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科学ニュースコミュの幽体離脱(専門用語で体外離脱感という)

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体外離脱感(幽体離脱のこと、自分の魂が肉体から抜け出しているような感じ)が生じるのは、脳の覚醒システムが乱れていることによるものらしい。

まだ研究中ではあるが、レム睡眠(夢をよく見る睡眠期)から適切に脱することができなくなるようだ、というところまでわかってきた。

(かく‐せい【覚醒】… 目を覚ますこと。目が覚めること。)

         (米 Neurology誌2007年3月6日号より)

     ※ だいぶ解明されました。↓

2007年08月25日 00:48

「体外離脱」は幻覚である事が科学的に立証され始めた
(Out-of-body experiences are 'all in the mind':8月24日英語版配信分)

自分の肉体を離れて空間の別の場所にいる感覚を起こさせる実験が成功した。(ロイター)
 仮想現実ゴーグルを使って体外離脱を体験させる方法が、科学雑誌に発表された。
約10人に1人の割合で報告されている体外離脱現象について解明する一助になりそうだ。
 目を覚ましているときに数メートル離れた距離から自分自身を見ている幻想は、発 作を起こしたり薬物利用によるてんかん性発作で報告されることがある。
 Science誌の8月23日号に発表された研究では、2つの研究チームが、ゴーグルの助けを借りて視覚と触覚にスクランブルをかけ、健康な人にこの現象を起こさせること
に成功した。

 スイスのローザンヌ工科大学の研究者、オラフ・ブランケ氏はこの幻覚について、「健康な被験者が、あたかも仮想身体が自分のものであり、その『自分自身』が自分の肉体の境界を離れて空間の別の場所にいるという経験をした」と説明している。

 一方、ロンドン大学ユニバーシティーカレッジのヘンリック・エールソン氏のチー ムが行った実験では、被験者に仮想現実ゴーグルを着けて部屋の中央に座ってもら い、本人たちの背後に置いたビデオカメラの映像をゴーグルに映し出した。

 研究者がカメラの方に向けて棒を動かすと同時に被験者の胸に触れ、次いで棒を視 界から消した。

 これにより、被験者が数歩後ろのカメラがある場所に座っているような幻覚が作り 出された。

 ブランケ氏の実験では、仮想現実ゴーグルを着けた被験者の目の前に、自分の体を 想定させるマネキンを置き、その映像を見せながら、研究者が被験者の背中をかいた。

 次いで被験者に目隠しをして後ろに下がらせ、元の位置に戻るように指示すると、自分の仮想肉体であるマネキンのあった場所に向かって行った。

 この実験の鍵を握るのは視覚と触覚の混同だと研究チームは解説する。 

 ブランケ氏は電話取材に応えて次のように話した。「視覚と触覚という2つの様相 を取り出し、仮想情報を使ってこの2つの感覚にまつわる情報を体系的に分離させ た。2つの感覚のミスマッチだ」

 今回の実験結果から、これまで妄想あるいは超常現象と言われてきた幽体離脱を、科学的に解明できるかもしれない。ただ、実験で幽体離脱を誘導するに至ったメカニズムは、まだ明らかにはなっていない。

これまで幽体離脱は、自動車事故に遭った人や、癲癇(てんかん)などの脳細胞の機能障害を持った人、薬物依存症患者、脳に傷害を負った人などが体験することが多いとされてきた。

 Ehrsson氏によれば、幽体離脱は脳の機能障害が知覚シグナルに干渉することで引き起こされる現象だと考えられる。ただ、すべての幽体離脱が同じ要因によって生じるものなのかどうかは、現時点では不明だという。(c)AF 

脳内に電極を埋め込んだ男性、体外離脱を経験
2007年 11月 2日 17:08 JST

 [ボストン 31日 ロイター] 耳鳴り治療のために脳内に電極を埋め込まれた男性患者(63)が、その影響で体外離脱を経験していたことが分かった。

 ベルギーのアントワープ大の研究者らが31日、学術誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」に論文を発表した。

 電極に刺激を与えたところ、この患者は15秒間と21秒間の2回にわたって自分が体外に離脱したような感覚を覚え、医者がCTスキャンによって脳内のどの部分が活発になっているかを調べたという。

 心停止から生還した人などから報告される体外離脱の感覚について、一部の人は死後の世界がある証拠だと論じている。一方、科学者の多くはその見方に懐疑的で、脳が錯覚を起こさせる現象だと指摘している。

 アントワープ大の研究者らは、患者の耳鳴り治療に脳内電極を試していたが、その成果は上がらなかった。その代わり、患者は自分の肉体から50センチほど後ろに離れ、左側に行く感覚を経験したという。


Natureニュース
■[論文]錯覚が幽体離脱を模倣する
Illusion mimics out-of-body experiences
23 August 2007
http://www.nature.com/news/2007/070820/full/070820-9.html
カメラのトリックは心をだますのがどんなに簡単なことかを示す
幽体離脱は死にそうになった人が自分自身を手術台の上などから見たというような経験で、スピリチュアリスト達が魂の存在する証拠と主張している。しかし研究者達は簡単に同じような経験をさせることができた。この効果は今週号のScienceに二つの独立した実験で報告されている。幽体離脱は完全なる自然現象でアストラル体とか魂とか霊魂は必要ない。
The Experimental Induction of Out-of-Body Experiences
H. Henrik Ehrsson
Science 24 August 2007: 1048.
Video Ergo Sum: Manipulating Bodily Self-Consciousness 

※URLはこちらに移動↓
http://www.nature.com/news/2007/070823/full/news070820-9.html

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