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名勝コミュの称名滝

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 富山県中新川郡立山町芦峅寺(アシクラジ)

 1965年01月01日、富山県が「称名滝とその流域」を史跡・名勝・天然記念物に指定。
 1973年05月29日、文化庁が称名滝を名勝・天然記念物に指定。

 中部山岳国立公園内。
 https://www.google.com/maps/@36.5753959,137.520814,17z
 立山連峰を源流とする常願寺川水系の滝で、称名川が弥陀ヶ原の溶結凝灰岩層をV字型に深く浸食した称名下廊下の末端の断崖に懸かり、弥陀ヶ原台地から一気に流れ落ちるため、落差は350mに達し、常時存在する滝としては日本一の落差を誇ります。名称は、法然が滝の轟音を「南無阿弥陀仏」という称名念仏の声と聞いた事に由来すると伝えられています。
 四段構成の滝で、最上部の一段目が70m・二段目が58m・三段目が96m・四段目が126mで、滝壺は直径60m・深さ約6mです。日本の滝百選・日本の音風景100選に選定されている他、和歌山県の那智の滝・栃木県の華厳の滝と並ぶ日本三大名瀑に選ばれる事もあります。
 雪解け水が多く流れ込む春などには、称名滝の右側にハンノキ滝が現れて、二つの滝が流れ落ちます。また、特に流量が増した場合には、ハンノキ滝の右側にソーメン滝も現れて、三つの滝が並んぶ場合もあります。ハンノキ滝の落差は497mにも達しますが、常時存在している滝では無いため、日本一の落差の滝として認められないのが一般的です。
 称名滝は、10万年程前は、現在よりも15km下流の小見地区付近に位置していたと考えられていますが、その後、長い年月を経て基岩の溶結凝灰岩を年間10cm程度ずつ削りながら、途中、悪城の壁等の急峻な地形を造りつつ現在の場所まで後退して来たと考えられています。
 立山信仰と結び付いて、古来、有名な滝でした。
 大東亜戦争末期の昭和20(145)年夏、電力事情が逼迫する中、日本発送電が滝の中段に水力発電用取水施設を作るべく、滝の北側の崖を削る工事を行いましたが、工事途中に終戦を迎え、事業を引き継いだ北陸電力は工事の続行を取りやめました。現在もなお三段目の滝壺から水平方向に掘削した跡が残されています。
 称名滝より上流には称名廊下と呼ばれる大峡谷が展開しています。
 富山県道170号弘法称名立山停車場線終点に駐車場があり、そこから1.3km、 徒歩約30分で行く事が可能です。また、観光シーズンには立山黒部貫光バスが富山地鉄立山駅から運行されます。

+称名滝とその流域
 https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=398257&id=94718503

コメント(9)

 2020年08月19日水曜日に訪れました。
 称名滝展示館です。
左・中;称名滝展示館
右;称名滝遊歩道
 称名滝遊歩道です。

左;解説版
中;称名川峡谷
右;八郎坂
 モロに逆光だったので綺麗に写せませんでした。

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