インナーシティ・ジャム・オーケストラのメンバーチェンジ後のアルバムが完成した。 分かりやすいところと難解なところが微妙に融合してる音楽性は、 結成当時から変わらず、巷のなんちゃってハウスとの境界線はその部分にあると思う。 DJ EMMA (NITELIST MUSIC) ===================================
近年では異例のセールスを記録した”We got the love 2007”というアンセムを始め、 多くの名曲を蘇らせてきたインナー・シティ・ジャム・オーケストラ。 中心メンバーであり、DJ/プロデューサーの牧野氏の膨大なレコード・コレクションからの再解釈とは、本当に良いものは普遍的なものだということ。 日本で誰よりも早くハウスというフォーマットの可能性に気が付いたDJであり、本物のハウスを知る貴重な人物だと思います。 そして、初のオリジナル楽曲である”Sakura”から、これまでにない独創性持った新たなサウンドへ変貌を見せ、 インナー・シティ・ジャム・オーケストラの真骨頂ともいえるライヴ感がより際立ってきたと感じます。 日本独自の情緒を感じさせる繊細で美しいメロディー・ラインとインプロヴィゼーションの感覚から生み出される躍動感は、 リスナーの心にまた違った形で大きなインパクトを与えるでしょう。 数十年後、今度はインナー・シティ・ジャム・オーケストラの楽曲をカヴァーするアーティスト達が出てくる、 そんな予感さえ感じさせてくれます。 Osamu Yoshihara(Dance Music Record ハウス・バイヤー)