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名勝コミュの八木ヶ鼻

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 新潟県三条市北五百川字宮地48番

 2009年08月26日、三条市が名勝に指定。

 約600万年前の海底火山活動で形成された海底溶岩ドームの中心部に当たります。約200万年前以降にこの地域が陸化し、その後の浸食の結果、海底溶岩ドームの中心部が露出し、約200mの直立した石英粗面岩の絶壁が形作られたと考えられています。典型的な海底溶岩ドームとして貴重であり、その中心部が大きく露出している場所は、国内でも希少です。また、江戸時代の紀行文にも頻繁に登場し、古くから越後の名所として知られた絶景です。
 八木ヶ鼻の直下の岩陰は縄文・弥生時代の遺跡になっており、出土品は、日本遺産《「なんだ、コレは!」信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化》にカウントされています。
 山麓にある八木神社〔村社〕は嘗(カツ)て八木ヶ鼻山頂にあり、門戸守護の神である豊磐間戸命(トヨイワマドノミコト)・櫛磐間戸命(クシイワマドノミコト)を祀っていたようです。そして、大同2(807)年に伏見稲荷から稲作の神である倉稲魂命(ウカノタマノミコト)が勧請(カンジョウ)されました。即ち、弥生時代に遡る磐座(イワクラ)信仰の場に稲荷神が合祀されて成立したようです。『延喜式神名帳』にある「伊加良志神社」の比定社の一つでもあります。中世には八木・守門大名神と称しており、戦国時代にやや北方にある高城城(タカジョウジョウ)城主長尾景久が式日には参詣して太刀を奉納した記録が残ります。江戸時代は現在地に遷宮し、村松藩主堀氏が参拝奉幣を常として、金品の他、神域八木ヶ鼻の隼(ハヤブサ)彫刻額一対などを寄進しました。天保9(1838)年になって、南朝の忠臣新田義貞の子孫と称する新田重基が当地を訪れて義貞・義興・義顯・義宗親子の神像が寄進したため、この四柱も合祀されました。昭和45(1970)年に近隣の鎮守社を吸収合併して、大山祇命(オオヤマツミノミコト)・龗神命(オカミノカミノミコト)・誉田別命(ホムダワケノミコト;応神天皇)も合祀されました。
 ここは「八木鼻のハヤブサ繁殖地」〔新潟県指定天然記念物〕でもあります。

+八木鼻のハヤブサ繁殖地
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=320240&id=84780795

コメント(5)

  10月28日土曜日に行って来ました。
 八木神社です。

左;文久3(1863)年に建立された新田重基(新田義貞の子孫)の歌碑
  「八木やまの こかげ涼しく わき出(イ)でし 清水は神の 恵みとぞおもふ」
中;拝殿〔三条市指定文化財〕
右;境内には樹高35m・目通り幹囲5.1m・推定樹齢200年以上の杉

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