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軍事・戦争コミュの自衛隊の戦闘機 PartIV

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次期戦闘機は、F-35Aに決まりましたので、空自の戦闘機に関する議論をメインするトピックです。
F-xx & 心神 & i3(F3) 次期国産戦闘機等のこれから検討・開発されるについてもOKです。

前トピと同様ですので、次期戦闘機 F-35Aに対しての、両論併記でコメントして下さい。

前トピ
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=63506895&comm_id=35238&page=all

コメント(151)

IHIが「F35」生産参画、米P&Wと共同で 戦闘機エンジン
2013/11/6 2:00
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO62164890W3A101C1TJ0000/

 IHIは5日、米ロッキード・マーチン社を中心に開発する最新鋭ステルス戦闘機「F35」のエンジンを、米プラット&ホイットニー社(P&W)と共同生産する契約を交わした。日本が2017年度以降に購入する38機分のエンジン部品を製造しP&Wに納める。F35の関連部品で日本企業の生産参画が確定したのは初めて。国内防衛産業ではほかに、三菱電機がレーダー部品、三菱重工業も機体の一部生産を目指している。
(後略)

---------------------------------------------------

 日本の生産拠点は同社の相馬工場(福島県相馬市)と呉工場(広島県呉市)になるらしい。

>>113
その場合一足飛びに、無人戦闘攻撃機の基礎研究に予算と人材をつぎ込んだ方が、宜しいかと・・・
「F35」旧型の主力機の代替に検討 12月18日 4時37分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131218/k10013915281000.html

 防衛省は17日閣議決定された「防衛計画の大綱」で、離島防衛のため、航空戦力を優位に保つ方針が打ち出されたことを受けて、戦闘機部隊の能力向上に向けて、旧型の主力戦闘機の代替として、次期戦闘機、F35を導入する方向で検討することにしています。

 17日閣議決定された「防衛計画の大綱」では、海洋進出を強める中国の動きを踏まえ、南西地域の離島防衛のため、航空戦力を優位に保つ方針が打ち出されました。
 そして、大綱に基づいた今後5年間の「中期防衛力整備計画」では、航空自衛隊の主力戦闘機、F15のうち、旧型のおよそ100機について、「能力の高い戦闘機に代替えするための検討を行う」と明記されました。
 これについて、防衛省は戦闘機部隊の能力を向上させるため、代替する戦闘機の大半をレーダーに探知されにくい「ステルス性」に優れた次期戦闘機、F35とする方向で検討することにしています。
 政府は退役が決まっているF4戦闘機の後継機として、F35を42機購入することを決めていて、防衛省ではF15の代替として導入し、将来的に100機を上回るF35を保有することで、軍事力の増強を続ける中国に対し、航空戦力を優位に保ちたいとしています。
 予想通りの展開。
 現在、国内開発を検討しているステルス戦闘機は、F-2の後継機なので、F-15Jの非MSIP機は全てF-35に置き換えかな。
 津波で破損したF-2Bの前後縁フラップを、ロッキードマーチンが三菱と協力して復旧する事になったらしい。
http://www.lockheedmartin.com/us/news/press-releases/2013/december/131219ae_lockheed-martin-supports-f-2-restoration.html

 治具やラインが消滅しているから修理不可と言われていたのにね。
 F-2の再生産も、金額が折り合えば可能だったのかな。
>>[119] 黒田如風様

修理予定の13機分の部品のLM社の分担分がやっと初出荷されたとのことですね。

IRANがあるので、ラインは消滅していますが、IRANで必要な治具は残っています。
機体の再生産については、修理と言っても再生産と言ってもよい機体が多数ありますので、
不可能では無いでしょうが、予算が取れても、再生産か修理のどちらかになりそうですし、
修理の進捗状況から、いつになるか・・・

別の話題ですが、タイフーンのトランシェ3の試験機がやっと進空しました。
まだ、機体形状変更等に関係する飛行データの収集のみですが、次の機体からは、
装備の確認に入るようです。
ただ、操縦系を大分変更しているのと、開発予算の削減と人員と設備のリストラでどうなるのか?
性能条件を満たした量産開始時期もまだ目処が立たないので、セールスも厳しいそうです。
>>[120] とーたん殿

 F-2Bは、零戦のレストアみたく、修理というより再生産みたいな感じになるのかな。
 訓練用の機体なので、代替は困難でしょうし。

 タイフーンのアラブ向け輸出が頓挫したというニュースが流れてますけど、本当だったら頭の痛いところでしょうね。
http://www.defensenews.com/article/20131219/DEFREG04/312190025/UAE-Backs-out-Typhoon-Discussions
F35戦闘機の購入拡大へ F15の一部代替

2014/1/12 2:00 日本経済新聞 
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1100P_R10C14A1PE8000/


 防衛省は航空自衛隊の次期主力戦闘機であるF35について、購入機数を現在予定している42機より増やすことを検討する。F35は老朽化が進むF4戦闘機の後継機に決まっているが、いまの主力戦闘機であるF15の一部もF35に切り替えられるかを探る。中国軍機が日本周辺空域での活動を活発にしており、自衛隊も戦闘機の能力向上で対応する。

 空自に配備している戦闘機は現在、F15が主力で約200機ある。約60機のF4は退役させ、F35を後継にすることが決まっている。約90機あるF2戦闘機についても、どの機種を後継にするかの検討に入る。

 いずれの戦闘機も他国の航空機が領空侵犯するのを防ぐ緊急発進(スクランブル)の任務に就いている。F2とF35は特に相手国の艦船や、奪われた離島などへの攻撃能力に優れる。

