ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ほうき草プロジェクト(仮)コミュのパンフレットを読んだ後に読むトピック

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 製版の直前に、皆の原稿をニヤニヤしながら読ませていただきました。
 
 自分のコンセプトですが、
 (〆切の日が迫りケンタロウに尻を叩かれまくったおかげで)後から見れば
 食パンを咥えて学制服の上着に片袖を通したような文章が、自分から飛び出して行った、
 という感じが少々しています。 
 
 言葉足らずで、あまり意図を理解していただけなかった点もあったかと思います。
 というわけで、自分のコンセプトの根底にあるものについての解説を長々と書かせていただきます。

  これを読んで頂いた所で、実際にやることは変わりません。
  各自、ほうき草の種を蒔いて、栽培するだけです。

 なお、

  ---------
   この間
  ---------

  は飛ばして読んで頂いて構いません。


---------------------------------------------------------------------------
 ?
 これまでの活動
          ケンタロウを中心に『VIBES』という【あるキーワードのもと】、
       『旭日地区』の『この畑(農業塾)』という【特定の場所】における
  『農業』を通した農作業・収穫・調理・会食という【交流を伴う行為】を
                    『春から秋まで』と【季節を限定】して行ってきた。
  その結果、『収穫祭における朝市の利用』という【地域との交流】を含めた
         『定期的な世話』によるその地域への【継続的な関わり】を実現できた。

---------------------------------------------------------------------------
 ?
 しかし、継続していく上でのデメリットも浮き彫りになってきた。 
                『参加人数に左右される』【個人負担の増加】、
 『農作物が野生動物に食べられてしまった』という【回避し難い自然的要因】、
          『地域住民の願う地域活性化』という【課題を把握できていない】状態、
  そして『目標達成に向けた具体的な活動』が無い【活動自体の社会性が希薄】な状態
 
---------------------------------------------------------------------------

 ここまでは、自分がケンタロウとの対話の中で把握できた事柄です。
 具体的な活動として行動が足りなかったとすれば、
 それは地域へのアプローチではなかったかと認識しています。
 
 地域の課題というか、地域(という単位)が理想とする最終形を把握した上で、
 今回のコンセプトに基づいて活動を行う事により、
 ?を踏襲し、?を改善することが可能であると考えています。

---------------------------------------------------------------------------


【1】 なぜこの植物を栽培するのか
 
 今年も、自分自身は『単純に面白そうと思いついた事をやる』ところから出発しました。
 じゃあ今年は何をする、作物は自分達が収穫する一足先にカモシカやウサギに食べられてしまう。
 となった時に、ちょうど、通勤ルートで変わった植物を見かけました。
 それがほうき草(コキア)だったというわけです。
 これなら紅葉を楽しんで、しかも食べられないし、いいじゃないか。そんな感じです。
 実が食べられるなんて知ったのは、当然後の話です。

 
【2】 プロジェクトの動機

 次に、活動に社会性を持たせる事について考えました。
 
 過去に、内灘で焚火したりバンガローや露天風呂を皆で作ったりしました。
 片付けの時に、「楽しい時間ももう終わりか・・・」という切なさの陰に、
 何となく違和感を感じていました。
 最近になって違和感の正体が分かったような気がします。
 何というか、場所をいじめて楽しんだんだな・・・という虚しさです。
 わかりにくい例え話かもしれませんが、
 それは小さい時に、友達から借りたおもちゃを、
 壊したわけではないけど、ずいぶん汚してしまった時の感じに近いものでした。
  
 山小屋のウッドデッキの上で檜風呂を作ったときは、さほどでもありませんでした。
 (その時から意図していたわけではなく)それは、ごみを残さなかったり、
 解体した部材をまた組めば使えるようにしたりという点が良かったのだと思います。
 何かをして楽しんだ場所が何もなかったかのように元通りにできた。
 バンガローへの活動場所のシフトは、それを解決する絶好の機会だったのかもしれません。
 だから、ケンタロウが畑をいじりたい、収穫祭と称した催しをその山小屋でしたいと言い出した時は、
 単純にいい事だと思いました。
 畑なら、春にはまた元通りに戻せますから。

 まとめると、
 せっかく素敵な場所を使わせてもらっているのだから、
 何かしらの恩返しをしていきたいのです。
 そしてこの地域社会における自分達の居場所を求めているのです。
 

【3】 基本におくべき考え方

 コンセプト内の池上君の寄せ書きにもありましたが、
 これから大人が集まって何かをしようという時、
 昨今はお金のかかることばかりというのが一般的です。
 そしてただ単純に楽しさを追い求めがちです。
 (実際に、今の自分達がそれを一番よく理解しているはずです。)
 そうはしたくなかった。

  8年前になりますが、『VIBES』というキーワードは当初、
  学園祭における模擬店(食堂)につけられた名前でした。
  そしてその模擬店のキャッチコピー(コンセプト)は、
  『金は無くても旨いメシは食える』でした。
  当時目指したのはおそらくはこんな感じだったと思います。
 
  『ここにあるものは自分達が好きに勝手に作ったものだ。
  どうぞ食べて飲んでくつろいで行ってくれ』
 
  言い換えれば、
  有志による無償のサービス提供がもたらす、居心地の良い空間づくりということなのでしょうか。 
 
 誰かがこうしよう、という事もなく、毎年そのキャッチコピーは念頭に置かれてきています。
 食事の提供に限らず、今までに作り上げてきた様々なものづくりにおいてもです。
 今回のプロジェクトにおいても、そのキャッチコピーを
 このプロジェクトなりの認識の仕方で進めていきたいと思っています。

 
【4】 メッセージ

 パンフレットに明記はしていませんが、プロジェクトへの各自のアプローチの仕方は、
 周辺環境・地球環境に負担をかけない範囲において自由です。


  プロジェクト全体並びに定例会をきっかけに、
  趣味、特技、さらには仕事を生かした個人個人の精力的な制作活動だけでなく、
  数人からなる新しい目的をもったグループ・チームの形成が促進される。
  それは同年代であったり、世代の差を越えてであったりする。
  それらの活動がプロジェクトから独立して進行し、
  関わりをもちながらプロジェクトを盛り上げていく。
 
  ものづくり・いばしょづくり・ふんいきづくりを通しての、
  おもいでづくり・なかまづくり・じぶんづくり
 
  それが無理なく継続され、じんわりと伝承されていく


 文章にすると、陳腐で、理想論じみているかもしれません。でも、
 数年前から、自分達が少しずつであれ体現してくることができたこんな素敵な事が、
 自分よりも若い世代の方々に自然に伝えていけたら。
 
 関わり方・楽しみ方を模索していく中で、
 各自の、プロジェクトを意識していただける時間が有意義なものとなれば幸いです。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ほうき草プロジェクト(仮) 更新情報

ほうき草プロジェクト(仮)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング