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The くそゲーライブ実行委員会コミュのクソゲーライブ世界大会 It's Crazy & Funny Games! 公演内容

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映像をアップできないので、内容だけお楽しみください。

1 オープニング

 俺の右手はゴッドハンド(ムービー2分)
 ⇒ OP タイトルロゴ

『ゴッドハンド』はカプコン社販売、クローバー社開発の格闘アクションゲーム。
 漫画『北斗の拳』をイメージした荒廃した世界で伝説の『神の右手』を移植された主人公ジーンが悪魔たちを奇天烈な格闘技でぶちのめす。
 海外や国内一部ではカルト的な大人気を誇ったものの、その高い難易度のため販売不振で現状のゲーム流通では良策とは判断されず『クソゲー』の烙印を押されてしまった悲劇のソフト。
 発売後2ヶ月ほどでクローバー社は解散を表明。
 
 その追悼の意味を込めてあまりにコミカルすぎるエンディングテーマを今回のオープニングテーマとして使用しました。


2 オープニングトーク クソゲーライブおよび主催者紹介 (3〜5分) 

 トーク BGV 『モアイくん』


 モアイくんはコナミ社の開発したアクションパズルゲーム。
 同社のゲームで活躍が目立つ『モアイ像』が主人公となった唯一のゲーム。
 (コナミワイワイワールド ではプレイヤーキャラの一人として使用可能)

 BGMは「笑点のテーマ」「吉本のテーマ」を無断使用している。
 自社の版権にはうるさい会社にもかかわらず。

 漫談を開始する際のBGMとして最適のために使用。


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* 名作といわれるゲーム
@ クソゲー
---------------------------

3 TVゲームの歴史とクソゲーの発生


スライドショー (ここら辺は全部静止画)
 
1944年
 アラン・チュリングが真空管式電子計算機を作る。

1946年
 ペンシルバニア大学でENIACが作られる。

1949年
 ケンブリッジ大のEDSACで、3目並べ チック・タック・トゥが作られる。
おそらく世界最古のコンピューターゲーム、

この頃はディスプレイの解像度が低いため、画面を使ったゲームはできなかった。
データを入力し、結果を計算する印刷するを繰り返すゲームだった。

1950年
 アラン・チュリングがチェス・プログラムを作る。

1952年
 ニューヨーク、ブルックヘイブン研究所のウィリアム・ヒギンボーサムが研究所の見学者が難しい説明を聞いて退屈そうなのを見て、ゲームを考えたそうです。
作ったのは直径5cm程のオシロスコープ上で遊べるひとり遊びのテニスゲームでした。

 *スカッシュ(静止画)

人間がリアルタイムで操作し、画面上で遊べるという点では、世界最初。
歴史的には世界最初のコンピュータゲームということになっています。

これは商品化はされませんでしたし、名前もありませんでしたがそのもの壁打ちゲームなのですスカッシュと呼ばれるようになります。

(写真1)


そして20年後…
1972年
世界で初めての家庭用ゲーム機オデッセイ(Odyssey)がマグナボックス社(Magnavox)からに発売されました。

同年
そのゲームの一つ「テーブルテニス」を初めてプレイしたとある人物が、すぐに新会社「アタリ」を設立、これをパクって「ポン」と言うより完成度の高い対戦型テニスゲームを作りました。

 *ポン(静止画)

発売の2週間後、マグナボックスは『ポン』のことを知り、裁判で提訴、アタリは特許料として700,000ドルを支払うこととなった。


1975年
9/12 テレビテニス エポック社 19,500 白光無線


翌年76年

ポン 日本上陸、日本での代理販売は西武百貨店シアーズ販売部 24,800円
『エレクトロニクスTVテニスゲーム』という触れ込みで販売。
なお、中村製作所でも少量扱っていた。↓

後に中村製作所が一手に販売する。
中村製作所は後の『ナムコ』社。
現『バンダイナムコゲームズ』


 *インベーダーゲーム  タイトー 1978年 (静止画)

 日本中の熱狂させました。

 *パックマン  ナムコ   1980年 (静止画)

 食べかけのピザから思いついたキャラクターが世界的人気に大人気。
 ポップアートにはかかせないキャラクターに

 *ドンキーコング  任天堂  1981年  (静止画)