 政府は昨年末に今後5年間の装備品の取得目標を盛り込んだ中期防衛力整備計画を決定。そのなかで「改修に適さないF15について能力の高い戦闘機に代替する検討を行い、必要な措置を講ずる」と明記した。

 F15はレーダーなどの能力を高める改修を進めている。ただ、約半分の100機程度は改修しにくく、費用がかさむため、改修せずにF35で代替することを検討する。

 F35はレーダーに探知されにくい「ステルス性能」に優れる。F4の後継として今年3月までに6機、来年度からの5年間で28機の購入手続きを済ませ、最終的に計42機を買う計画だ。F15の代替にも使うことで、購入機数はさらに増える。

 仮に未改修のF15をすべてF35で代替すれば、100機程度を追加購入することになる。F35は単価が約160億円と高額なため、財務省との調整も必要になる。

 中期防はF2の後継についても国際共同開発を検討するほか、国内企業の戦闘機関連技術を高めていく考えを示した。

 高性能の戦闘機は開発コストが膨大になる。F2の後継はF35のように国際共同開発となる可能性が高い。その際にも国内企業が提供できる技術レベルが高ければ、開発を主導しやすくなる利点がある。
>中期防はF2の後継についても国際共同開発を検討するほか、国内企業の戦闘機関連技術を高めていく考えを示した。

 米国とはF-2のゴタゴタが再現しそうなので、英国など欧州との共同開発が良いと思うけど、大推力エンジンに関しては、米国の方が進んでいるのよねぇ。
 ただ、米国はF-35の増産を軸にするので、新型機を共同開発メリットが無い。F-22のバージョンアップ版は流石に難しいだろうし。
 仏国や独国はステルス戦闘機の開発予定がないけど、仏国は国内メーカーのエンジン使用が大前提だろう。
 英国と独国は台風を今後どうするのかな。トラ3で見切りを付けて、新規に戦闘機を開発する可能性はあるのかな。
 ただいずれにせよ共同開発となると、開発費が安くなるとはいえ、色々とゴタゴタしそうではある。
>>[123] 黒田如風様

昨年の秋の経済記事ですけど、EADSのリストラの件で、Typhoonの受注の増加が見込めないため
生産ラインを縮小してトランシェ2の生産を予定より3年引き伸ばして、余剰人員を他の部門に
異動させるとありました。
ドイツ政府も、雇用確保のために民間機へのシフトが必要とのコメントをしています。
トランシェ3の量産も2017年後半か2018年のようですので、英仏との国際共同開発も
ありがたいですけど、トランシェ3の開発自体先行き不安ですから、
イスラエルのように独自仕様のF-35の開発の方が、技術力の向上になるのではと思います。

F-35の開発には、当初から多数のイスラエル企業が参加していますし、
SDDには、人員を派遣し費用も負担してます。
また、プログラム開発についても、自国兵器を搭載可能にするためのプログラマーを派遣してます。
もともと、イスラエル製の部品が使われていますが、イスラエルが関わっていない、
主翼なども生産することが決まっていて、日本が製造できる部品の範囲は、エンジン以外は、
イスラエルも製作します。
機体組立については未定みたいです。

日本製部品がイスラエルに使われると騒いでいますが、昨年夏のイスラエルと米国の合意で
オフセットが決まりましたので、イスラエル向けの機体については、最大で19機までが米国内で
生産した部品で製造し、それ以降はイスラエル製の部品が使われるとなっています。

やはり、イスラエルのように技術力を維持向上するには、F-15の近代化改修を、
ボーイング社と協力して、F-15SAの技術を供与して貰った方が、
今後のためのような気がします。

機体の製造技術は有るのですから、2030年頃の米軍の新型戦闘機と技術協力しての、
国産機の開発も有り得るかもしれません。
F35ミサイル共同開発へ=武器三原則緩和受け−日英(2014/01/25-05:41)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014012500046

 防衛省は英国との間で新型戦闘機F35用のミサイルを共同開発する方向で検討に入った。政府が2011年に武器輸出三原則を緩和したことを受けた措置で、13年6月に合意した化学防護服の開発に次ぐ協力となる。複雑化する安全保障環境をにらみ、米国の同盟国である英国とも一段の関係強化を図るのが狙いだ。
 日本は航空自衛隊の次期主力戦闘機に、米英など9カ国が共同開発した新型ステルス機のF35を決定。英国も空軍と海軍にF35の導入を予定している。レーダーに捕捉されにくいF35は機体内にミサイルを格納する構造のため、採用国は新型ミサイルの開発動向に関心を持っている。
 英側はF35用の新型空対空ミサイルを他国と共同開発したい考えで、ミサイルに搭載する制御コンピューターの技術に優れる日本に協力を要請。日本も防衛技術の海外展開につながると判断した。 
 日本政府は11年12月に官房長官談話で武器輸出三原則を緩和し、「わが国の安全保障に資する」場合は、米国以外の欧州諸国などとの防衛装備品の共同開発や生産への参加を可能とした。日英両政府は化学防護服の開発合意を受けて13年7月、装備品共同開発での技術協力や、日本の事前同意なしに開発品の第三国供与を禁じることなどを定めた協定を締結。今回の共同開発もこの枠組みで行う。
 英国はF35のパイロット養成用のシミュレーターについても共同開発したいと打診したが、空自は米国との協力を優先するとして見送った。
F35用の新型空対空ミサイルを英国と共同開発とは予想の斜め上だった。
よく知らない物で。
英国の軍事技術て優れものですか?

