NPO法人NATURAL REBORNコミュのなりさん近況

現在なりさんは、ちょっとしたことから一ヶ月ほど入院しております。

入院してるわけで、連絡も取れにくいのですが、まあなんとか連絡を
取れる状況になったときに一回だけ連絡が来た次第です。

話を聞くと、ちょっとまだしばらく出て来れそうに無い？
みたいな感じなのですが、これがまあ、ちょっと誤解だそうです。
で、どのような誤解かと申しますと、
「自殺未遂」

そもそもの発端は、夜中に群発性頭痛の発作が起こり薬だかを取るために
立ち上がったものの、このところの節電状態で夜は網戸にしてたそうで。

で、その網戸によろめいたか、躓いたかして手を着いてしまい、2階から
転落したそうで、打撲は1週間で済むものの、群発性頭痛の話をちょっと
聞きかじったレベルらしいそこの医者が
「自殺頭痛」
の部分だけ聞いていたがために、自殺未遂と決め付けられてしまった、と。

その自殺頭痛の先入観の元、なりさんの著作を見られたがためになぜか
自殺衝動がぶり返したとか勘違いされて今に至るわけなのですが。

いや、自殺するなら、震災直後にとっくのとおにやっているでしょうし
今はNPOのこともありますし、娘さんもいますしで、自殺なんて考えるほど
暇じゃない、と言っても聞いてもらえない状況。

その為に、なかなか出られないようなんですが、電話が来たときに
出られそうだからと自殺未遂をしたことを認めるのはだめですよ？
って話をしたら当人も
「まったくその通りで、そんなことしたら一生通院、くすりづけです（笑）」
と答えていたのですが、担当医師、かなりご老人らしいですが、は自説に
固執するあまり、自殺未遂を認めさせようと躍起なご様子です。

痴漢冤罪じゃありませんが、これじゃ自殺冤罪だと笑ってはいますが、
このまま長引くとあれこれ大変な状況ではあるんですが。

正直言って群発性頭痛が自殺頭痛と呼ばれるこは確かにありますけれども
発作的に自殺をするのは主にアメリカで、それも銃が手元にあるから、
というのがひとつと、もうひとつは「ひどい群発性頭痛」という特に
頭痛が強いものを言っているわけですよね。

これが理解できてないと群発頭痛があっただけで、発作的に自殺する
とか言う偏見が広がってしまいかねないですし、医師だって、自殺衝動を
抑える薬とかいってなんか処方してしまうかもしれません。

本来必要なのは頭痛外来だのペインコントロールだのの痛みを和らげる
発作が来ても、それを抑える方向の治療なわけでして、これができないと
いつまでも、偏見だので自殺するかもしれない人と見られるっていう、
まあ、なんか困ったことになってしまう、と思うわけです。

もちろん、この老医師が古い情報と断片的な情報をもってるだけで
ほかはそうでもない、という可能性もありますが、なりさんが故郷で
なかなか活動はうまくいかないなどの話ではそういう古い情報や偏見
みたいなのが強い、という苦労があったみたいですから、なんとも、
その人だけってことはないように思う次第です。

しかし、こういうNPOの活動をしている人間が、単純に頭痛で発作的な
自殺をするわけじゃない、というのはわかりそうなものなのに、と
思ったりします。

正しい情報を広めることを本来であればマスコミがする必要があるのですが
自殺に関することや、メンタル疾患、または稀な病気になる人に関していえば
まだまだ幻想９９％で造られているように思います。

いわば、捏造した情報が蔓延してるのがこの手の界隈の情報だと思うわけで、
それも正していかないといけない、と思うのですね。

特に、マスコミに関しては最近富みに、情報の偏向や捏造が指摘されるように
なってきていますし、売るため（お金にするために）過度に煽るような形で
知らされているのが多いと思うのです。

メンタル疾患や、群発性頭痛などの情報、それに加えて自殺に関する
エキセントリックな話題は、悲劇性を強調すればするほど、話題になるし
見る人も増えるのでしょうが、その為に偏見を助長するようなことは、
絶対にしてほしくはない、と考えています。