現代表取締役専務『宮元茂』が任天堂米国法人で余ったアーケード筐体の流用を目的として、キャラクター、ゲームのデザインなど、プログラミング以外をほぼ1人で制作。企画段階での原案は「ポパイのビア樽攻撃ゲーム」だったと言われている。
版権の問題で使えなかったため、オリジナルのキャラクターを自らデザインした。


 @クレイジーコング(初のクソゲー?) (静止画)
 コピー基盤によって発生する似て非なるダメダメなコピーゲームの数々。 

*クレイジーコング(静止画)


 ドンキーコングに関する黒いうわさ

アーケード版『ドンキーコング』のプログラミングを委託された池上通信機は、1983年に著作権侵害を理由に任天堂に対する賠償請求を東京地裁に申し立てた。
池上通信機に無断での、任天堂によるドンキーコング基板の複製に対する契約不履行が、著作権侵害のあたるというもの。

1982年
米大手映画会社のユニバーサル映画が、『ドンキーコング』が当時同社が版権を保有していたと詐称し、映画『キングコング』のキャラクターの著作権を侵害しているとして損害賠償を求める訴訟を起こした。

これに対し任天堂の米国法人であるNintendo of Americaは逆に「ユニバーサル映画が訴訟を提起したことは『ドンキーコング』の名誉を毀損した」として反訴。
しかもユニバーサル映画は『キングコング』(1933年版)に関する版権を取得せずにリメイク版の『キングコング』(1976年版)を制作していたことも判明。
「ユニバーサル映画は『キングコング』に関する版権を保有していない」と判決され、敗訴。

最終的に「『ドンキーコング』と『キングコング』は別の物である」となり1986年、任天堂はユニバーサルから約160万ドルの損害賠償を勝ち取ったという。

クレージーコングはグレーゾーンのコピー品だがなぜか続編の『クレージーコング パート2』は一応任天堂のライセンスを習得している模様。
このあたりの真実はすべて京都の深い闇の中に消えてしまった。
(写真2)


このようにこの時代、コピーゲームが巷にあふれた。
このコピーゲームこそが『クソゲー』の元祖であり萌芽と言っていいのではないだろうか?
「流行に安易に乗る」これぞクソゲーの根底となる一つのマインドではなかろうか?

以降コピーゲームの数々

マサオ(静止画)(マリオブラザーズのコピー品)
ギャンタ(静止画)(ギャラガ)
ゼビオス(静止画)(ゼビウス)
ミスタードウ(静止画)(ミスタードゥ)
スキャンダルマン(静止画)(パックマン)
(写真3)


・迷走するファミコナイズと多様化

 ファミコンの歴史はまさにアーケードゲームから良質ながら、かなりダウンサイジングされた移植(ファミコナイズ)ものだった『ある意味クソゲー?』といえるかもしれない?
 


 *ドンキーコング(ファミコン版 静止画)

 *マリオブラザーズ 任天堂(ファミコン版 静止画)他

 どちらも名作だが、アーケード版からの様々なダウンサイジング感は否めない。 

 *スパルタンX 任天堂&アイレム (ファミコン版 アーケード版 静止画)
 ゲームは名作だけど、もはや原作関係なし。
 この時代の映画のゲーム化は原作との乖離がすさまじかった。
 しかし本作はアーケードからの良作移植ができるようになった金字塔となる。
 
 @聖拳アチョー  アイレム アスキー 
 
  MSX(パソコン)版スパルタンX
  版権問題からすごいタイトルに……。
  当時MSXではポニーキャニオンから映画の公式アイテムとして同名の別ゲームが出ていたため。

  
○ファミコナイズ
 なんでもRPGってつければいいもんじゃない!!

