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中国産食品不買運動展開中コミュの150トンの病死豚肉が市民の胃袋に、残留農薬は基準値の12倍―広東省

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 http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76205
                     RecordChina 配信日時:2013年8月31日 20時30分 Share (facebook)

30日、病死豚で製造された加工品150トンが中国・深セン市で販売されており、多くの市民が食べた可能性があることがわかった。加工品から検出された人体に有毒な動物用医薬品の量は基準値の12倍に上る。資料写真。

2013年8月30日、中国・広東省茂名市の農村には飼育頭数2000頭以上の大型養豚場が点在しており、病死豚で一儲けしようとしている人にとっては願ったり叶ったりである。広東省公安当局は29日、深セン市公安局によって摘発された病死豚の肉を違法に販売していた事件をめぐって、事件発覚前に茂名市の養豚場の病死豚で製造された加工品150トンはすでに深セン市で販売されており、多くの市民が食べた可能性があると発表した。加工品から検出された人体に有毒な動物用医薬品の量は基準値の12倍に上るという。羊城晩報が伝えた。

豚肉加工業者の周容疑者は、健康な豚肉が500グラム当たり7元から11元であるのに対し、病死した豚はわずか3元ほどであることから、豚肉加工品に病死豚肉を使用すれば非常に儲かると考えた。周容疑者は病死した豚を購入し、秘密裏に工場を建てて冷凍加工品の製造を始めた。

病死豚で製造された冷凍加工品は安全基準をクリアしたものと色や手触りも同じで、一般の人では見分けることはできない。これらの加工品は卸売業者を通して、最終的には深セン市内のレストランや小売業者などに卸され、多くの人が購入したと見られる。

2013年7月22日、深セン市の冷凍加工食品の卸売業者である李容疑者が販売している豚肉加工品が食品の安全基準を満たしていないことが発覚し、李容疑者の供述により事件の全貌が明らかになった。

事件に関わった卸売業者などが次々と逮捕されるなか、8月8日、ついに周容疑者及び共謀者らが逮捕され、工場からは3258キロに上る販売前の加工品が押収された。

押収された加工品から検出された動物用医薬品の量は残留基準値を12倍上回っており、肝臓疾患などの健康被害を引き起こす可能性がある。

周容疑者は、2012年に病死豚による冷凍加工品の製造を始めてから、すでに150トンを販売したと供述した。深セン市内全域の業者が利用する卸売市場で販売されていたことから、健康被害は広範囲に及ぶと見られている。(翻訳・編集/XC)

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