ANTIQUE PHOTOGRAPHSコミュの【ALBUMEN PRINT】～アルビュメン・プリント～

アルビュメン･プリント(鶏卵紙)のアルバム。

アルビュメン･シルバー･プリントに使用される印画紙は1850年にルイ･デジレ･ブランカール=エヴラール(Louis Désiré Blanquart-Evrard 1802–1872) によって発明されました。ブランカール=エヴラールはカロタイプの応用で、ネガを用い紙のベースへハロゲン化銀を凝結させるために卵白を用い定着させた新しい印画紙を開発し、それは商業的に大きく広まり、1855年から世紀の終わりまで写真現像法として優位に立ちました。アルビュメン･プリントは1860年代から90年代まで頻繁に使用され続けました。 1800年代の半ばに、カルト･ド･ヴィジット呼ばれるボードに貼られた名刺写真はアルビュメン･プリントのより一般的な使用法の1つになりました。 19世紀にはE＆H.T.アンソニー･カンパニーが合衆国のアルビュメン･プリンの印画紙の最も有力なメーカーとディストリビュータでした。

画像は1900年初頭の精肉店の店先を撮影したアルビュメン･プリントによるカルト･ド･ヴィジット

コメント(7)

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[1] mixiユーザー 10月21日 22:52

ウェディング･ドレスを着た花嫁の肖像

アルビュメン･プリント 1885年頃ＮＹのＬ･アルマン･スタジオ撮影アメリカ

[2] mixiユーザー 10月21日 23:01

LANNERET ROYAL FORTH YACHT CLUBのヨットマンの肖像

アルビュメン･プリント 1900年代初頭エディンバラのＧ.Ｒ.ローソン･スタジオ撮影　イギリス(スコットランド)

[3] mixiユーザー 10月21日 23:12

ニュージャージー州、ニューオーク"Conger's"煙草店

アルビュメン･プリント 1860年代アメリカ

この煙草店の広告用に著名なカリグラファーのジョージ･ガスケル(George A. Gaskell 1844-1885)による手書き文字が書き込まれ、後にカリグラフィー教本も著し、アメリカ合衆国で最も有名なカリグラファーのひとりであるガスケルの青年時代の作品として非常に貴重な資料写真になっています。