ドラクエのブーム
この頃は『ポートピアみたいな推理ゲームに怪物退治の要素を加えたようなゲーム』とかよくわからない紹介をされたにも関わらず『ドラゴンクエスト』が大ヒット。
ちなみにいうまでもなくRPGはもともとはごっこ遊びを祖とするテーブルゲームでPCゲームではすでに定番だった。

RPGとは役割を演じるの意味合いだが、ドラクエのせいで『敵を倒して成長するゲームと誤解』されました。

とにかくなんでもRPGと付けました。
中でもよく話のタネにされるのが

 @キングスナイト  スクエア(静止)

 ファンタジーシューティングフォーメーション RPG

 @頭脳戦艦ガル デービーソフト(静止)

 酷いゲームに当時の子供たちは絶望。
 

このような一方で昔ながらアーケードゲームから移植も続けられました。
しかし、ファミコンのスペックではもはや移植は無理でした。
そこでやっぱり『RPG』


 @*源平討魔伝 ナムコ (ムービー ファミコン版 静止画 )

 アーケードの名作アクションゲームもほら…「RPGカードゲームって…何?」



そして、80年代末期。
次々と現れるライバル機 そして 格闘ゲームブーム


 *ストリートファイター カプコン(静止画 87年)

元祖本格派格闘ゲーム。
大きなボタンを直接殴り、その強さで威力が変わるという豪快な操作方法でした。


 *ファイティングストリート カプコン(静止 )(88年)

 ストリートファイターのPCエンジン(海外では TG16)版


 @2010 ストリートファイター カプコン(ムービー ) 1990年8月発売

ファミコン版ストリートファイター

闘いは、もう人間の次元を超えた。
人類が新たなる開拓地を求めて他惑星に移住を始めた頃、自らをサイボーグ化して武装した凶悪な犯罪者”パラサイト”が出現してきた。
惑星はこのまま悪に支配されるのか。ギャラクシーポリスは、とうとう最強のサイボーグ警官”ケビン”
を出動させた…。

どこがストリートファイトやねん!!


そして翌年91年 ストリートファイター2がゲームセンタに登場。
大ブームに


そして格闘ゲームが大ブームに

パチモンももちろん登場

@スト2レインボー(静止画)

久しぶりにゲームセンターにコピーゲームが登場。
虹色のタイトルからいつの間にか『レインボー』と呼ばれるようになりました。


雨後の竹の子のように格ゲー大発生
本当に一杯ありすぎてそれだけで半日は話せますのでそのうちすごいのをいくらかピックアップ。


@パチモン スト2(ムービー 1:40)

中国で作られた非正規品。
ちなみにファミコン版でキャラは半分の4人。


@制服伝説プリティーファイター  イマジニア (静止)

コスプレをテーマにした格闘ゲーム。
女子高生に看護婦、ジュリアナ、着物。
はてはタイガース応援団に柔道着まで…。

しかもそのストーリーは…


今から3000万年前、まだ大陸が一つの塊だった頃、現世人類とは異なった種族が栄えていた。
彼等はパンゲア(古代大陸)に巨大な帝国を築きその栄華を誇っていた。
温暖な気候に芽生えた分化は魔法と科学が渾然一体と化した優雅な物であった。
民の頂点にあったのはライドウ王家を中心とした王族達であり、君主グラン・ライドウには八人の王女がいた。
王女も八人もいたらその性格はバラバラであり凛とした者、おっとりとした者、甘えん坊にきかん坊、そんな彼女達であったが幸せに暮らしていた。

ある日突然不幸が彼女達を襲った。
叔父であるキール・フォン・ライドウが反逆したのである。
迫り来る敵の猛威。
紅蓮の炎に包まれていく街。
逃げまどう人々。
勇猛果敢に戦う竜乗兵達も敵の未知の武器に次々墜ちて行く。

ライドウ王家の居城にも敵の手勢が攻めこんできた。
八人の王女達はその時ハッキリと城の塔の上から見た。
迫り来る軍勢の背後に蠢く黒い陰を。
暗雲に隠れ、雷光をひきづりながら迫る「魔の軍団」を。

魔物達は皆揃いの旗印をなびかせていた。
暗雲を背に先頭のキール公が焦点の定まらぬ目で闇雲に突っ込んで来る。
王女達は全てを察した。
叔父のキール公も操られているのだと。
真の敵は暗雲の中に隠れ進む異世界の魔の住人である事を。

悲鳴がした。
宮殿玉座の間に駆けつける王女達。
どこからか入り込んだ黒い霧。霧は気体から固体へと姿を変え鎧甲冑を身につけた魔の巨人となった。
雄々しく剣を抜き敵と対峙する王。

