです。ちなみに同じような破片を雨戸井にも見つけました。分かりますか?」一人の人物の顔が青ざめて行く。「…伝声管です…この即席伝声管とレコーダーを使ってアリバイを作り出した…違いますか…」





「オーナー」
黒スーツの男の声に田中オーナーはがっくりと肩を落として動機などをとつとつと語り始めた。
俺はそれを新館広間のモニターで見ながら小さく拍手をした。回りも同じような反応。今はミステリーツアーの最中。30人参加の2泊温泉付き。まあまあかとあくびをかみ殺した瞬間、遠く悲鳴が木霊した。

コメント(5)

…書いた…。この字数制限でミステリーは無茶だって…駄作な予感がぷんぷんさ〜。…難しい!!
いや、頑張ったよ。ホント俺の番じゃなくて良かったよあせあせ(飛び散る汗)
ぽかったよわーい(嬉しい顔)
字数制限が大きな鍵だね(笑)
サスペンスみたいですね♪ミステリに文字制限はきついですねf^_^;
…状況もトリックも説明しきれない…

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