RR社のジェットエンジンが一番に頭に浮かびます。


日本と英国でどんなミサイルが出来るのか、興味わきますね。笑



>>[129] 、ありがとうございます。
日英で中距離の空対空ミサイルの開発てイメ−ジですかね。

F35用ですから、アメリカも採用ありかも?
>>[127]

F-35の全周囲攻撃可能というのは、動力銃座を(以下略
三菱重がF35胴体生産で英BAEと交渉、国際プロジェクト初関与
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA0Q05I20140127?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0

 三菱重工業)が、新型戦闘機F35の機体の一部生産に向け、英BAEシステムズと交渉していることが明らかになった。

 複数の関係者によると、F35の開発に参画しているBAEから、後部胴体の生産を請け負う方向で調整している。BAEは各国が購入するF35にこの後部胴体を供給する方針で、日本企業が国際的な兵器プロジェクトにかかわる最初のケースとなる。

 しかし、生産設備の投資には数百億円かかる見込み。三菱重工は採算性を慎重に見極めた上で、生産に乗り出すかどうかを最終決定する。

 F35はレーダーに捕捉されにくいステルス機で、米ロッキード・マーチンを中心に英国やイタリアなど9カ国の政府や企業が共同開発している。

 日本政府は開発に参画していないが、防衛産業の維持・育成のため、国内企業が部品などの生産に加われるよう、防衛装備品の輸出を禁じた武器輸出三原則の例外扱いにした。

 これまでにIHIがエンジン部品を、三菱電機がレーダー部品を製造することが決定している。三菱重工も機体の最終組み立てを請け負うことが決まっているが、関係者によると、さらに後部胴体を製造し、BAEに納めることで両社は詰めの協議をしている。

 「機体全体のどのぐらいの割合を三菱重工が手掛けるのかや、必要な技術移転の内容については、ほぼ決まった」と、関係者の1人は話す。

 BAEは三菱重工が生産する胴体を、各国が購入するF35向けに供給する方針。IHIと三菱電機が手掛ける部品は、まずは自衛隊が配備するF35向け、三菱重工が組み立てる機体も国内向けだ。

 三菱重工とBAEの協議が最終決定すれば、日本の防衛企業が国際的な兵器開発プロジェクトの部品供給網に初めて関わることになる。

 問題は採算性。新たな生産設備の設置には数百億円かかる見込み。三菱重工が試算している製造コストが、BAEの提示する納入価格を上回っているという。三菱重工は政府からの資金支援の可能性を探っているが、限られた防衛予算の中、最終決定までには時間がかかる可能性がある。

 BAEの広報担当者はロイターの取材に対し、交渉の事実は認めたものの、詳細は明らかにしなかった。三菱重工と防衛省はコメントを控えた。

 F35は航空自衛隊の次期主力戦闘機で、防衛省は老朽化が進むF4戦闘機の後継機として42機を調達する計画にしている。世界では数千機が生産される見通し。


平成のゼロ戦、「心神」が年内初飛行へ 
第6世代戦闘機となる"カウンターステルス機"の礎 | トレンド - 東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/35849

 宮崎駿監督の最後の長編アニメ映画「風立ちぬ」、そして百田尚樹原作の「永遠の0(ゼロ)」の興行ヒットで、ゼロ戦(零式艦上戦闘機)への人々の関心や哀愁の念が高まっている。そんな中で、日本人の心をさらに引きつけそうな呼び名を持つ「平成のゼロ戦」が今年中に登場する。

 将来の国産ステルス戦闘機の試作機となっている「先進技術実証機」(通称・心神=しんしん)が、年内に初飛行するのだ。小野寺五典防衛相が4月10日の参議院外交防衛委員会で、心神の今年中の初飛行を改めて明言した。

 防衛省技術研究本部(技本)の関係者は「もともとゴールデンウィーク明けの5月にも心神をマスコミ陣にロールアウト(お披露目)する予定だったが、数カ月遅れている。初飛行は今年ぎりぎりになるかもしれない」と述べた。

○ゼロの遺伝子を持つ「心神」

 試作機とはいえ、事実上の「日の丸ステルス機」の第1号となるのが、心神である。技本は、1995年度から「実証エンジンの研究」を開始。2000年度からは機体のステルス性能試験やエンジン部分の推力偏向装置の開発を目的とする「高運動飛行制御システムの研究」も併せて実施した。そして、2009年度からは8カ年計画で「先進技術実証機」の予算項目の下、心神の機体製造や飛行試験など試作費用だけで392億円の予算を確保していた。

 心神は現在、主契約企業の三菱重工業が、ゼロ戦を生んだ同社の名古屋航空宇宙システム製作所(旧・名古屋航空機製作所)の小牧南工場で、初飛行前の最後の大仕上げ作業が施されている。つまり、心神はゼロ戦と同様、名航で誕生するわけであり、その意味で「ゼロの遺伝子」を受け継いでいるといえる。今年後半の初飛行での成果を踏まえ、2016年度までに開発を終える予定だ。

 そもそも「心神」という名称の由来は何なのかが気になるだろう。もともとは、技本の中の人間が愛称として使うようになって、それが定着したのだという。

 近代日本画壇の巨匠である横山大観が、富士山を日本の「心神」と呼んでおり、富士山の絵を、多く描いたことで知られる。たとえば、1954(昭和29)年5月6日付の朝日新聞の記事の中で、横山は次のように富士山について述べている。「古い本に富士を『心神』とよんでいる。心神とは魂のことだが、私の富士観といったものも、つまりはこの言葉に言いつくされている。・・・(エベレスト)は世界最高の山だけに、さすがに壮大で立派だった。・・・素晴らしい壮大な山だとは思ったが、富士を仰ぐ時のような、なんというか清々とした感情はわかなかった。富士は、そういう意味でも、たしかに日本の魂だと、その時も思ったことだ」。

