女子総合格闘技ＶＡＬＫＹＲＩＥコミュのVALKYRIE 02 記者会見レポ。

プロデューサー茂木康子さん主催の「ROLL FESTIVAL II」の
観戦に伺ったところ、ご厚意で記者会見も拝見させていただきました。

公式ブログ、各ニュースページのご紹介と簡単な感想を書きます。

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＜公式ブログ＞
金網の女王が、今決まる！
http://valkyrie.livedoor.biz/archives/789162.html
タイトルマッチ決定までの経緯
http://valkyrie.livedoor.biz/archives/790119.html

以下、転載　(少々編集あり。)


本日、リバーサル格闘技ジムに於きまして、記者会見を行い下記内容を発表いたしました。

ヴァルキリー・初代女子フェザー級チャンピオン決定戦！
■トリノコ・プレゼンツ　
ヴァルキリー・初代女子フェザー級チャンピオン決定戦　ＶＲ　５分３Ｒ
辻　結花（総合格闘技闇愚羅）
VS
ケイト・マルティネス　[Kate Martinez]
（Infinite MMA (Royce Gracie Jiu Jitsu of Colorado)）

■タイトル戦決定の経緯
旗揚げ２戦目にして、ヴァルキリーはベルトの制定に踏み切る。
まずは、旗揚げでもメインイベントを務めた、ヴァーリトゥード・クイーン
辻結花がいる女子フェザー級(-52.2kg)からの開始となる。
辻結花の実績は今更語る必要はないとは思うが、スマックガール
初代ライト級女王にして３度の防衛を重ね、そのＭＭＡの実績は
既に２０戦を超えたが、ただひとつの敗戦も既にリベンジ済み、
まさにこの階級では世界最強と言ってよい。ヴァルキリーとしては、
今回のベルト制定にあたり、いくつかの方法を検討した。

１．決定トーナメントを実施し、辻結花も参加。
２．トーナメントを実施し、その優勝者と辻結花の間で決定戦を行う。
３．辻結花をまず初代チャンピオンとして認定してしまう。

１はさすがに辻結花の実績が抜け過ぎていて脱落、
３は興行的に面白みにかけるということで脱落、基本的には、
２の方法が最も妥当であろうということになったが、この形をとると
トーナメント終了時まで、辻結花の試合機会を奪ってしまうことになる。
勿論、その間にノンタイトル戦をやることも、充分可能であるわけだが
ここは辻結花にも、緊張感のあるファイトをしてもらいたいということで
今回、まず外国人選手を招聘しての決定戦を行い
同時に次期挑戦者決定トーナメントを開催という形に落ち着いた。

■トリノコ・プレゼンツ
世界的な不況で、厳しさが加速する国内ＭＭＡの現状において
以前のように簡単に外国人選手を呼ぶことは、無理な状況となりつつある。
今回このタイトルマッチをスポンサードすることに決定した「トリノコ」は、
旧スマックガールの時代から、ビジネスではなく純粋に女子のＭＭＡを
応援してくれていた「ぬいぐるみ工房ノーム」を母体とし発展した組織で
ヴァルキリーのみならず、ジュエルスの後援も行っている。

「辻結花のタイトル戦ならば」という条件付きで、今回の特別協賛が決定し
このことにより、外国人選手の招聘予算が捻出され、国内有力選手は、不公平感なく
全員次期挑戦者決定トーナメントに回ってもらうという仕組みが可能となった。

■ケイト・マルティネスはホイスからの刺客！
ケイト・マルティネスの所属「Infinite MMA (Royce Gracie Jiu Jitsu of Colorado)」は
その名の通り、あのホイス・グレイシーの直系道場であり、チーフインストラクターで
セコンドでもあるアダム・マルティネスは、何よりケイトの人生の伴侶でもある。

ＭＭＡレコードは、まだ１戦１勝と少なく、典型的な柔術系ファイター
であることが予想されるケイトだが、実はプロ戦績はキックボクシングの方が
充実していて（４戦４勝）、ＩＫＦという団体のチャンピオンでもある。
ホイス直系の柔術に加えて、キックチャンピオンの打撃。
今回の辻結花の対戦相手として抜擢した理由は以上でお分かり頂けると思う。

