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Studying Abroadコミュの旅行記 イタリア編 (父親体験談)

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●イタリア

「ヨーロッパの街の印象とお勧めスポット」  2001/1月

コーヒーランドマスターの勝手な印象によるイタリア編
(イタリアはまだ5回ほどしか行っていませんが。)

ミラノ

 ミラノの町で何といっても目立つのは、ドゥオーモでしょう。以前に「ドーモ」と言ってタクシーの運ちゃんに直された事があった。始めて見た時は「すごいなあ!」の一言でした。その前にあるショッピングアーケードも天井が高く、よくファッション雑誌などで見るよりも荘厳な感じがしました。
大通りは幅が割と広く、他のイタリアの都市と比較してもスッキリとした感じがします。
オペラや絵画など見るべきものはたくさんあるとは思いますが、ここではやっぱり多くの日本人にとってショッピングがメインの人が多いのではないでしょうか。
高級ブランド品の店が多く、洋服・靴・鞄・アクセサリー・陶器/ガラス製品・書籍・骨董など物はいくらでもあります。もちろん日本とは比較にならない価格で購入できますし、「良いもの」が沢山あります。
私もこの間靴を買ってきましたが、日本で3万5千円ぐらいするものが2万円切った価格で手に入りました。以前大通りのどこかで地元のハンバーガー屋さん?(マックのような)に入った事がありましたが、銀色のダ円トレーに、野菜類(炒めたものなど)を何種類も皿が一杯になるまで盛ってくれて、しかも価格も適切で野菜不足解消には抜群だった事を覚えています。(5年ぐらい前の話)ミラノの町はなんとなく行くよりは、(ただボーット行くと何だこの程度か、という感じになりやすい)はっきりと目的を決めていくべき町だと思います。
*お勧めは靴屋!?(MUSTO:GALL. PASSARELLA 2)その店のオリジナルもあるし有名メーカー品も安いです。

ヴェネツィア

 ヴェネツィアに入るには電車でサンタルチア駅まで行くのが一般的ですが、飛行機で入り空港から船で入るのもいいです。ラグーナを見ながら入り、着いてからは降りる場所はたくさんあります。
自分のホテルが決まっている人は、地図を見て近くの場所で下船すれば良いでしょう。
小さなホテル案内所はサンタルチア駅にありますが結構シーズンには並んでいます。ここは事前にホテルを押さえておいた方が良いと思います。以前ホテルを探すのに苦労した事があります。
ヴェネツィアは町の中を車が走れない構造(運河を渡る小さな橋だらけ)なので、観光するには歩くか船しか選択肢はないのです。町自体が海の方に飛び出した構造になっているので、鉄道の駅も終点のサンタルチア駅になり、観光の中心はサンマルコ広場でシーズン中は人で一杯になります。
朝早く起きて行って見ると、人がいなくてとてもいい感じがします。特に「日の出」は抜群です。
ここでは美術館(含む教会)は行くべきです。フラリー教会にあるティッツィアーノのなど傑作が沢山あります。
2泊以上いられる人は、船でガラス製品の島「ムラーノ島」に行って見ると良いでしょう。裏の辺を散策しながら(といっても通りは少ない)、人が沢山入っていく所に一緒について行くと、ガラス細工の実演が見られます。もちろん只ですが製品も売っていて薦められる事が多いです。安い物もたくさんありますので色々な店をよく見てから買ったほうがいいと思います。日本人の土田さんという人も工房をもってやっている様です。島そのものよりも島に渡る途中の「ラグーナの景色」と「海の色」が何とも言えず私は好きです。風にあたりながら、ほんの30分程度でも船上から「ぼーっ」とこれらの景色を見ていると、陸にいる時よりヴェネツィアらしさがよく伝わってきます。
*お勧めは別掲載ページのレストラン(ダ・サンドロ)とフラーリ教会です。安くておいしいです。
誰かここでピッザを食べた人でおいしかった!という方メールで教えてください。ピッザは前の店で作っているようです。ここのハウスワイン(白)は抜群においしいです。(ビンで買ってきたのとは似ていても違います。)
*リアルト橋近くの運河沿いの路上でやっているレストランは、高くてまずい所が多いので止めた方がいいです。やたら声をかけて誘ってきます。(例外もあるかも知れませんが)