 つまり、心神という名称には、「日本の魂」という思いが込められているようだ。

 心神の特徴は、優れたステルス性と機動性にある。敵レーダーに探知されずに敵を捕捉できる高いステルス性能、先進アビオニクス(航空機搭載の電子機器)、耐熱材料など、日本企業の技術を活用した高運動性を武器とする。

 エンジンは双発。IHIが主契約企業となってアフターバーナーを備えたツイン・ターボファン方式のジェットエンジンXF5-1を開発した。最大出力は各約5トンで、2つ合わせて10トン級。各エンジンの出力方向を機動的に偏向するためのエンジン推力偏向パドルをエンジンの後方に3枚ずつ取り付け、エンジンの推力を直接偏向できるようにした。

 この推力偏向パドルと、エンジンと飛行双方の制御を統合化したIFPC (合飛行推進力制御)技術によって、「従来の空力舵面では不可能な高迎角での運動性を実現した」と技本は説明する。つまり、この高度な制御技術を使えば、これまでだったら迎角が50度を超えて失速しそうな飛行場面でも、機体制御が可能となり、空中戦での戦闘能力が高まるとみている。

 このほか、主翼と尾翼は富士重工業、川崎重工業が操縦席を製造している。機体の約3割に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が使われ、軽量化されている。

心神は全長14.2メートル、全幅9.1メートル、全高4.5メートルの単座式だ。「世界最強のステルス機」とされる米国のF22やF2よりは小さく、T4中等練習機よりは大きい。最大速度は明らかになっていない。

 心神は、F2戦闘機の後継機となる将来の「第6世代戦闘機」であるF3の生産に向けたプロトタイプ(研究試作機)である。つまり、防衛省は、心神を「第5世代戦闘機」と呼ばれる現在のステルス機の上を行く、「第6世代戦闘機」のカウンターステルス機の礎にすることを目指している。

航空自衛隊(空自)は昨年3月末現在で、ベトナム戦争で名を馳せた第3世代のF4を62機、主力戦闘機である第4世代のF15を201機、そして、米ゼネラル・ダイナミクス(後にロッキード・マーチンが軍用機部門を買収)のF16Cをベースに日米で共同開発された第4世代のF2を92機それぞれ有している。

 このうち、老朽化して退役が迫ったF4の後継機として、2011年12月、民主党時代の野田佳彦政権の下、日本政府は米国主導で国際共同開発中のF35を次期主力戦闘機(FX)として選定した。

○部隊配備は2030年代前半か

 F2の後継機となるF3だが、開発の開始時期から考えて部隊配備は2030年代前半になってから、とみられている。このため、2030年代後半から退役が始まるF2の後継機となることが可能だ。しかし、2020年代後半から減勢が始まるF15の後継機となるのは時間的に厳しそうだ。技本の幹部は、「F3はF15の後継機としては間に合わない。F35がF15 の後継機となる」と打ち明ける。

 ただ、こうなると、現在はF4、F15、F2の三機種体制が、将来はF35とF3の二機種体制になりかねない。設計ミスが見つかったり、原因不明の墜落事故を起こしたりして、両機に同時に「飛行停止措置」がかかった場合、運用可能な戦闘機がなくなってしまう。実際、2007年には一時的とはいえ、F15とF2が同時に飛行停止となり、老朽化したF4のみが日本の空を守る事態に陥ったこともある。

 防衛省は、心神の開発を通じて得た次世代戦闘機に必要な技術やノウハウを生かし、今後数十年間でi3(情報化、知能化、瞬間撃破力)とカウンターステルス能力を備えた第6世代戦闘機を製造する計画だ。中国やロシア相手で戦闘機の数的な劣勢に立たされる中、日本企業が世界に誇る素材技術、パワー半導体デバイス技術、優れた耐熱材技術を活かすことを目指す。開発費用について、防衛省は「開発段階では、機体規模にも依存するが、5000億〜8000億円規模の経費が必要」と見積もっている。

 ステルス戦闘機をめぐっては、中国が2011年にJ20(殲20)の初飛行を実施。ロシアも2010年からT50のテスト飛行を繰り返している。両国とも数年以内に配備すると見込まれている。ただ、技術の進歩は速く、将来的には次世代型のステルス戦闘機の主流が有人機ではなく、無人機になる可能性もある。既に、無人ステルス戦闘攻撃機として、米国のX-47B、フランスのニューロン、英国のタラニス、そして、中国の利剣がそれぞれ初飛行やテストフライトを終えている。これら次世代の無人攻撃機は将来、対地攻撃だけでなく、空対空の戦闘を可能にする十分な戦闘能力を持つかもしれない。

 小野寺防衛相は4月10日の参議院外交防衛委員会で、F2の後継機となる将来戦闘機を国産、あるいは国際共同開発のどちらかにするか、2018年度までに最終判断すると述べた。しかし、国産計画には米国からの反対にあう可能性がある。事実、1980年代のFSX(次期支援戦闘機)開発をめぐる日米交渉でも、日本は米国からエンジンを輸入せざるを得ない弱い足元を見透かされて、F2の日米共同開発に追い込まれた。