勇敢に戦い倒れていく兵士達。
魔術神官達が必死に抵抗する。
飛び交う光の渦。
王達を取り囲む円陣を組み最大の波動を打つ。
だが多勢に無勢、しかも相手は妖力は強い。
追いつめられて行く王、王妃、そして王女達。
城の尖塔に王妃、王女達を逃がす。
大神官が傷つきながらも王妃の首に自らペンダントをかけ別れを告げる。
塔への重い扉を締め最後の戦いに挑む王。
敵に撃たれながら大神官が扉を背にし封印の呪詛を行う。
尖塔の長い階段を登る王女達。
途中で泣き崩れる王妃。王が倒れた事を察し、理解する王女達。
泣く母を抱き起こし階段を登って行く。

尖塔最上部。古きいにしえの時より開かずの間になっていた部屋。
王妃のペンダントが光った。
光は一条の線となり鍵穴を貫いた。
ゆっくり開く扉。
部屋は外の炎の光が差し込み怪しく輝いていた。
恐る恐る部屋に入る王女達。
埃が舞い、光が帯となり煌いていた。
光の中に大きな影が揺らめいた。
身構える王女達。
影は近づき、跪いた。
影は老兵士だった。老兵士は話をした。話の内容はこうだった。

『その昔、この地に八人の勇者がいた。彼等は東方から来た剣士達で初代ライドウがこの地を魔物から守り国を平定する時大いに活躍し、以来、ライドウの八軍神となった。彼等は自らの没する時、各々の魂と技を自らの武器に封じ込め国、民、ライドウ家が聞きに陥る時処女の力を借り復活する守り神となった。』

老兵士は話終わると八つの兜、甲冑、武器を王女達の前に差し出した。
それらを身につけ戦場へ向かう王女達。
その姿を見て八軍神の復活を確信し塵へと帰る老兵士。
見守る王妃。
めまぐるしい活躍。
けちらされる魔物達。
最後に父王を倒した魔人との対決の時を迎えた。


強大な力を持つ魔王。
そして魔王の周りにいた精鋭部隊。
さしもの八勇士の力もかなわない。
その時スフィンクスの兜が声無き声を発した。
集まり武器、兜などを合わせる王女達。
光が沸き上がり王女達を包み込んだ。
たじろぐ魔王達。
大気が緊張し、大地が唸った。
光は一本の柱となり天へと駆け登った雷鳴が轟いた。
光は巨大な竜の姿と化していった。
吹き飛ぶ魔王の軍団。
魔王との最後の壮絶な戦い。
大地が裂け、地割れに飲み込まれて行く魔王達。
「3000万年後、再び大地が接するとき、我らは蘇りこの地を我が物としょうぞ。」
戦いは終わった。
いつの間にかもとの姿に戻った王女達。
王女達が持っていた武器は王女達の体に痣の形となって残っていた。
戦いの影響で大陸に変動が起こり大地は避けゆっくり移動を始めていた。

パンゲアの民は移動を開始した。


この長いストーリーは本編となんら関係がない!



@制服伝説プリティーファイターX  イマジニア(ムービー 4:10) 

上記の続編

「洗脳による日本征服をたくらむ新興宗教”新心教”の教祖”マリア”(なぜか沖縄出身の23歳)にさらわれた親友”サキ”を救いに行く」という、前作の「3000万年前〜」とは全く関係ない話。



格闘ゲームはバーチャーファイター以降ポリゴンとの癒合が図られるようになりました。
よせばいいのに、その時流に乗って3作目はポリゴンになりました。


@FIST  イマジニア(ムービー 6:40) 

ストーリー

「アイドル。それは少女達の憧れ。
日夜厳しいレッスンに励む者。スカウトマンの目に留まろうと町をさまよう者。
その地位を獲得する為に、少女は様々な努力をする。
今回のオーディション優勝者には有名プロデューサーによる曲が提供され、その歌はテレビ番組とのタイアップをされると言う。
しかし、その優勝する条件は「誰よりも強い者である事」であった…。」


だが、実際のゲームではとてもキャラクターが再現できているとは思えない無残なものだった。
きっと声優さんに一番開発費を使ってるのじゃないかとまで。
声は流行の声優を使っています。
ちなみにイマジニアは『ミサワホームの子会社』です。



@水木しげるの妖怪武闘伝  KSS(ムービー 5:20) 

さらにこのようなものまでもポリゴン格闘ゲームに。
こってはいるものの、プロレスゲームとして開発したものをやっつけで格闘ゲームにしたという問題作。


@ウルトラマン ファイテングレヴォリューション  バンダイ(ムービー2:10)