ローマ

 この町は好き嫌いが分かれる所だと思います。遺跡やバチカン・コロッセオ・市場・店・広場・建物など観光スポットは沢山ありますが、それだけで終わってしまってはもったいないと思います。
時間がない人はスポットの中から見たい場所をしぼり、町の散策に時間を使っても面白いと思います。ポシェットをつけて路上で地図を広げていたりすると格好の餌食となりますが、おいしいコーヒー屋さんへ行ってエスプレッソを飲んだり、下町の花の広場(カンポデフィオーリ)界隈の革やアクセサリー家具などの工房を見学したりという風に、ローマの町をジェラートを食べながら散策して歩くのはとても楽しいです。又、ここらあたりは高級ヴェネト通りなどと違い物価も少し安いです。安いホテルもあります。ここからは川を渡ってドロボー市が開かれるトラステベレもわりと近いです。
コーヒー屋なら1番がパンテオン側のタッツァドーロ、2番がサントエスタッキオ(別名カミローニ)でしょう。(2店は近い)カフェグレコは観光客沢山で価格も高く味もそれほどではありません。又立ち飲みと椅子席ではもちろん値段も違います。(タッツァドーロは立ち飲みだけ)
ヴァチカンはヴァチカン美術館(終わりの方にシスティーナ礼拝堂がある。最短コースは1時間で、とばさないでちゃんと見ると確か3時間以上は楽にかかる)以外にサンピエトロ寺院の中にあるピエタは必見!(深夜特急でもおなじみの)屋根(クーポラ?呼び方を忘れました)にも上ったほうが良いです。エレベーターを使える入場券の方が少し高かったです。
システィーナの方に回り込んでいく時に例のスイス人の衛兵(ミケランジェロデザインの制服を着ている)がいますが、その先にいるヴァチカン警察の門の所にいる人たちの制服(形は一緒でも紺色一色)がかっこいいです。
*お勧めはタッツァドーロ(別ページに掲載)のグラニータデカフェコンパンナを食べてみてください。エスプレッソで作ったしゃきしゃき氷にホイップクリームを載せたもので100円ぐらいです。
*ローマテルミニ(駅)の中の端っこにあるピッザの店。(ホームに向かって左の外出口近く)釜があってそこで焼いたのを買うことが出来ます。おねえさんが1人かおじさんと2人でやっています。外さなければ変な専門店よりまともです。(小腹がすいた時)
注:ローマやフィレンツェなどの観光客が多く集まる都市には必ずいる通称ジプシー(現地ではジンガレ)と言われている人たちがいます。(ほとんど他の国から流れてきた人達らしい。)
日本人はお金を持っているので第一に狙われます。ほとんどは新聞やダンボールを持った子供たちが多く、訳の分からない事をいいながら寄って来ます。新聞やダンボールを開いてごちゃごちゃやっている間に別の子がポーチやバッグからお金を盗んでしまいます。実にあざやかです。
観光スポットに大体いますのでそういうのを見つけたら、近寄らない事です。ローマの地下鉄などでも子供が平気でポケットに手を突っ込んで来たりします。皆生活費稼ぎにやっきなのです。

フィレンツェ

 イタリアの中で好きな町のひとつです。雰囲気がとてもいいのです。観光客だらけでも、それらを町が飲み込んでくれるキャパがあるように感じます。見るべき所、行くべき所は沢山あります。
私が最も好きな所は市場です(フィレンツェの台所)。周りにはテント張りのみやげ物ショップが沢山有り、台所用品の店や皮マントの店など、面白い店も沢山あります。とにかく市場の中は独特の雰囲気で1Fハム、チーズ、2Fフルーツ、野菜などイタリア人の食事事情がよくわかります。もちろんちょっとでも買えます。
1Fの角の所(8月はお休みだった)ではその場で料理が食べられます。「食いしん坊万歳」にも写りましたが、分からなければ、とにかく周りの人が食べている物を見て同じ物を頼めばよいと思います。(最近日本語表示で小さな説明板が出来ていました。)コーヒー屋さんも2店舗あり安くておいしいです。
夜のミケランジェロ広場から見るフィレンツェの町は何とも言えません。(春・夏は人が一杯かえって危なくないようです。冬は行っていません?) この町は1日だけでは回れません。美術館や教会だけでも大変な数があります。最低でも2泊3日は必要です。
見る所はドゥオモ、ジョットの鐘楼、ウフツィ美術館、アカデミア美術館、ピッテイ宮、サンタマリアノヴェッラ、メディチ家礼拝堂、サンタクローチェ教会、など挙げればきりがありません。又、ヴェッキオ橋を渡ったあたりには骨董やとか工房などが色々あるようです。
ピッティ宮はパラティーナ美術館と庭園と銀博物館の3つから成り立っていて、それぞれ入場券は別ですし当然入り口も別です。私にはこの銀博物館がとても印象的でした。メディチ家に関わる物が沢山展示されています。ラファエロが好きな人には2階のパラティーナでしょうか。両方でしょう。
コーヒーを飲みたいときはバールがそこらじゅうにあるので困りません。
通常はエスプレッソ(強煎りのコーヒーを微紛に挽き圧力をかけて抽出したもの)がほとんどですが、苦めのコーヒーに泡立てた牛乳をのせたカプチーノやカフェラッテ、又そのバリエーションなどメニューは沢山あります。
ちょっと離れた所に景色のいい所もありますが、トスカーナや近郊にいい所が沢山ありますしベース基地としても便利な町です。