 FSX紛争に限らず、ステルス技術といった軍事技術ナショナリズムをめぐっては、同盟国とはいえども、米国は日本に対してシビアな態度をとってきた。軍事技術は秘匿性が高いので、当然と言えば当然だ。米政府と米議会は結局、日本を含めたF22の外国への売却を禁止し、同機を次期主力戦闘機の有力候補としてアテにしていた空自は大いに翻弄された。

 心神のステルス性能についても、当初、日本は国内に試験施設がないため、米国に施設利用を依頼。ところが、米国はこの依頼を拒否。結局、フランスが2005年9月、自国の国防省装備局の電波試験施設の利用を快諾した。米国は後のF22の対日禁輸同様、その時も日本のステルス技術向上を嫌がった、とみられている。

○国産化を恐れる米国の介入を懸念

 昨年12月に閣議決定された中期防衛力整備計画(2014〜18年度)では、将来の戦闘機について「国際共同開発の可能性も含め、戦闘機(F2)の退役時期までに開発を選択肢として考慮できるよう、国内において戦闘機関連技術の蓄積・高度化を図るため、実証研究を含む戦略的な検討を推進し、必要な措置を講ずる」と記されている。

 F2後継機の国際共同開発の可能性について、10日の参議院外交委員会では、航空自衛官出身の自民党の宇都隆史参議院議員が小野寺大臣に迫った。宇都議員は、日本独自の技術力で戦闘機を開発する方が国内産業界にとっても日本の防衛政策にとっても重要で、原則、国産を目指すべきだと小野寺大臣に質した。

 これに対し、小野寺大臣は「将来戦闘機についてはわが国独自の戦闘機開発技術が重要であること。当該技術が民間の他の分野に応用できるという波及効果を有していること」を認めたもの、将来の戦闘機の具体的な要求性能や日本の技術到達レベル、コスト面での合理性などを総合的に考慮して国産か国際開発かを決めていく考えを示した。

 防衛省では、F3を国産にし、ライフサイクルコストなど4兆円規模の新規需要が発生した場合、約24万人の雇用創出効果があると試算している。また、心神自体も、95%が国内で製造され、約1000の部品メーカーや製造業者に新たな雇用をもたらしたと説明している。

 米国による政治的な圧力や日本の財政赤字の増大がともに懸念されるなか、政治家や産業界、米国を巻き込んだ国産・自主開発派と国際共同開発派の攻防が待ち受けていることは間違いない。心神の初飛行によってその攻防の幕が切って落とされることになるだろう。

(終わり)
『韓国・豪機も念頭…F35整備拠点、日本誘致へ』
2014年07月09日 15時38分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140709-OYT1T50077.html

 【フォートワース(米テキサス州)=岡部雄二郎】小野寺防衛相は8日(日本時間9日)、米テキサス州フォートワースで、航空自衛隊が導入を決めている最新鋭のステルス戦闘機「F35」の工場を視察し、アジア太平洋地域のF35の整備拠点を日本に誘致する考えを明らかにした。

 日本の防衛産業の活性化や技術力の向上につなげる狙いがある。

 小野寺氏はロッキード・マーチン社の工場を視察後、「世界的に今後配備が行われる機種であり、地域で整備を行うアジアの拠点が日本になればいい」と記者団に述べた。日本が導入するF35の組み立ての一部は、愛知県豊山町の三菱重工業小牧南工場で行われる予定で、小野寺氏は、整備拠点の誘致先は同工場になるとの見通しを示した。すでに米政府と協議を始めているという。

 F35は「第5世代」と呼ばれるレーダーなどに探知されにくい最新鋭のステルス戦闘機。米国や英国、オーストラリアなど9か国が共同開発し、韓国も導入を決めている。小野寺氏の発言は、米軍のほか、韓国やオーストラリアなどがF35を導入した際の整備を請け負うことを念頭に置いているとみられる。政府は昨年3月、F35の部品輸出を武器輸出3原則の例外として認める官房長官談話を発表し、国際共同開発への日本の参加が可能となっている。
『防衛相 F35 コスト下がれば増加検討も』
7月9日 14時54分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140709/k10015864353000.html

 アメリカを訪れている小野寺防衛大臣は、自衛隊が導入する次期戦闘機F35の製造工場を視察し、生産数が増えて調達コストが下がれば現在の計画よりも購入する機数を増やす検討を進める考えを示しました。

 小野寺防衛大臣は日本時間の9日朝、テキサス州フォートワースにあるロッキードマーチン社を訪れ、レーダーに探知されにくいステルス性能を持ち、自衛隊が導入する次期戦闘機F35の製造工場を視察しました。小野寺大臣は組み立てラインや完成した機体を見ながら、8月から自衛隊に納入される機体の組み立てが始まることなど説明を受けました。
 防衛省は自衛隊に42機のF35を導入し、最初の機体が青森県の三沢基地に配備されるほか、愛知県の三菱重工業の工場では組み立て製造を請け負うことも決まっています。
 視察のあと小野寺大臣は記者団に対し、「各国で生産体制が拡充し、機数も増えて1機当たりのコストが下がるなら、全体としての機数を考えることも重要だ」と述べ、購入する機数を増やす検討を進める考えを示しました。また、小野寺大臣は三菱重工業の工場について「アジア地域の整備拠点としての役割を果たせるような体制を整備したい。日本の技術の進歩にもつながるので、防衛省としてもサポートしていきたい」と述べました。
日本でF35整備=米軍、アジアの拠点設置へ @時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201412/2014121700887&g=pol

