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類語辞典(シソーラス)コミュの類語辞典の傑作への礼賛と批判

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角川「類語国語辞典」と、講談社「類語大辞典」を私は愛用しています。
愛用というよりも崇拝、礼賛、という感じです。

上の二冊はどちらの類語辞典も構造主義的な構成のものですが、それぞれ意欲的で斬新で、多大な時間と手間と金と頭脳とが注ぎ込まれています。書籍のなかでも超大作の類です。

しかし、ありがたい類語辞典にも、容赦ない批判はあって、それを知ることもまた前進のためには有益不可欠だと思います。

→ アマゾン・ブックレビュー
「講談社『類語大辞典』の研究 辞書がこんなに杜撰でいいかしら」(西山里見/洋泉社)
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4896917995/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1
→ 尚智庵さんのホームページ
http://www.shochian.com/ruigodaijiten.htm

まだ批判書は読んでいないので意見が言えませんが、個人的には、そもそも(ソシュールに端を発する)構造主義的なコトバの捉え方自体に、無理があるのではないかと考えています。
じゃあなんでそういう類語辞典を崇拝礼賛しているんだと言われそうですが、・・・面白くて有益であることと、それが正しいかどうかということとは、別なことだと思うんですね。(苦笑)

コメント(2)

→ 辞書評論 類語辞典の決定版-『類語大辞典』/山岡洋一さん
http://homepage3.nifty.com/hon-yaku/tsushin/hihyo/dic/ruigo.html
「講談社『類語大辞典』の研究 辞書がこんなに杜撰でいいかしら」(西山里見/洋泉社)を読んでいます。かなり面白くて勉強になります。

著者は「類語大辞典」を、つっこみどころ満載のトンデモ本として、これでもかと突付きまくります。各章の分担執筆者や編者の実名を記して、皮肉たっぷりに槍玉に挙げる表現はまさに名誉毀損ギリギリという所ですが、「類語大辞典」の老人読者である著者が読んで血圧を上げ、読んで呆れ果てるという記述は小説的で、ぼくは楽しく読んでいます。
著者は喜寿(77歳)を超える年配の方ということですが、若々しい文体のため時々(ほんとうかなぁ?)と疑ってしまいますが。

同じ著者・西山里見さんが以前出した辞書批判本として、三省堂「新明解国語辞典」をつついた物があるようです。
「辞書がこんなに面白くていいかしら」西山里見・QQQの会/JICC局/1992

ちなみに国語辞典の批判本としては、広辞苑に挑んだ次の図書などがあるようです。
「広辞苑の嘘」矢沢永一・渡部昇一/光文社/2001
「広辞苑を読む」柳瀬尚紀/文春新書/1999
「『広辞苑』は信頼できるか」金武伸弥/講談社/2000

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