とうぜん我らがウルトラマンがゲームにならないわけがありません。



@ファイティングアイズ   ソル(ムービー 5:00)

なかにはこの作品のように技術も何もないのに「流れに乗って作っただけ」のゲームがまたでてきます。動き、音、操作性、ユーザーに厳しい仕様のサイテーの格ゲーです。



ゲームと映画

始めの頃にスパルタンXを例にだしましたが、映画とゲームの歩みよりはとどまることを知りません。
ついにはこのように、映画をゲームの中で動かすことを考えました。

 @サイバーウォー  ココナッツ (8:00)

ちなみにこれは映画三作まで出てます。映画の題は『バーチャルウォーズ』
原作はスティーブン・キングの短編「芝刈り機の男」
芝刈りを頼んだら芝を食べる男がやって来て「気持ち悪い」と文句をいったら襲ってきたというナンセンスな作品です。



ゲームとドラマ

今度はドラマとの融合を見てみましょう。

「あぶない刑事」「水戸黄門」など色々なドラマがゲーム化されてますが、中でもおもしろいのはこの作品でしょう。


 *必殺仕事人 バンプレスト ファミコン ムービー


大人気の時代劇シリーズです。
さっきのRPGという要素は色濃く出ているものの、作品のツボを抑えた演出とシステムで原作ファンも納得の良作となっています。
たまにこういう良作が生まれることもあるのです。
移動画面はドラクエの亜流にしか見えませんが。

コメント(9)

 ゲームとアニメの融合

やはりこの流れが日本のゲームでは力を持ってきます。
事実、NECのPCエンジン(TG16)はその試みを強く打ち出して行きました。

それでは少し時間を遡って、ファミコン初期ではどうだったでしょうか?


 @コンポイの謎  タカラ(ムービー 3:00)

ファミコンのキャラクターゲームの代表。
世界的人気コンテンツである「トランスフォーマー」のアニメ第二部『2010』をゲーム化。
しかし敵が異常なほど強いのに対して、こちらは即死。
攻撃を当てても変形して襲ってくる。
オマケに容赦ない攻撃に迷路。
その上、アニメを無視した数々のシチュエーションがこの時代のキャラクターゲームのやっつけぶりを示している。

当時の子供たちはこのゲームに絶望しました。



さて、アニメをゲームで表現する方法の一つに『ビジュアルバトル』と言うジャンルがあります。
キャラクターをアニメの戦闘シーンのように動かして、カット割りであたかも闘っているように見せるゲームです。
スーパーファミコンには『幽遊白書』という名作がありましたがそんな中でこんなのも生まれてしまいました。


 @北斗の拳  バンプレスト(ムービー 7:00)


原作終了後の北斗の拳の物語です。
原作者が許可してるいるのかいないのか北斗神拳、北斗流拳に続く第三の『暗黒の北斗』が現れます。
最終奥義まで身に付けたケンシロウが大人げなくチンピラを即死できるゲームです。
出てくるキャラクターが原作のキャラの隠し子とか弟子ばかりで、しかもそっくりなので笑うしかありません。
そしてビジュアルがなにかへンです。

この北斗の拳、プレイステーションのソフトですが実はもともと、スーパーファミコンのCD-ROMソフトとして発売される予定でした。
しかし、そのCDROMシステムの開発を任天堂が契約を破棄して突然中止したために、その開発をしていたソニーは怒って、そのCDROMシステムを単体でゲーム機として使えるように改良しました。
これが皆さんもよくご存知の世界の『プレイステーション』です。
もともとはスーパーファミコン用のCDROMシステムだったんですね。
…そんなわけで、本当に困ったのはスーパーファミコンのCDROMゲームを作ってた会社のほうです。
というわけで、やっつけ仕事でスーパーファミコン用だったのをプレイステーション用にしたわけです。
なぜこんな裏事情を知っているかというと…このゲーム、プログラムしたのが私の友人なので…。


このようにPCエンジンに対抗するために作られたプレイステーションはアニメとの融合を積極的に行ってゆきます。

その中で一つ、少し変わった形ではあるものの一つの成功を見たのはこのゲームではないでしょうか?