 米軍の最新鋭ステルス戦闘機「F35」のアジア太平洋地域での整備拠点が日本に設置されることが17日、分かった。日本政府関係者が明らかにした。在日米軍の運用面での利点や日本企業の技術力に加え、航空自衛隊が次期主力戦闘機として2017年度からのF35導入を決めていることなどが評価され、日本が選ばれたとみられる。
 日本で整備するのは空自が導入する42機や、在日米軍が17年に配備する機体。整備はF35組み立てなどを担当する三菱重工業やIHIが受注する方向だ。オーストラリアや韓国もF35の配備を決めており、それらの機体整備も日本で行う可能性がある。
 F35の整備拠点に関しては、小野寺五典防衛相(当時)が今年7月、製造元の米テキサス州のロッキード・マーチン社の工場を視察し、誘致の意向を表明していた。 
 F35は米国が英国などと共同開発した戦闘機。レーダーに探知されにくいステルス性能に優れている。米側は米本土以外にも整備拠点を設ける方針で、イタリアとトルコでの拠点設置が決まっている。(2014/12/17-20:03)

F-16戦闘機を共同設計したレジェンド、Pierre Sprey氏が「F-35は駄作だ」と言ってます。

F-35は本当に生まれつきどうしようもない飛行機だ、構想そのものバカなんだ、動けないし、運べないし、丸見えだし、どうせその場凌ぎだから何度も何度もヘマするだろう、まったく忌むべきことだ、というんですね。

言われてみればF-35って、何度も何度も飛行禁止になってる気もしますね。1兆ドルの駄作、か…。

動画でどうぞ。


訳)

F-35は、ありえないほど愚かな空軍の誇大広告のために生まれた。

そのミッションは、空軍が「ハイ・ロー・ミックス」と呼ぶ配備の半分を受け持つことだ。恐ろしく高価で恐ろしく”ケーパブル”なF-22が1機あって(ハイ)、残りの雑用はもっと安く大量に買える汎用機がやる(ロー)、このローを受け持つのがF-35、という発想。

だがね、この「ハイ・ロー・ミックス」という発想からして、そもそも空軍がPRのため考えたでっち上げなんだ。大体、70年代からあるんだから。よくこんなに長くもったもんだと思うよ(笑)。

70年代、空軍の花型はF-15だった。エンジン2基、あの時代では質・サイズともに最高、重量5万ポンド弱、巨大レーダー…空軍が思いつく派手な装備は全部盛りさ。デカくて高価な飛行機をつくること、それが彼らの求めてるものだった。

Boyd空軍大佐とは開発に向けて話し合いを持ったが、あまりにもジャンクがてんこ盛りだったので、われわれは辞退した。

そのうちお役所仕事のゴリラがいろいろ地下でうごめいて、ほんでできたのがF16だ。サイズも半分、コストも半分、もっともっとハードな飛行機ね。

(聞き手「F-35を駄作と呼んでおられたようですが」)

おう言ったとも。だって駄作だから。あれは生まれつきどうしようもない飛行機だ。なぜなら、バカな発想から生まれた飛行機だからね。

マルチミッションの飛行機つくろうと考えた時点でもう終わってる。クロスサポートでしょ、空対空でしょ、ディープ・インターディクション・ボミング(後方地域への阻止爆撃)でしょ、それもこれも積めって、そんなの絶対ムリ、できっこない。何度も何度も失敗するのは目に見えてる。

(聞き手「戦闘能力は?」)

空戦ではまったく戦えない。マヌーバできんからな。

(聞き手「地上部隊の支援機としてはどうですか?」)

ダメダメ。あんなちっこい翼じゃ長く飛べない。めちゃ燃費悪いから1時間か、せいぜいもって1時間半だ。

(聞き手「じゃあ何に使えるんですか?」)

なんにも使えん。だから駄作って言ったろ。しょうもない爆撃機なんだよあいつは。

(聞き手「ステルス性は?」)

あのね、まず最初に言っておきたいんだが、「ステルス」っていうのはでっち上げなんよ。隠れないんだから。レーダーは1942年にできた、ブリテンの戦いのときのレーダー、あれで世界中のステルス戦闘機は現代のものまで含め、すべて検知できる。(以下、例外のことも少し触れる)

(聞き手「つまりなんですか、ひどい飛行機だと。戦闘もだめ、地上兵力も守れない、ロクでもない爆撃機で、メーカーがどう言おうと断じてステルスではないと、そう仰るんですね?」)

正解(7:29)。よくぞまとめてくれた(笑)。

(聞き手「なら、なぜこんなもの作ったんですか?」)

金じゃよ。金をつかうこと、それがこの飛行機のミッションだ。米議会からロッキードに金を送る。それがこの飛行機の真のミッションなのさ。


image: U.S. Air Force photo by Jim Hazeltine

Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文]


*要するに、米海兵隊同様にF35は全部が何の意味のない存在ってこと。
残念でした、チャンチャン!!
最新鋭ステルス戦闘機「F35」の宿命的欠陥

David Axe

[14日 ロイター] - 6月23日に米フロリダ州の空軍基地で出火事故を起こした最新鋭ステルス戦闘機「F35」。米国防総省は、エンジンの追加検査が完了するまで全機を飛行停止としたが、今回の事故は、数千機に上る米軍の戦闘機が確実には飛べなくなる事態さえ予感させるものだ。

公平のために記すと、米国防総省は戦闘機が事故や故障を起こした際、原因の究明と問題の解決のため、一時的な飛行停止はこれまでも通常運用として行ってきた。しかし、今回の事故には真に懸念すべき理由がある。F35が戦闘には不向きであることを示しかねない設計上の深刻な欠陥を映し出しているかもしれないからだ。