ラヴェンナ

 この町は教会のモザイクやダンテで有名ですが、大きさも歩いて周れるほどで小さな専門店が結構あり良い所です。僕はとっても好きです。ボローニャからちょっと入りますのですこし不便ですが、ボローニャの様に中途半端に大きくなく解り易いです。駅前にあるステーショナリーの店なんかすごく良いです。きれいな包装紙など沢山あります。観光局に行くと、入場券がセットで割引になっているお得なパンフがあります。
周るコースも解り易く編集されています。市場もあります。サンヴィターレ教会のモザイク、ガッラプラチーディア、もいいです。フィレンツェを追放されたダンテが「神曲」を書いた町と言われていますがそのお墓もあります。商店街がすこしありますが結構こざっぱりとしていい感じです。日本語を勉強中のおばさんガイドもいます。

アッシジ

 一度行くべきです。斜面に家が建つ聖フランチェスコの町です。町の中を散策して歩いているだけでも楽しい所です。一番上に城砦がありますが入場料を払って中に入り、壁伝いに歩いて見晴らし所へ上ると景色が素晴らしいです。見とれてしまいます。
結構いいホテル(UMBRA)もありますので泊まってみて、翌朝散歩すると誰もいなくてとってもいいです。「ブラザーサン・シスタームーン」と言う映画が昔ありましたが、これは聖フランチェスコの映画です。撮影は主としてサン・ジミニアーノで行われたそうですが。下から見上げるアッシジもなかなか良いですね。
*お勧めはロッカマッジョーレ(城砦)からの景色。

サン・ジミニアーノ

 トスカーナの中にあり小規模な塔の町。駅はポッジボンシで降りてバスで15分ぐらいです。大好きな所、といっても特別に何かめずらしい物があるわけでもないのですが。小さくてかわいい町です。通りも中心の通りが1本であとは特別複雑でもなんでもなく歩いてどこへでも行ける規模です。
別ページに3軒ほど店を紹介しています。(ブルスケッタはおいしいですよー)観光としては、美術館的な所(教会)もありますが、高い塔その物にも登れます。中に螺旋階段があって塔の屋上からトスカーナの山並みを見る事が出来ます。30Kmほど奥に入ったヴォルテッラという町で産出する「アラバスタ」という(石花石膏?)柔らかい乳白色の石を加工した物が、お土産として沢山売られています。
トスカーナ地方は元々いいワインを多く産出しますが、ここの地元ワインはヴェルナッチャ・デ・サンジミニアーノ(白)が有名です。すっきりとして飲みやすくおいしいです。広場を過ぎて少し行った左側にワインが(たいがい4−5種類のワインをカウンターに立ててあって値札が下がっています)立ち飲みできる「グスターヴォ」という店があります。入り口の上の鶏のマーク(DOCGの)が目印です。安い!この店は、日本の雑誌に10回ぐらい載りましたし編集者からの手紙なども来ているようです。