 @ゲッP-X  アローマ
(ムービー OP 4:40 本編 13:40) 


このゲームは70年代から80年代の、アニメ、特撮のあるあるとパロディーを集めて作られたゲームで、きちんとロボットアニメの放映のように作られています。

時報 ⇒ オープニング ⇒ Aパート ⇒ CM ⇒ Bパート ⇒ エンディング ⇒ 次回予告 

と、その流れには一部の隙もありません。
また全篇歌が流れ続け、有名アニメソング歌手たちが熱唱しています。

また、このゲームにはオマケ要素の一つとして今回のクソゲーライブのテーマの一つである外国文化…
「もし、この作品にアメリカ版が出来たら?」というジョークモードが搭載されていて、アメリカ版らしいアレンジがされてしまいます。
このようにアニメ番組をゲームで再現しようという流れは確立されたといえます。
そして、別の要素を取り込んで一つの完成形をみます。
それこそが、多くのジャンルのアニメを一つに内包して、かつポリゴン技術を取り込んだこのゲームです。
 

 @封神領域エルツヴァーユ  ユークス (ムービー OP 3分、15分、2、2分 ) 海外版 http://en.wikipedia.org/wiki/Evil_Zone


 変身ヒーロー、女子高生剣士、悪の陰陽師、格闘少女、幽鬼少女といった、アニメではお約束のキャラクターを集めそれらを主役としたTVアニメ風の物語が格闘ゲームで再現されます。
アニメそのままのお約束の動きがポリコンで完全再現されているのは圧巻。
開発したユークスは国内外を問わずプロレスゲームの開発で知られる会社で、そのノウハウを元に徹底的にアニメのシチュエーションの再現を行っている。

私はこのゲームこそがアニメとの癒合の到達点の一つと考えたいのですが、やはり思ったよりも営業成績は芳しくなく、その後継者となるゲームが存在しないのが実情です。


 @スクールデイズ  オーバーフロー(ムービー) 
 
 現在でも、アニメとゲームの融合の試みは続けられています。
 このゲームの様にアニメをみながら進め、選択してゆくタイプのゲームが現在は主流と言えるでしょう。
ただ、このゲームはショッキング過ぎるので、会場では最後までお見せできません。

ある意味ゲームとアニメ融合完成形の一つの形といえるかもしれませんね。

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オマケ

 秘密結社Q  ライトスタッフ

 秘密結社の幹部となって未来の東京を征服することを画策するゲーム。
 もともとは秘密基地を建設するゲームだったものの、同様のコンセプトのゲーム『AZITO』が発売されたために戦略シミュレーションになったと開発者の方から聞きました。

 特撮もののパロディが豊富で、主題歌が素晴らしいです。


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ここからディスク2

・プロジェクトX
  マインドシーカーに挑戦した男たち (22分)


マインドシーカー  ナムコ ファミコン

「超能力を開発する」というゲームではなく「超能力トレーニングソフト」にゲ−ム的要素を加えたもの。
「ただ、ボタンを勘で押すだけ」という砂を噛むような作業をひたすらにただひたすらに繰り返す。
すべて勘のためにクリアは不可能かと思われていたが、知人がクリアしてしまったのでドキュメンタリービデオをこのたび作製していただいた。

第二部  世界のくそゲー

日本から見たアメリカ

日本とアメリカではこんなにパッケージが違う。
アメリカに行ったらあのソフトは…


 アメリカ版のすごいパッケージ
 ドラゴンウォーリア(ドラクエ)シリーズ スクエア
 ブレスオブファイアシリーズ   カプコン (写真1)
 メガマン(ロックマン)シリーズ  カプコン
 ボンバーマンシリーズ       ハドソン (写真2)
 (画像2)



 暴れん坊天狗  メルダック(ムービー 6:30)
 
 宇宙人に支配されたアメリカを日本の大天狗が助けに行くという怪作。



(SF大会内では ここで終了)

 

 ペプシマン  キッド  プレイステーション(ムービー 10分) 

 
 ペプシコーラのイメージキャラクター『ペプシマン』がペプシを求める人のために走りまわる。
すべてがペプシのため! ペプシがあればいいのかアメリカ人?