まず第一に、ロッキード・マーチン製のF35は単純に言って、あまり成功を収めているとは言えない。米国防総省は2007年以降、少なくとも13回はF35の一時飛行停止を余儀なくされた。その多くはプラット・アンド・ホイットニーが製造する「F135」エンジンが原因で、特に、エンジンのタービン翼が問題となってきた。一次飛行停止の期間は、長くても2─3週間程度だった。

オランダの航空宇宙専門家で、戦闘機情報サイトのJSFニュースの編集者であるヨハン・ベーダー氏は「エンジンの同じ個所で問題が繰り返されていることは、F135エンジンの深刻な設計上かつ構造上の問題を示しているかもしれない」と述べた。

プラット・アンド・ホイットニーは度重なる不具合に終止符を打とうと、F135エンジンの全面的な再設計をすでに行っている。しかし、エンジニアにできることは限りがある。F35の開発初期段階でエンジンの問題は議論を呼んだが、米国防総省は双発エンジンではなく単発エンジンを選んだ。単発を採用することでコスト低下には寄与するかもしれない。しかし、F35のケースでは、その決断は「自滅」だと言わざるを得ない。

なぜなら、F35は基本設計に空軍と海兵隊、海軍の要望を取り入れた結果、構造が複雑になっているからだ。航空機の設計では、複雑さは重量に直結する。F35の重量は燃料満載時は35トンと、単発戦闘機としては極めて重い。

対照的に、従来の「F15」戦闘機は重量40トンだが、エンジンは双発だ。F35は速度と操縦性を保つため、F135エンジンに戦闘機史上最大の推進力が求められる。

そうした推進力を実現すれば、エンジン部品には過度なストレスがかかるため、F35が高い頻度でエンジントラブルに見舞われるのも驚くには当たらない。そして、たとえ史上最大の推進力を生むエンジンを積んだとしても、F35は「鈍重」な戦闘機だ。ワシントンの非営利組織「政府監督プロジェクト」で軍改革について研究するウィンスロー·ウィーラー氏は、F35を「重くて動力不足の失敗作」と呼ぶ。

米軍と密接な関係があるシンクタンク「ランド研究所」のアナリスト2人は2008年、F35の戦闘能力を分析する目的で、コンピューターを使って中国との空中戦をシミュレーションした。結果は衝撃的な内容だった。

同仮想演習に関する報告書を執筆したジョン・スティリオン氏とハロルド・スコット・パーデュー氏は、「F35は二重の欠陥がある」と指摘し、「曲がれず、上昇できず、動けない」と警告していた。

とはいえ、F35は米軍史上で最も多く使われる戦闘機になるべく歩を進めている。F35は、空軍と海兵隊が使う現行戦闘機のほぼすべてを置き換え、海軍では「F/A18」戦闘機を補完する位置づけとなる。米国防総省は、向こう数十年でF35を約2400機導入する計画。その費用は総額4000億ドル(約40兆7000億円)だ。

好むと好まざるとにかかわらず、F35は米国の空軍力の未来を担う。他の選択肢も限られている。開発がスタートした1990年代以降、ロッキード・マーチンのエンジニアたちは設計に多くの時間を費やした。仮に新たな戦闘機にこれから取り掛かるとすれば、国防総省は10年以上は待たされることになるだろう。その間、他の国に戦闘機の設計で先を越されるかもしれない。ロシアと中国、日本はいずれも新型ステルス戦闘機の開発を進めている。

基本的な設計的欠陥は今後数十年にわたり、F35を苦しめる可能性がある。それはつまり、米国の国家安全保障が危機にさらされる可能性もあるということに他ならない。

<関連ニュース>

◎日本はF35を42機購入する予定。現在保有している旧型のF15戦闘機100機について新型機との交換を決定する際に、F35を追加発注する可能性がある。 続く...
日本も電磁カタパルトを使った軽空母を持てばいいかもしれませんね。
将来的には、ですが。

電磁カタパルトは中国も開発中だそうですし、日本も開発できるかもしれません。
何十年も前からリニヤモーターカーを作ってきましたから、技術的蓄積はあると思うのです。
また、電磁カタパルトがもしできれば、現在保有しているヘリコプター護衛艦も、本格的な軽空母改造が可能になります。
ほんまかいな(笑)

●米ボーイングが韓国次期戦闘機事業不参加を決定、ナッツ・リターンが影響・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150123-00000039-xinhua-cn

もし本当にそうなら、この記事を読み解くための文脈は、

「大韓航空経営者一族による政治力(政界&官僚への裏口干渉力)が、ナッツ・リターン事件で影響を受けて、表口からのアプローチしか出来なくなったので、受注の可能性を見限ったB社が撤退」

というところかしら。
>>[145]
わかりません。ニ三通りの可能性があると思いますが、いずれにせよ、書かれていることが結論なのでしょう。韓国の企業も悪い意味でアジア的だったかな。
しかし、考えてみれば、艦首の大型ソナーを取り除けば、バランス面での支障もきたさずにスキージャンプ甲板の設置が可能なんですね。今の空母型DDHにも。電磁カタパルトの開発の必要もないかもね。
○政府、国産ステルス戦闘機「F3」開発へ 戦後初、エンジン製造にめど 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150316-00000000-fsi-bus_all
SankeiBiz 3月17日(火)8時15分配信