ヴォルテッラ

 サンジミニアーノの奥にあります。只アクセスが悪く行くのが大変です。(時間が)サンジミニアーノからは乗り継がないとバスでは行けません。(ピサからは直通バスが出ています。)
街道の途中にある山上の町なので、景色がすばらしいです。!眼下にトスカーナのうねりが、山並みが、町が、ぼーっとかすんで見えます。只風が強く吹くので有名です。
アラバスターのおみやげが中心です。バス停の隣にも大きな店がありますが、ちょっと行った広場界隈にも又違ったデザインの物があります。(灰皿、小物入れ、照明器具、像、アクセサリー、壺、花瓶、フレーム、時計、コップ、・・・など全部アラバスターで出来ています。少し散策すると、作っている家などもあります。)
ホテルは11月ごろからほとんど一部の所以外は閉鎖します。朝早い時間(7時、8時)のバスでピサへは1時間と少しで着くのがあります。(通勤時間帯?) 自家焙煎のコーヒー豆屋さんもあります。

トスカーナ地方

 サンジミニアーノもヴォルテッラもトスカーナの一部ですが、ここは車でまわるのがベストだと思います。バスはSITAなど結構走っていますがやはり動き回るには不便です。アグリツーリスモやホテルでじっとしている方はいいのですが、山並みの間をぬって走りながらの景色を楽しんだり、気に入った町があったらそこで休憩をしたりしながら移動する方には車があれば最高でしょう。
ワインを追っかけたい方にとっては、キャンティやブルネロディモンタルチーノ、モンテプルチアーノなど他にもいいワインが沢山有り、あっちこっち行きたくなる事でしょう。さっぱりとした白もあるし、季節によってはポルチーニきのこやちょっぴり辛味のあるエクストラヴァージンオイルなど材料には事欠きません。
トスカーナの南の方ではシエナがバスターミナルの中心になるようです。横に移動する時はタクシーも交渉してみるとそれほどでなく行ってくれたりするようです。
親切な人にあたると途中観光案内もOKです!
モンテプルチアーノはわりとこじんまりしていい町です。ヴィーノノービレモンテプルチアーノと言うおいしいワインが試飲しながら買えます。上の広場まで行かず、途中の道をちょっと入った所に「アーキ?」と言うレストランがありました。
私が行った時(3年ぐらい前の11月)は夜7時ごろから店がOpenしたような気がします。奥に青細い蛍光管があり薄暗くムーディーで、壁にはジャズの大御所達のパネルがかかっていました。にもかかわらず、流れている音楽はなんとベートーベンの「田園」でした。不思議に思って尋ねると、注文をとりにきた体格のいい人は声楽家なのでした。いい声でした!ここで出されたトスカーナスープ?(コンソメ味でヒヨコマメが入っただけ)がおいしくて、未だに忘れられません。
モンタルチーノの町へ行った時に泊まったホテルでこういう事がありました。外からホテルへ戻ってきた時、小さな受付にいた経営者のおばあさん(65歳―70歳?)が僕に日本人かと聞くのです。そうだと答えると、「以前ミラノの三井物産で働いてた事がある」と話し始めました。ちょっと待って!と言って奥から昔の社員手帳を持って来て見せてくれました。日本語で書かれた革表紙の本物でした。そこで最初に知り合いになった日本人は後藤さんといって東京にいると言ってました。僕の顔を見ながら懐かしそうにゆっくりと話していました。なんだかジーンとなりました。出るときにはこのホテルの事忘れないでね!といわれました。そういえば立派なネコが1匹いました。

レッチェ/ターラント

 1度行っただけなので簡単に印象だけ。イタリアというよりギリリアと言う感じでギリシャの影響を感じます。顔も北とは違いますね。
はっきり言ってターラントはいい季節に海を見ながらボーっとするにはいいかも。町そのものはあまりぱっとしなかった。魚市場もそれほど大きくはなかったと思います。博物館には出土した焼き物類が沢山展示されていて、興味のある人にはいいと思います。
それよりもレッチェ(イタリアのカカトにある町)の方が町が白っぽくきれいで(ネオゴシック?)、歩いていても楽しい町でした。電車の便も良く、ローマから簡単にいけます。近くにアルベロベッロTPか本に載っている町がいくつかありますが、行っていません。ブリンディシあたりはギリシャへ渡る(フェリー)人達で一杯でした。


 

コメント(1)

イタリア行ったことないので死ぬまでに?一度は行ってみたい〜☆ ↑すごくわかりやすいです!行った事ないのに気分はすっかりイタリア♪になれました!!

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