アメリカのゲームにみる日本

 @ストリートファイターmove カプコン(ムービー 1:30)

 映画オリジナルキャラクター。ジャンクロード・ヴァンダム演じるガイル中佐。
 その同僚の日本人ミラクルファイター『キャプテン・サワダ』
 彼の特技は『ハラキリ』に『カミカゼ特攻』



日本人によって誇張された日本


 @ライジングザン  ウェップシステム(ムービー OP1 2:50 OP2 4:30 本編 1:10、1:10)

 日本で刀を修行したガンマンが西部で大暴れするアクションゲーム。
 日本人が考えた、間違った日本だらけ。 


 @プルリラ  タイトー(ムービー 5:50) 

同じくシュールな世界に現れる日本人の考えた変な日本。


 *グランドレッド バンプレスト(ム−ビー OP 4:00 本編 3:30)+ (静止画はミスで未収録)

 2600年後の未来のハイテク軍事大国ジャパンシャフト。
 でも超レトロ趣味。国土は水没し、今は軌道エレベーター国家となっている。
 扇子型艦載機、牛車型空母といった奇天烈なSF兵器が多数登場。
(画像3)


アメリカ人からみたアメリカ

 * ゾンビネイション  メルダック(暴れん坊天狗アメリカ版)
 (静止画) (写真3)

主役は日本人になじみの深い天狗からサムライの生首に変更されている。
ストーリーも『ナイトオブザリビングデッド』のパロディーに変更。

Storyline:
1999. What appeared to be a harmless meteorite crashing in the Nevada desert has turned out to be Darc Seed, an evil alien creature with horrible powers. By shooting strange magnetic rays, Darc Seed had turned the helpless nation into zombies and had brought the Statue of Liberty to life to do his dirty work. These rays had also given him control over many deadly weapons, but none were more powerful than the legendary samurai sword, Shura. When the great head of the samurai, Namakubi, heard that the sword had fallen into evil hands, he set off immediately for the United States. For only he possessed the strength and knowledge needed to recapture the magical sword and free the U.S. from the evil clutches of Darc Seed.

--From the NES Zombie Nation instruction manual.

Directions:
First off, don't ask questions. You'll only end up hurting your head. Zombie Nation is a Shoot-em-up mixed with a little Rampage action. Fly around the side scrolling levels blasting enemies and environments with your mighty samurai spew.


最後の画像はメルダック社の発売したアニメ『NEW ドリームハンター麗夢』



 * モータルコンバットトリロジー MIDWAY (ムービー 5:00)

アメリカを代表する対戦格闘ゲームの第一部総集編。
作品がフルポリゴン化される前の全キャラが使用可能。

相手に止めをさすためには巨大化する、地球ごと爆破するといったアメリカの『フルモンティ』の心意気がよくわかります。
中国
お次は趣向を変えて中国のゲームを見てみましょう。

 *包青天(ムービー 4:50)
 
 中国の有名な裁判官の物語をゲーム化したものです。
 悪人を裁判にかけて斬首しまくります。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%85%E6%8B%AF


 *ハリーポッター(ムービー)

 中国で勝手に製作されたソフト
 ハリーが従兄弟や友達であるはずの蛇、なぜか中国人を素手でボコボコにします
 


 次はイギリスから見たロシアを御覧下さい。


クレイジーイワン  シグノシス(ムービー 6:30)

レミングスのシグノシス社が作った狂人が主人公のロボットFPS。
宇宙人に支配された地球を救うために奮闘するロシア軍は狂人にしか操作できない戦闘ロボット『スティールコサックスーツ』で戦いに挑む。




 ・ゲームで学ぶ世界史

英語学習ソフトで偏差値大幅アップの実績のある昨今。
こんどは西洋の心の故郷 ローマ、ギリシャをゲームでみて楽しみながら勉強しましょう。


@スパルタン Creative Assembly(ムービー)(ムービー 10分)

歴史上の戦争をリアルに再現することに定評のある『トータルウォー』シリーズの外伝的作品で、古代スパルタとローマを『史実無視』でハチャメチャに再現。


@シャドウ オブ ローマ  カプコン(ムービー 10分)

シーザー暗殺の謎をその後継者オクタビアヌスが解き明かすアドベンチャーゲーム。
のちの副官で親友のアグリッパは強力無双で剣奴に身をやつして同じく陰謀に立ち向かう。
しかし、オクタヴィアヌスは脆弱でとにかく簡単に死んでしまう。
そのくせ頭に一杯武器の刺さったカツラなんか持ってたり…