ご期待ください！！

次期挑戦者決定トーナメント開始！
■ヴァルキリー・女子フェザー級・次期挑戦者決定トーナメント　ＶＲ　３分３Ｒ

※公開抽選の結果、組合せは以下の通りに決定！

■第１試合
藤野恵実（和術慧舟會ＧＯＤＳ）
VS
Ｖ一[ヴィー・はじめ]（Max柔術アカデミー & Yogaスタジオ）

■第２試合
高林恭子（ＡＬＩＶＥ）
VS
ＷＩＮＤＹ智美（パンクラスｉｓｍ）

■大会名：VALKYRIE 02
■日時：2009年4月25日（土）　開場13：30　開始14:00
■会場：ディファ有明（東京都/江東区）
■主催・お問合せ：（株）ＧＣＭコミュニケーション（03-3556-6201）
■チケット料金：
SRS ￥10,000 / RS ￥7,000 / S ￥5,000 / A ￥3,500（当日500円増）
■チケット発売所：下記にて３月２８日（土）より発売
チケットぴあ（Ｐコード：813-967）
書泉ブックマート（03-3294-0011）
後楽園ホール（03-5800-9999）

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＜ニュース・リンク＞

バウレビ
http://www.boutreview.com/2/news/valkyrie/item_2408.html

紙プロ
http://www.kamipro.com/news/?id=1238327923

グラビティ
http://www.kakutoh.com/pc/blog/gravity/2009/03/valkyrie425_1.php

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＜会見の感想＞

記者会見の質疑応答などはメモを取っていたわけでもないので
グラビティの詳細をお待ちいただくとして
私が個人的に受けた印象を簡単に。

■辻結花さん
マイクの順番が廻ってくる度にちょっと困り顔をするのが
本当に照れ屋さんなんだろうなーと言う感じで微笑ましかったです。
あらかじめ言葉を準備していない印象でほんわかしていました。
口数は少ないのだけど、３つ以上も出来た必殺技に自信満々な所は頼もしい！
普通にしていると小柄な普通の女性なのだけど会見中の首、肩、腕の筋肉が
もの凄くてアスリートなんだなぁと惚れ惚れと見ていました。

■ＷＩＮＤＹ智美さん
三度目の辻ちゃんリベンジに挑戦のウィンディ姉さん。
他の皆さんの声が小さくて、まったりとコメントが繰り出される中、
ウィンディさんがマイクを持つと、ちょっと雰囲気が変わって
やっぱり華のある人なんだなぁと思いました。
考えながら自分の言葉で率直に話す感じで好印象でした。

■高林恭子さん
お顔が小さくて色が白くて博多人形みたいな高林さんでした。
いつも鈴木社長の傍らでひっそりと大人しい印象だったのですが
控え目ながらも一生懸命思ったことを伝えてくれていた感じ。
いつかのスマックでの敗戦後に膝を抱えて号泣していた姿を
今でも覚えていて、色々な意味で成長を感じました。

■Ｖ一さん
受け狙い、と言うわけじゃないとは思うのだけど
発言が面白くて終始、笑いを巻き起こしていました。
マックス師匠の結婚のお祝いにたぬきの置物を買う為に試合を頑張ります。とか
必殺技として「妖怪テケテケ」を開発しました、とか(笑)
記者さん、突っ込んであげて〜っと思っていたら突っ込んでくれて良かった！
彼女がいてくれて会見の雰囲気も明るくなって楽しくて良かったです。

■藤野さん
「特攻」のイメージが強くてちょっと怖い印象があったのですが
少し緊張気味な様子を見て、親近感を抱いたかもしれません。
トーナメントのカードを決める最初のじゃんけんで
４人一斉だったので簡単に決まらないんじゃない？と言いながら
見ていたところ１回目でイの一番で負けて、なんだかそこもツボでした。


普段、選手が話すのを聞く事なんて大会開始の挨拶や
勝利のマイクだけなので、選手の皆さんのキャラクターを
何となく伺い知る事が出来て新鮮な現場でした。

４月２５日。大会当日を楽しみにしています！


＜写真左＞グラビティのお写真拝借。
＜写真中央＞ケイト・マルティネス選手
＜写真右＞とってもわかりやすいトーナメントのスケジュール表