 政府は航空自衛隊の戦闘機「F2」の後継機となるステルス戦闘機「F3」(仮称)を開発する方針を固めた。ステルス機用の強力なエンジン(推力15トン)の開発にめどがつき、国内技術だけで高性能戦闘機を製造できる見通しが立った。2015年度からエンジン開発を本格化するのと並行し、今夏から実験機による飛行試験を始める。米国との共同開発も視野に入れるものの、戦後70年の歴史で初めて世界有数の性能を持つ純国産戦闘機が誕生する可能性が出てきた。F3開発は数兆円規模を要する巨大事業となり、安全保障だけでなく経済、外交などさまざまな分野に影響が広がりそうだ。

 F3に搭載するステルス戦闘機用の「ハイパワースリムエンジン(HSE)」は「先進技術実証機(ATD)」と呼ばれる試験機に搭載された推力5トン級の「実証エンジン(XF5)」の技術を生かしながら、IHIと防衛省技術研究本部が開発する。15年度予算の事業として心臓部の圧縮機や燃焼機、高圧タービンの試作に着手し、18年度をめどに試作エンジンを仕上げる計画だ。

 世界的に見ても、15トン級の戦闘機用エンジンを作る技術を持っているのは米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)やゼネラル・エレクトリック(GE)、英ロールス・ロイス(RR)など数えるほどしかない。

 日本が戦闘機用のジェットエンジンを開発するのは初めて。これまでは純国産戦闘機を開発しようにも、米国からエンジンの供給がないと実現できないというジレンマがあった。1980年代に純国産の「次期支援戦闘機(FSX、後のF2)」を目指す動きがあったものの、最終的に米国との共同開発になった理由の一つもここにある。HSEの実現により初の純国産ジェット戦闘機の開発が視野に入る。

 一方、ATDは今夏にも飛行試験を始める。F3に搭載するステルス技術やエンジン噴射の角度をコンピューターで制御して直進時にも機体の向きを自由に変えられる「高運動性能」などの実験を、2016年度まで約1年半にわたって実施。集めたデータを基に、18年度までにF3の具体的な開発計画を決める。スケジュール通りに開発を終えれば28年以降に順次、部隊に配備する計画だ。

 「歴史的に大きな転換点になるだろう。日本にはステルス関連で、機体の構造や材料、エンジン回りの優れた技術がある」。左藤章防衛副大臣はフジサンケイビジネスアイのインタビューで、F3への期待をこう語った。先の大戦の中盤にかけ、日本は連合国の戦闘機を圧倒した「零(れい)式艦上戦闘機(零戦)」を開発するなど有数の航空機大国だった。しかし、戦後、GHQ(連合国軍総司令部)は軍需産業だけでなく、航空機産業も解体し、日本の航空機開発技術は世界に大きく立ち遅れた。

 日本にはF2(米国との共同開発機)と「F1」(退役済み)の開発実績はあるものの、「支援戦闘機(戦闘攻撃機)」として開発され、後に「戦闘機」に区分変更されたこの2機種の当初の主要任務は、侵攻してくる敵艦艇の迎撃。F2の一部部隊は外国機への緊急発進(スクランブル)任務にも対応しているが、戦闘機同士の戦闘能力はF2開発前から配備されている米国生まれの主力戦闘機、F15Jには遠く及ばない。

 これに対し、F3は対空戦闘で他国の最新鋭戦闘機を凌駕(りょうが)する性能を目指している。戦闘機は一国の航空機技術力の象徴といわれる。戦後70年を経て初めて視野に入った一線級の国産戦闘機は日本の航空機産業の復権にもつながる、まさに「歴史的転換点」になる可能性を秘めている。

 F3開発は需要創出を通じて経済にも貢献する見通しだ。左藤副大臣は「戦闘機開発には1100社以上が関連するので経済効果が大きい。雇用や新技術開発にもつながる」と指摘する。F3の調達機数は、退役するF2とほぼ同じ100機前後になる可能性がある。防衛省は、国産戦闘機の開発費用として5000億〜8000億円を見込んでいるが、戦闘機にはこのほか、製造や維持、改修、さらに耐用年数経過後の廃棄に至るまでさまざまな費用がかかる。

(続く)
(続き)
 同省が09年時点に実施した試算によると、100機のF2の全費用を合計した「ライフサイクルコスト(LCC)」は3兆3523億円に上る。新たに戦闘機100機の費用として国家予算から4兆円の支出が行われた場合、同省は受注する航空機産業などで6兆9000億円の需要が、さらに所得の増えた関連産業の従業員などによる消費拡大などで1兆4000億円の需要が生まれ、経済効果は合計で8兆3000億円に達すると試算。これに加え、24万人の雇用機会が生まれるとしている。(佐藤健二)
 ようやく、F-3が本格始動。
 産経が記事元なので、トバシじゃなきゃ良いけどw

 しかし下記の文面はどうかと思う。
『先の大戦の中盤にかけ、日本は連合国の戦闘機を圧倒した「零(れい)式艦上戦闘機(零戦)」を開発するなど有数の航空機大国だった』
 ゼロ戦のプロペラは、米国ハミルトン製のライセンス生産だし。
 ジェット機の菊花はドイツから技術供与だし。
 あの当時、世界的に見たら規模はそれなりだけど、先進国だった西欧と比べるとやはり格下だったと思う。
>>[150]
>産経が記事元なので、トバシじゃなきゃ良いけどw

・・ですね。
つーか、ラプターの構想開始時期から数えると、50年遅れての配備開始になりそうなんですけれど・・。
いまさら、いまから有人戦闘機やるかな〜?

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