@ヘラクレスの大冒険  Lucas arts (ムービー 12分)
(編集ミスで前後が逆)

古代ギリシャはこんな世界です。
いのししがレーザー吐いたり、エジプトには宇宙人がいたり…

製作はあの映画監督ジョージ・ルーカスのゲーム会社 ルーカスアーツ。


@ゴッドオブウォー  カプコン(ムービー 20分)

同じく古代ギリシャを舞台にしたバイオレンスアクション。
過ちを償うために神の使いとなった狂戦士クレイトス。

しかし、このゲームにはベッドシーンのミニゲームが…


このように世界はクソゲーで一杯です。
クソゲー世界一はこのゲームで決めてみましょう。


*爆裂サッカー   テクモ(ムービー 12分) 


映画『少林サッカ−』のタイアップで製作されたサッカーゲーム。良質のサッカゲームだが、各国の名物に合わせたハチャメチャな必殺技が使用可能。

特に日本チームのキラーパス『サムライプレード』は超強力。
そのままゴールを狙えてしまう。

日本、アメリカのICBMパスにも自由の女神ディフェンスにも屈せず圧勝!!

日本! クソゲー世界一に!!
世界最強のクソゲーは日本の優勝で決まったはずだった!!
しかし…アメリカにはもっと恐ろしいクソゲーがあった…。


 ・世界最低のレースゲーム 『BIGRIGS』

http://www.youtube.com/watch?v=mB1zWEhgrLs

[ビッグリグスへの世界中からのレビュー]

「Big Rigsは荷物を輸送するレースゲームで、法律に違反すると警察に捕まります。」少なくとも箱にはそう書いてあるが、このゲームには輸送するものが無い、警察も出てこない、そもそもこのゲームには何も目的が無い。

実際のゲームは微妙に異なった5つのコースから1つを選び、微妙に異なった4台のトラックから1台を選び、ライバルのトラックとレースをします。しかし敵のトラックは決して動かない。また制限時間も無くあなたは必ず勝利するので対戦する意味が無い。

トラックは約5秒で90km/hまで加速し、キーを押し続けると無限に加速する。また家であろうが山であろうが家であろうがどんな地形もすり抜ける。


「Big Rigsは驚異的に劣悪なゲームであり、数々の最悪中の最悪のゲームによって築かれたあらゆる"最悪"の定義を塗り替え、間違い無く、"ゲーム史上最も醜悪な製品"という世にも珍しいカテゴリーに分類される作品となるだろう。」

「Big Rigsはトラックで荷物を運送するゲームなのだ」「少なくとも箱にはそう書いてある」「しかしこれは嘘である。このゲームには一貫した目的など無い。運送する荷物も無い。警察とのカーチェイスも無い。実を言うと、このゲームには殆ど何も存在しないのである。」

「Big Rigsはもう1台のトラックとレースをする単純なゲームである」「しかしこのコンセプトすらまともに実現できていない。なぜなら、プレーヤーと競争するはずのAIトラックはスタートラインで止まったまま動かないからだ」

「このゲームに目標なんて無い。競争相手も時間制限も無い。プレーヤーは毎回レースに勝つのである」

「ゲームは外部入力機器を一切サポートせず、しかもキーの変更さえもできない。」

「しかしコントロールが酷いからといってゲーム内の物体にぶつかる心配する必要は無い。なぜなら、全ての物体を通りぬけることが可能だからだ」

「Big Rigsは近年リリースされたゲームの中でも最もグラフィックの醜いゲームの一つだろう。」

「サウンド効果など皆無に等しい。音といったら、ひたすらループし続ける不快なテクノだけだ。しかも普通のPCでまともに聞くことさえできなかった。」

「Big Rigsは狂おしい程低劣で、値引きのシールがついていても大損したような気がする。」


「1969年、我々の親の世代は、月面着陸という感動的な、素晴らしき技術的進歩を目撃した。そのまた親の世代は第二次世界大戦の恐怖を体験し、その経験から多くを学んだ。また、我々の祖先は砂に三角形を描き、数学の概念を発明することに執心した。そして我々、その子孫は新たなる人類の記念的瞬間を目撃する。"Big Rigs"…これは近代の疫病のようなものである。殆ど病気や貧困と同じようなものだ。」

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